2010年度第3回事務局会議+
千葉物理教育に学ぶ会+事務局会議報告
8月22日(日) 14時から16時まで (無料)
場所 県立松戸高校
第一化学実験室の予定でしたがコンピューター室に変更になりました。
内容
13時30分から受付 名古屋から新幹線で参加された方もいました。←スゴイ!
14時から16時まで
2010年科教協全国大会兵庫報告
千葉物理教育に学ぶ会
引き続き同じ会場で、高校の教師を対象にした物理を学ぶ自主学習会が17時30分まで行われました。
終了後の事務局会議
学習会まとめと2月の合宿に向けて検討しました。
『物理授業の情報交換&勉強会』(CPC)では懇親会もありました。
次回の『物理授業の情報交換&勉強会』(CPC)は
9月25日(土)15時から17時です。
会場は県立松戸高校第1化学実験室です。
『物理授業の情報交換&勉強会』CPCの趣旨
☆名称(仮称)
CPC、物理授業の情報交換&勉強会、リカックマクラブ
☆目的
・物理の授業に役立つ情報交換。授業でうまくいったこと、いかなかったこと。
・基本的な実験器具の扱い、実験方向、授業のコツなどの情報交換。
特に、若い方に基本的な事を伝える。
・上記の観点から、あまり突っ込んだ議論は行わない。
1対1など、決まった方しか発言しないような内容は途中で打ち切る。
・分からないことがあったら何でも聞け、そこに行けば元気が出るような場をつくる。
・物作りが目的ではないので、時間のかかる教材作り、工作などは基本的にやらない。
(工作中はみんな黙ってしまうので、それよりは情報交換、コミュニケーションを大切にする。)
・必ず2次会を設定する。
☆内容は各自 持ち寄り、
授業プリント、実験プリント、試験問題など、板書の内容、実験の紹介、面白グッズなど、
物理授業に役立ちそうなものならなんでもOK。
☆お互いに無理なく参加しやすいように、
事前の連絡など特に必要なし、
遅刻、早退、2次会からの参加もOK、という(YPCと同じような)気楽な雰囲気
☆参加の心得(コツ)
・分からないことはその場でどんどん聞いてみる。
・遠慮せずに、もらえる物は何でももらう。
・2次会でも、理科の話題で盛り上がろう。など
だそうです。
詳しいようすは、以下の『Read More』をクリック。
会場の県立松戸高校正門。

もと女子校らしい雰囲気も。しかし、この池は何年も水が張られていないようです。

中庭。

グランドと体育館。

早々と会場校のKさんが会場案内の準備をしてくれていました。

県立松戸高校は、芸術科があるので、ロビーには生徒の作品が多数展示されています。

4階コンピュータ教室。

14時から、まず今回の学習会のねらいを話し、科教協全国大会参加者を代表して、3人から報告や感想が話されました。

14時15分からいよいよ『千葉物理教育に学ぶ会』の開始です。
まず、大村さんから、孫の教科書(大日本)の力の学習のページを見た感想や意見を報告されました。

石井さんのお話。


約2時間熱く語られました。
12月28日・29日の『安房塾』<盛口さん主催の学習会>で、石井さんが2時間の講座を開くそうです。
宿泊希望の方は、野曽原さんが受付を行っているそうです。

『千葉物理教育に学ぶ会』後に、『物理授業の情報交換&勉強会』(CPC)を小1時間程行いました。
Kさんのおもしろおもちゃの紹介。

携帯のモーターを利用した『ヘクスバグナノ』というおもちゃ。セットで2000円ほどするものですが、手作り出来そうです。ムシ?だけで1000円程。

ひっくり返しても、自分で起き上がります。

Nさんの作用反作用の授業の紹介。
2月の合宿学習会で紹介されたものですが、今日の学習会に関連があるので、あらためて紹介されました。
多摩から参加されたSさんの科教協全国大会でもレポートされた中にも出ている、大型磁石を使った実験です。

