県総合教育センター理科講座
化学の最新情報と先端工業化学の講座
8月20日(水)9時30分から17時
場所は日大生産工学部(習志野)フロンティア・リサーチ・センター。

先日の7月28日(月)に受講した県総合教育センター理科講座「センサーとロボット」教材開発講座で訪問した日大生産工学部ハイテク・リサーチ・センターのさらに奥にある。
プロジェクターの用意された会議室のような所でまず講義があった。



○超臨界水を反応場とした環境調和型化学合成プロセスの最前線
教授日秋俊彦

日大および生産工学部の概要説明後に超臨界水(高圧高温の水に溶質を溶かしたもの)の化学反応という研究の概要を話された。
次に清水氏の講義の予定であったがPC(Mac)とプロジェクターの相性が悪いようで調整のため講義の順序が入れ替わった。
○分子認識化学の挑戦~化学のチカラで生命に挑む~ 専任講師柏田歩
分子認識という概念で化学反応をとらえ生命化学のさまざまな反応を研究されている。


○超分子化学は何をもたらすか ~応用研究の最前線~ 教授清水正一



私の質問の答えによると超分子化学という概念は1970年代にノーベル賞を受賞したによって1980年代から研究されるようになった分野だそうだ。
○施設見学(教授日秋俊彦)(教授神野英毅)
学術フロンティア・リサーチ・センター
水生命工学リサーチ・センター




チタンで作られた容器。






超純水製造機
































超純水を作るという超純水製造機を見て、私の学生の頃は蒸留水あるいはイオン水あるいは純水という言い方しかなかったが、超純水とは何を基準としたものかな?と疑問に思った。どこからどこまでが超純水とするという規定はないようだが、電導性が著しく低いものとしているようだ。
学校に戻って、学部卒業3年目の理科の教師に聞くと今や学部の実験でも超純水は当たり前のように使っているそうだ。無論分析の分野での話である。
昼は12時30分から13時15分まで。
学生食堂が開いていたので正門近くにある食堂まで歩く。先日の7月の講座で入った職員食堂は開いていなかった。冷やしたぬきうどん大盛り420円。具がお粗末かな。
昼食後は場所を23号棟の実験室(学生実験を行う場所であろう広く、200人ほどがいっぺんに実験できそうな実験室である)に移動
<実習>
1または2を選択ということで私は1を選択した。1が10人ほど。2を5人が選択した。

テーマ1 専任講師部古川茂樹と院生2名
バイオディーゼル燃料(BDF)の実用化に向けて~合成方法とその意義~
バイオディーゼル燃料の概要説明後、実際に廃油(ごま油)から燃料を作る実験を行った。

テーマ2のコース 教授辻智也
天然ガス成分と水のクラスター~ハイドレートの高度利用~











唐揚げは廃油を作るパフォーマンスとして。休憩時に食す。










代表の燃料を使用(実際には5%ほどの混合燃料)してディーゼルエンジンを稼動させた。





圧縮空気による発火の実験も行った。

私もやらせてもらった。私はそのときにはうまくいかなかった。講座終了後の解散し、みなさん帰ろうとする時に雨が降り出して帰れなくなったので、私はもう数回チャレンジした。燃料の量を減らすとうまく発火した。ほんの少しの燃料を紙に付けることがポイントのようだ。

酵素を使ってBDFを作ったもの。




午後実験室に移動中に「戦前ここが騎兵師団の基地であったこと」を大学関係者と話したりして、馬頭観音が図書館の裏手にあるということを聞いていたので、帰りに寄ってみた。

戦中、戦後に建てられた師団の記念碑のようなものがいくつかあった。





現在の日大生産工学部と東邦大が当時の基地であったのだが、おもしろい?ことに塀を隔てて日大側と東邦大側に記念碑があるようだ。同じものかどうかは東邦大に回らないと確認できないが、日大側と同様に社も建っているのも見えた。


日大の隣が東邦大です。
日大と東邦大の正門から京成大久保駅にかけての10分ほどの通りは商店街になっているのだが、ひょっとすると戦前から軍関係者が利用するために出来上がった商店街であるのかもしれない。
こう考えるといまだに習志野駐屯地は自衛隊基地として存在していて、習志野は戦前は軍事基地の町であったといえるであろう。現在は、首都圏の中の代表的な住宅街であり文教地区となっている。空挺部隊で有名な広大な習志野駐屯地がはやく文教施設にでも転用されることを願いたい。
今日の講座も中身の濃いものであったが、先日の7月28日の日大での講座と同様に盛りだくさんの講座で休憩もほとんどない。しかし、それでも28日の講座よりは若干は余裕があったかもしれない。
化学の最新情報と先端工業化学の講座
8月20日(水)9時30分から17時
場所は日大生産工学部(習志野)フロンティア・リサーチ・センター。

