教育の点数化に反対する
今日の赤旗に
競争教育さらに強化
中教審・高大接続特別部会方針示す
高校教育、大学教育の「質的転換」を進めるとして「達成度テスト」を利用して高校段階からよりいっそうの競争教育を強化していく方針
という記事が出ていた。
すでに、現場では年々教育の点数化が強まっている。
伝説のフォークグループ「フォーク・クルセダーズ」のメンバーだった「きたやまおさむ」の講演を聞いた。
以下は彼の講演を聞いた時のメモ
生きるための深層心理学 きたやまおさむ氏講演 精神科医 2013年12月1日(土)
松戸市民劇場にて 無料 主催 松戸市健康推進科
まず市長挨拶。松戸市で毎年100人が自死しているが、交通事故死は年10人ほど 危機的な状況に対してどうするか、について語ってもらえるのでは、という話であった。
北山氏の講演(写真撮影禁止)
自分のことをあまり知らない若い参加者も目につくので、まずは自己紹介的な話で
「なぜマスコミの世界に残らなかったのか(女房にも未だによく言われるのだが)。一言で言うとマス コミュニケーションよりもパーソナルコミュニケーションを大切にしたかったから」ということらしい。 「いま此処での1回限りの本物ので会いに手応えがあるから」とのことであった。「取り返しがつかな いこの時こそ、大切にしたい。」
35分程のこの自己紹介的なプロローグにきたやま氏の言いたいことは詰まっていた。
(九州大学教授を退任し現在は白鴎大学副学長等大学教育関係の仕事をしている。67歳)
スライドショーで説明
(絵画や絵本の挿絵を多用して)
偽装と本質の二重性。 ギリシャ神話のオイディプスのコンプレックス
日本の神話から
「潔さ」の日本人
老醜をさらして行きていく、ことが大切。
「分けられない」という困難。AであってAでないものの曖昧さ。
「女の腐ったような奴」(自分自身、よく親から言われたようだ)
西洋の民話は醜さが愛によって救われる。
日本でも1960年代から変化が。民話、竜の子太郎。竜が母に。
多くの問題は時間が解決する。
恥や傷、そして罪悪感を置いていくことがゆるされる自然を大事にすること。
あわてず、ゆっくりと時間をかけて、やがてゆっくり「去る」こと
フクシマ 汚いものを簡単に流すことは出来ない。
これからの日本人は『きれいなもの⇄きたないもの』で解決出来ない。
ゆっくりと時間をかける。
だらだら生きる。
マイケルジャクソンや加藤和彦にならなくていい(ここに力が入っていた感じ)
嫌がられて伝説になろう。
「居座る夕鶴が与平を変える」
講演後の質問
1人の女性から「子どもが7歳で、注意することも多いが「お母さんはぼくに死んで もらいたいの」と言われて、どう答えれば良いのか分からない。」そして「旦那が潔癖性でどう対応し たら?」という質問しか出なかった。
間を置いて(きたやま氏が「こういうときは主催者から質問を」と言いかけたとき)私が質問した。「今日のチラシのきたやま氏の似顔絵は自筆か?」(違うそうだ)ということ
とつい先日に学校評価アンケートがやられたことを思い出して「教育現場 では業績評価や学校評価等がされることが多くなったのだが、教育を数字で評価することはできないのではないか?このような教育現場についてどう思うのか」の意見を求めた。
私の質問への答え
「自分で自分に名前を付けよう
自分の評価を大事にしよう
自分がどうなるのか が大事
私は教師の生き方を通して学んだ」(彼は京都での教師に恵まれたようだ)
明確な答えではないが、教育の点数化には反対であるというニュアンスだった。
講演後の私の感想
彼が言いたいのは、まずは自己肯定感が基本であること。ということであろう。
きたやまおさむ氏はやはり「ロマンチストなんだな」と思った。 私もそうなのだが。
今日の赤旗に
競争教育さらに強化
中教審・高大接続特別部会方針示す
高校教育、大学教育の「質的転換」を進めるとして「達成度テスト」を利用して高校段階からよりいっそうの競争教育を強化していく方針
という記事が出ていた。
すでに、現場では年々教育の点数化が強まっている。
伝説のフォークグループ「フォーク・クルセダーズ」のメンバーだった「きたやまおさむ」の講演を聞いた。
以下は彼の講演を聞いた時のメモ
生きるための深層心理学 きたやまおさむ氏講演 精神科医 2013年12月1日(土)
松戸市民劇場にて 無料 主催 松戸市健康推進科
まず市長挨拶。松戸市で毎年100人が自死しているが、交通事故死は年10人ほど 危機的な状況に対してどうするか、について語ってもらえるのでは、という話であった。
北山氏の講演(写真撮影禁止)
自分のことをあまり知らない若い参加者も目につくので、まずは自己紹介的な話で
「なぜマスコミの世界に残らなかったのか(女房にも未だによく言われるのだが)。一言で言うとマス コミュニケーションよりもパーソナルコミュニケーションを大切にしたかったから」ということらしい。 「いま此処での1回限りの本物ので会いに手応えがあるから」とのことであった。「取り返しがつかな いこの時こそ、大切にしたい。」
35分程のこの自己紹介的なプロローグにきたやま氏の言いたいことは詰まっていた。
(九州大学教授を退任し現在は白鴎大学副学長等大学教育関係の仕事をしている。67歳)
スライドショーで説明
(絵画や絵本の挿絵を多用して)
偽装と本質の二重性。 ギリシャ神話のオイディプスのコンプレックス
日本の神話から
「潔さ」の日本人
老醜をさらして行きていく、ことが大切。
「分けられない」という困難。AであってAでないものの曖昧さ。
「女の腐ったような奴」(自分自身、よく親から言われたようだ)
西洋の民話は醜さが愛によって救われる。
日本でも1960年代から変化が。民話、竜の子太郎。竜が母に。
多くの問題は時間が解決する。
恥や傷、そして罪悪感を置いていくことがゆるされる自然を大事にすること。
あわてず、ゆっくりと時間をかけて、やがてゆっくり「去る」こと
フクシマ 汚いものを簡単に流すことは出来ない。
これからの日本人は『きれいなもの⇄きたないもの』で解決出来ない。
ゆっくりと時間をかける。
だらだら生きる。
マイケルジャクソンや加藤和彦にならなくていい(ここに力が入っていた感じ)
嫌がられて伝説になろう。
「居座る夕鶴が与平を変える」
講演後の質問
1人の女性から「子どもが7歳で、注意することも多いが「お母さんはぼくに死んで もらいたいの」と言われて、どう答えれば良いのか分からない。」そして「旦那が潔癖性でどう対応し たら?」という質問しか出なかった。
間を置いて(きたやま氏が「こういうときは主催者から質問を」と言いかけたとき)私が質問した。「今日のチラシのきたやま氏の似顔絵は自筆か?」(違うそうだ)ということ
とつい先日に学校評価アンケートがやられたことを思い出して「教育現場 では業績評価や学校評価等がされることが多くなったのだが、教育を数字で評価することはできないのではないか?このような教育現場についてどう思うのか」の意見を求めた。
私の質問への答え
「自分で自分に名前を付けよう
自分の評価を大事にしよう
自分がどうなるのか が大事
私は教師の生き方を通して学んだ」(彼は京都での教師に恵まれたようだ)
明確な答えではないが、教育の点数化には反対であるというニュアンスだった。
講演後の私の感想
彼が言いたいのは、まずは自己肯定感が基本であること。ということであろう。
きたやまおさむ氏はやはり「ロマンチストなんだな」と思った。 私もそうなのだが。
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