風力台車に置いた帆と小型扇風機の間に開いた手を挟むと・・・。

大村さんのポリ袋に手を入れて水圧を確かめる、という実験紹介。

やられてみた方はあまりいないようで、あらためて水圧を実感していました。

化学ですが、Yさんの「消える色水」の紹介。

Tシャツにつけても、数秒で消えてしまいます。
何故だろうと生徒に考えさせて、いろいろ生徒自身に探求させる実験を行わせます。

手にたらしても、消えてしまいます。

酸素や二酸化炭素を加えてみます。
酸素では変化なし。二酸化炭素では色が消えてしまいます。

ようするに、酸性になると消えるのです。アルカリ性になるとまた青色に。
消える青い溶液の作り方
チモールフタレインを0.1%エタノールに溶かす。量は、ちょうどいい具合に消える量にする。試験管に入れたものがすぐ消えないのは二酸化炭素に触れる面積が少なくなるので、酸性になりづらい。

県立松戸高高校の普通教室。問題のPTAが設置したクーラーを確認しました。
文化祭に向けた準備の材料が置かれていました。
17時30分過ぎまで熱く学んだ学習会でした。
遠くから参加された方も少なくなく、みなさんの学習意欲の高さに感服しました。
全体で21名の参加者でした。若い世代が3分の1を占めました。