先日の7月28日(月)に受講した県総合教育センター理科講座「センサーとロボット」教材開発講座で訪問した日大生産工学部ハイテク・リサーチ・センターのさらに奥にある。
プロジェクターの用意された会議室のような所でまず講義があった。



○超臨界水を反応場とした環境調和型化学合成プロセスの最前線
教授日秋俊彦

日大および生産工学部の概要説明後に超臨界水(高圧高温の水に溶質を溶かしたもの)の化学反応という研究の概要を話された。
次に清水氏の講義の予定であったがPC(Mac)とプロジェクターの相性が悪いようで調整のため講義の順序が入れ替わった。
○分子認識化学の挑戦~化学のチカラで生命に挑む~ 専任講師柏田歩
分子認識という概念で化学反応をとらえ生命化学のさまざまな反応を研究されている。


○超分子化学は何をもたらすか ~応用研究の最前線~ 教授清水正一



私の質問の答えによると超分子化学という概念は1970年代にノーベル賞を受賞したによって1980年代から研究されるようになった分野だそうだ。
○施設見学(教授日秋俊彦)(教授神野英毅)
学術フロンティア・リサーチ・センター
水生命工学リサーチ・センター




チタンで作られた容器。






超純水製造機
































超純水を作るという超純水製造機を見て、私の学生の頃は蒸留水あるいはイオン水あるいは純水という言い方しかなかったが、超純水とは何を基準としたものかな?と疑問に思った。どこからどこまでが超純水とするという規定はないようだが、電導性が著しく低いものとしているようだ。
学校に戻って、学部卒業3年目の理科の教師に聞くと今や学部の実験でも超純水は当たり前のように使っているそうだ。無論分析の分野での話である。
昼は12時30分から13時15分まで。
学生食堂が開いていたので正門近くにある食堂まで歩く。先日の7月の講座で入った職員食堂は開いていなかった。冷やしたぬきうどん大盛り420円。具がお粗末かな。
昼食後は場所を23号棟の実験室(学生実験を行う場所であろう広く、200人ほどがいっぺんに実験できそうな実験室である)に移動
<実習>
1または2を選択ということで私は1を選択した。1が10人ほど。2を5人が選択した。

テーマ1 専任講師部古川茂樹と院生2名
バイオディーゼル燃料(BDF)の実用化に向けて~合成方法とその意義~
バイオディーゼル燃料の概要説明後、実際に廃油(ごま油)から燃料を作る実験を行った。

テーマ2のコース 教授辻智也
天然ガス成分と水のクラスター~ハイドレートの高度利用~











唐揚げは廃油を作るパフォーマンスとして。休憩時に食す。










代表の燃料を使用(実際には5%ほどの混合燃料)してディーゼルエンジンを稼動させた。





圧縮空気による発火の実験も行った。

私もやらせてもらった。私はそのときにはうまくいかなかった。講座終了後の解散し、みなさん帰ろうとする時に雨が降り出して帰れなくなったので、私はもう数回チャレンジした。燃料の量を減らすとうまく発火した。ほんの少しの燃料を紙に付けることがポイントのようだ。

酵素を使ってBDFを作ったもの。




午後実験室に移動中に「戦前ここが騎兵師団の基地であったこと」を大学関係者と話したりして、馬頭観音が図書館の裏手にあるということを聞いていたので、帰りに寄ってみた。

戦中、戦後に建てられた師団の記念碑のようなものがいくつかあった。





現在の日大生産工学部と東邦大が当時の基地であったのだが、おもしろい?ことに塀を隔てて日大側と東邦大側に記念碑があるようだ。同じものかどうかは東邦大に回らないと確認できないが、日大側と同様に社も建っているのも見えた。


日大の隣が東邦大です。
日大と東邦大の正門から京成大久保駅にかけての10分ほどの通りは商店街になっているのだが、ひょっとすると戦前から軍関係者が利用するために出来上がった商店街であるのかもしれない。
こう考えるといまだに習志野駐屯地は自衛隊基地として存在していて、習志野は戦前は軍事基地の町であったといえるであろう。現在は、首都圏の中の代表的な住宅街であり文教地区となっている。空挺部隊で有名な広大な習志野駐屯地がはやく文教施設にでも転用されることを願いたい。
今日の講座も中身の濃いものであったが、先日の7月28日の日大での講座と同様に盛りだくさんの講座で休憩もほとんどない。しかし、それでも28日の講座よりは若干は余裕があったかもしれない。
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