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 第28回 感謝祭          8月31日(日)

 例年夏休みの「締め」はこの感謝祭に行くことが多い。私企業の催しではあるが、「心意気」(志しというべきだが敢えてこの言葉を使いたい)の高い企業で、私が松戸の住む時にお世話になった不動産会社(当時)である。
 元社長、現会長の金本さんが、昔はアフリカ難民救済、10年程前から「アフガニスタンに学校を」という呼びかけの中心になり、市民に募金をもとに、4年前には実際にカブール近郊に学校を建設した企業である。金本会長は、実際に2度程、アフガニスタンに行かれていて、過去に私もその報告会を聞いたことがある。残念ながら2年程前から今現在にかけて、アフガニスタンの状況が厳しくなり、募金活動は行われているが学校作りはなかなか具体化出来ないでいる。
 28回目の感謝祭である。浪曲シンガー国本武春さんは、この感謝祭を通じて知った。このような形で顧客に還元する企業も珍しい。私は時間の許す限りはできるだけ参加するように努めている。ただし、今年の企画は申し訳ないが子ども、それも幼児向けで、参加を躊躇した。
 そこに、ペシャワール会の残念な結果である。3年前にアフガニスタンに行かれたことのある金本会長がどのような挨拶をされるのか、関心もあって、参加することにした。
13時30分から開演。開演前に金本会長と挨拶を交わした。



 第1部「歌のお姉さん&マジック&ピエロの愉快なコンサート」幼児は楽しそうであった。



 休憩後
 第2部の前に会長の挨拶と「アフガン カラエ・ワジル学校建設」のスライドがあった。会長も「ペシャワール会の人なら大丈夫ではないか」という希望的な観測を持っていたらしいが「残念な結果になった」と話しておられた。「給油活動が日本の危険を増していること、その金があったらもっとやれることがたくさんある」ということをいつも以上の時間をかけて話されていた。


 第2部のパパ・サラのフォークフォルクローレを聞きながら、南アメリカの諸民族の新たな力強い前進と、その一方で起きた、暴力の連鎖の中で殺された伊藤さんのことを思った。途中で帰るつもりだったが結局「みんな一緒に」の平和の祈りの歌も聴いてしまった。胸が一杯になった。
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2008.08.31 Sun l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲

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