ファミレスに移動して、科教協ちばの事務局会議を行いました。
『千葉物理教育に学ぶ会』で話された要旨
大村さんの問題提起
大村さんの20年前の力の導入と今(孫の大日本図書の教科書)の力の導入が変わっている。<訳の分からないところから始まっている>言葉の使い方に疑問。<魚が釣り竿を曲げる>?。弾性の力の<の>の使い方がおかしい。
石井さん
ニュートンに帰れ
力をエネルギーで解決してはいけない
①
教科書の表現
バネが伸びたままで止まっているとき,ばねを下向きに引く力(1)と,ばねが上向きにちぢまろうとする力(2)とが等しくなっている。1つの物に(3),大きさが等しく,向きが反対の2つの力がはたらいて,その物が止まっているとき,力がつりあっているという。<1970年代の小6の教科書>
下向きの力や上向きの力には,そして1つの物には,何の力がはたらいているのか?
『おかしい』か『書けない』で良い。
“つり合い”と“つり合っている”では意味が違うという学者がいる。力がはたらくためには物がなければならない。力はものと一体である。
②
中学校学習指導要領
1989年
物体に力が働くとき反対向きに 力が働くことにも触れること
1999年
物体に力が働くとき反対向きにも力が働くことに 触れること
2008年
物体に力が働くとき反対向きにも力が働くことにも触れること
<力がはたらくには,物体が2つなければならないのに>「も」の位置が変わったり足されたりしただけ
③
中学理科 力はどのようなはたらきをするか
物体の形を変える ゴムが変形する
物体を支える ダンベルを持ち上げ支える。
物体の運動の様子を変える ボールの動きが変わる
机の垂直抗力が角柱(りんご)を支えている<上述の支えている、はこのように使われている>
<なになににはたらく力が弾性力で良いのか?>
押す力 引く力 で十分分かる
④
『作用・反作用の「・」を付けない』という程の配慮をしたい。
相互作用と言った方が相応しいか。ニュートンの言葉を直訳すると作用反作用。
小学校でも「ものとものは力を及ぼし合う」と教えられる。
1,同等性
壁を押すと壁が押す←→壁が押すと壁を押す
「と」や「も」を付けるとおかしくなる
『私が壁を押します。壁が私を押します。』これで良い。
弾性力が返す⇒分かりやすい?
f=kx フックの法則
f=-kx 弾性力
2,同時性
(イギリスの教科書も変)[Push on it, and it pushes back on you. とbackが入っている]
3,直接性
つり合いは3つの物体
作用反作用は2つの物体 [何かが媒介してはいけない]
4,原理性
なぜ作用反作用になるのか(説明してはいけない)ニュートンは剛体という概念を導入して、力と変形を論じるのを止めたのではないか。
“りんごと同じ大きさの弾性力が、机からりんごに及ぼされるのは何故か”の問いには
自然はそれほど豊かである。と認識すれば良い。
f = mα α→加速度⇒重心が移動する
外力 f によって、もの m が動く[α]ということは重心が動くこと
5,哲学性
物から学べ。
運動の法則の革新性を教えたい。力はものに付随する。この力によるものの運動が物質を進化させた。作用反作用の概念は、すぐれて、唯物論的である。
⑤
抗力 岩波理化学辞典(第5版)
面や線が物体に押されたとき,その力に応じて及ぼし返す力,面なのに垂直な成分は垂直抗力とよばれ,平行な成分は多くの場合に摩擦の力である。(物理の項目は8人の執筆者による)
弾性:変形させられた固体がもとの形に戻ろうとする性質を弾性という。このときの力を弾性力という。(実教出版)。何にはたらいているのか f=-kx
高い所にある物体は 元の位置に戻ろうとして 落下する 本来の位置
形の変わった物体は 元の形状に戻ろうとして 引き返す 本来の形状
[この表現はアリストテレスだ]
ニュートン(1643年~1727年)
万有引力の法則1665年22歳 自然哲学の数学的原理1687年44歳
重要事項
1,作用反作用の説明はしない。
2,力の学習ではエネルギーという語を使わない。分子運動は使わない。
3,力はものにはたらく。
4,力がはたらくとものは変形する(変形しているは速度があると同じ)。
5,動き出す,歪即加速度 f=kx f=mα 言葉で述べる。
6,内力では運動は起きない(重心の位置は変わらないという意味)。
7,作用反作用は,同等で,同時に,1対1で起きる。
8,言葉の意味。弾性の大きいものはヤング率が小さい。
9,異種の力は作用反作用の関係にはならない。
10,タイムラグの問題(説明/科学に対する冒涜/生徒を侮っている)
11,接触力の問題(不加入性/粘土,砂粒,浮力,「弾性力」)
12,革新性の問題(重要/凄いとしかいいようがない/力の指導原理)
13,擬人法 擬物法 非擬人法
石井さんのお話の途中でもいくつかの質問がありました。その質問に答えるかたちでも話を進められました。また、学習会に参加していた神奈川支部 Sさんの全国大会レポート<力の学習―抗力を弾性で説明しない―>によっても学習会を深めることができました。
千葉物理教育に学ぶ会+事務局会議報告
8月22日(日) 14時から16時まで (無料)
場所 県立松戸高校
第一化学実験室の予定でしたがコンピューター室に変更になりました。
内容
13時30分から受付 名古屋から新幹線で参加された方もいました。←スゴイ!
14時から16時まで
2010年科教協全国大会兵庫報告
千葉物理教育に学ぶ会
引き続き同じ会場で、高校の教師を対象にした物理を学ぶ自主学習会が17時30分まで行われました。
終了後の事務局会議
学習会まとめと2月の合宿に向けて検討しました。
『物理授業の情報交換&勉強会』(CPC)では懇親会もありました。
次回の『物理授業の情報交換&勉強会』(CPC)は
9月25日(土)15時から17時です。
会場は県立松戸高校第1化学実験室です。
『物理授業の情報交換&勉強会』CPCの趣旨
☆名称(仮称)
CPC、物理授業の情報交換&勉強会、リカックマクラブ
☆目的
・物理の授業に役立つ情報交換。授業でうまくいったこと、いかなかったこと。
・基本的な実験器具の扱い、実験方向、授業のコツなどの情報交換。
特に、若い方に基本的な事を伝える。
・上記の観点から、あまり突っ込んだ議論は行わない。
1対1など、決まった方しか発言しないような内容は途中で打ち切る。
・分からないことがあったら何でも聞け、そこに行けば元気が出るような場をつくる。
・物作りが目的ではないので、時間のかかる教材作り、工作などは基本的にやらない。
(工作中はみんな黙ってしまうので、それよりは情報交換、コミュニケーションを大切にする。)
・必ず2次会を設定する。
☆内容は各自 持ち寄り、
授業プリント、実験プリント、試験問題など、板書の内容、実験の紹介、面白グッズなど、
物理授業に役立ちそうなものならなんでもOK。
☆お互いに無理なく参加しやすいように、
事前の連絡など特に必要なし、
遅刻、早退、2次会からの参加もOK、という(YPCと同じような)気楽な雰囲気
☆参加の心得(コツ)
・分からないことはその場でどんどん聞いてみる。
・遠慮せずに、もらえる物は何でももらう。
・2次会でも、理科の話題で盛り上がろう。など
だそうです。
詳しいようすは、以下の『Read More』をクリック。

