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庭のヒガンバナ?
                        9月19日(土)

 今年はこれで庭のヒガンバナのピークかな。





 ヒガンバナは不思議な花で、毎年つねに彼岸の時期に茎が伸び花が咲く。花が咲いて後に葉が出て来て春にはその葉もなくなってしまい、秋の彼岸の時期の前に急にまた茎が伸び、花が咲く。ということを繰り返す。韓国では、花と葉が同時に見られることがないので、相思華(サンチョ)という名が付けられているそうだ。なかなかロマンのある名前である。ヒガンバナ同様なにかもの悲しげ思いも抱かせる花で、カタクリと同様に、私は好きな花である。ヒガンバナを見ると新美南吉の「ごんぎつね」を思い出すのである。
 なお、ヒガンバナは花が咲いても実を作らないことがほとんどで、タネで増えることはないそうだ。染色体が三倍体なのだそうだ。ヒガンバナは、中国から稲とともに入って来た帰化植物で、そのヒガンバナが三倍体のヒガンバナだったらしい。中国にはタネで育つ原種のヒガンバナがあるらしい。
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2009.09.19 Sat l 発見 l COM(0) TB(0) l top ▲

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