会場の県立松戸高校正門。

もと女子校らしい雰囲気も。しかし、この池は何年も水が張られていないようです。

中庭。

グランドと体育館。

早々と会場校のKさんが会場案内の準備をしてくれていました。

県立松戸高校は、芸術科があるので、ロビーには生徒の作品が多数展示されています。

4階コンピュータ教室。

14時から、まず今回の学習会のねらいを話し、科教協全国大会参加者を代表して、3人から報告や感想が話されました。

14時15分からいよいよ『千葉物理教育に学ぶ会』の開始です。
まず、大村さんから、孫の教科書(大日本)の力の学習のページを見た感想や意見を報告されました。

石井さんのお話。


約2時間熱く語られました。
12月28日・29日の『安房塾』<盛口さん主催の学習会>で、石井さんが2時間の講座を開くそうです。
宿泊希望の方は、野曽原さんが受付を行っているそうです。

『千葉物理教育に学ぶ会』後に、『物理授業の情報交換&勉強会』(CPC)を小1時間程行いました。
Kさんのおもしろおもちゃの紹介。

携帯のモーターを利用した『ヘクスバグナノ』というおもちゃ。セットで2000円ほどするものですが、手作り出来そうです。ムシ?だけで1000円程。

ひっくり返しても、自分で起き上がります。

Nさんの作用反作用の授業の紹介。
2月の合宿学習会で紹介されたものですが、今日の学習会に関連があるので、あらためて紹介されました。
多摩から参加されたSさんの科教協全国大会でもレポートされた中にも出ている、大型磁石を使った実験です。

風力台車に置いた帆と小型扇風機の間に開いた手を挟むと・・・。

大村さんのポリ袋に手を入れて水圧を確かめる、という実験紹介。

やられてみた方はあまりいないようで、あらためて水圧を実感していました。

化学ですが、Yさんの「消える色水」の紹介。

Tシャツにつけても、数秒で消えてしまいます。
何故だろうと生徒に考えさせて、いろいろ生徒自身に探求させる実験を行わせます。

手にたらしても、消えてしまいます。

酸素や二酸化炭素を加えてみます。
酸素では変化なし。二酸化炭素では色が消えてしまいます。

ようするに、酸性になると消えるのです。アルカリ性になるとまた青色に。
消える青い溶液の作り方
チモールフタレインを0.1%エタノールに溶かす。量は、ちょうどいい具合に消える量にする。試験管に入れたものがすぐ消えないのは二酸化炭素に触れる面積が少なくなるので、酸性になりづらい。

県立松戸高高校の普通教室。問題のPTAが設置したクーラーを確認しました。
文化祭に向けた準備の材料が置かれていました。
17時30分過ぎまで熱く学んだ学習会でした。
遠くから参加された方も少なくなく、みなさんの学習意欲の高さに感服しました。
全体で21名の参加者でした。若い世代が3分の1を占めました。

ファミレスに移動して、科教協ちばの事務局会議を行いました。
『千葉物理教育に学ぶ会』で話された要旨
大村さんの問題提起
大村さんの20年前の力の導入と今(孫の大日本図書の教科書)の力の導入が変わっている。<訳の分からないところから始まっている>言葉の使い方に疑問。<魚が釣り竿を曲げる>?。弾性の力の<の>の使い方がおかしい。
石井さん
ニュートンに帰れ
力をエネルギーで解決してはいけない
①
教科書の表現
バネが伸びたままで止まっているとき,ばねを下向きに引く力(1)と,ばねが上向きにちぢまろうとする力(2)とが等しくなっている。1つの物に(3),大きさが等しく,向きが反対の2つの力がはたらいて,その物が止まっているとき,力がつりあっているという。<1970年代の小6の教科書>
下向きの力や上向きの力には,そして1つの物には,何の力がはたらいているのか?
『おかしい』か『書けない』で良い。
“つり合い”と“つり合っている”では意味が違うという学者がいる。力がはたらくためには物がなければならない。力はものと一体である。
②
中学校学習指導要領
1989年
物体に力が働くとき反対向きに 力が働くことにも触れること
1999年
物体に力が働くとき反対向きにも力が働くことに 触れること
2008年
物体に力が働くとき反対向きにも力が働くことにも触れること
<力がはたらくには,物体が2つなければならないのに>「も」の位置が変わったり足されたりしただけ
③
中学理科 力はどのようなはたらきをするか
物体の形を変える ゴムが変形する
物体を支える ダンベルを持ち上げ支える。
物体の運動の様子を変える ボールの動きが変わる
机の垂直抗力が角柱(りんご)を支えている<上述の支えている、はこのように使われている>
<なになににはたらく力が弾性力で良いのか?>
押す力 引く力 で十分分かる
④
『作用・反作用の「・」を付けない』という程の配慮をしたい。
相互作用と言った方が相応しいか。ニュートンの言葉を直訳すると作用反作用。
小学校でも「ものとものは力を及ぼし合う」と教えられる。
1,同等性
壁を押すと壁が押す←→壁が押すと壁を押す
「と」や「も」を付けるとおかしくなる
『私が壁を押します。壁が私を押します。』これで良い。
弾性力が返す⇒分かりやすい?
f=kx フックの法則
f=-kx 弾性力
2,同時性
(イギリスの教科書も変)[Push on it, and it pushes back on you. とbackが入っている]
3,直接性
つり合いは3つの物体
作用反作用は2つの物体 [何かが媒介してはいけない]
4,原理性
なぜ作用反作用になるのか(説明してはいけない)ニュートンは剛体という概念を導入して、力と変形を論じるのを止めたのではないか。
“りんごと同じ大きさの弾性力が、机からりんごに及ぼされるのは何故か”の問いには
自然はそれほど豊かである。と認識すれば良い。
f = mα α→加速度⇒重心が移動する
外力 f によって、もの m が動く[α]ということは重心が動くこと
5,哲学性
物から学べ。
運動の法則の革新性を教えたい。力はものに付随する。この力によるものの運動が物質を進化させた。作用反作用の概念は、すぐれて、唯物論的である。
⑤
抗力 岩波理化学辞典(第5版)
面や線が物体に押されたとき,その力に応じて及ぼし返す力,面なのに垂直な成分は垂直抗力とよばれ,平行な成分は多くの場合に摩擦の力である。(物理の項目は8人の執筆者による)
弾性:変形させられた固体がもとの形に戻ろうとする性質を弾性という。このときの力を弾性力という。(実教出版)。何にはたらいているのか f=-kx
高い所にある物体は 元の位置に戻ろうとして 落下する 本来の位置
形の変わった物体は 元の形状に戻ろうとして 引き返す 本来の形状
[この表現はアリストテレスだ]
ニュートン(1643年~1727年)
万有引力の法則1665年22歳 自然哲学の数学的原理1687年44歳
重要事項
1,作用反作用の説明はしない。
2,力の学習ではエネルギーという語を使わない。分子運動は使わない。
3,力はものにはたらく。
4,力がはたらくとものは変形する(変形しているは速度があると同じ)。
5,動き出す,歪即加速度 f=kx f=mα 言葉で述べる。
6,内力では運動は起きない(重心の位置は変わらないという意味)。
7,作用反作用は,同等で,同時に,1対1で起きる。
8,言葉の意味。弾性の大きいものはヤング率が小さい。
9,異種の力は作用反作用の関係にはならない。
10,タイムラグの問題(説明/科学に対する冒涜/生徒を侮っている)
11,接触力の問題(不加入性/粘土,砂粒,浮力,「弾性力」)
12,革新性の問題(重要/凄いとしかいいようがない/力の指導原理)
13,擬人法 擬物法 非擬人法
石井さんのお話の途中でもいくつかの質問がありました。その質問に答えるかたちでも話を進められました。また、学習会に参加していた神奈川支部 Sさんの全国大会レポート<力の学習―抗力を弾性で説明しない―>によっても学習会を深めることができました。
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