冬休みの管理人の理科的活動
管理人の冬休み 房州アルプスと嵯峨山
全国的に大荒れという気象条件の中、南房総の山々を歩く
車で6時発
房州アルプスは山仲間での通称で一般化はされていない。同行のメンバーも1人も行ったことがない。房総の山は生活道路が入り組んでいて分かりづらい。
まず、登山口を見つけるのが一苦労である。ようやくたどりついたが、先がどのようなっているのか、山と渓谷社のガイドブックはあっても、まるでミステリーツアー状態。分岐の道が何度かあり、道案内の「テープ」のつけられた所もあったが、はっきりしなかった所もあった。目的のスイセン畑とミカン畑のある内台までたどり着き、車を停めた登山口までUターン。
この道はアップダウンは少ない。二等三角点のあるピークでも267m。東京湾や房総の山々を展望しながら歩く道である。日射しが出ることが多かったが、とにかく風が強く、冷たい。房総の山々には何度かこの時期、来ているが、数年ほど前にはTシャツで歩いたこともある。今回はいちばん寒かった。

房総の山々

途中にある露岩のテラス
午後は、スイセンピークと嵯峨山に。
房州アルプスに比べると、この嵯峨山の方は、よく知られている。

山の名がどうして、このような上品?な名称なのか分からないが、スイセン畑のある登り口に竹林が多いせいであろうか。
スイセンは曇っていると色が映えない。日射しを浴びると白と黄が映えて来る。スイセンの香りが吹き飛んでしまうような風だったが、風の吹きだまりになるような場所では強い香りがした。

房総の山々は標高は高くても300m少し。多少アップダウンがあり、急登もあり、狭い尾根道もある。この嵯峨山も典型的な房総の山である。

道中、スイセン畑に「スイセンを摘まないように」という看板があちこちあり、「当然」と思いながら歩いていたが、山道にはみ出して生えているスイセンも多く、中には昨日の暴雨で道ばたが崩れ、球根が剥き出しになっって転がったスイセンも少なくなかった。
下山して、スイセン畑の車を停めた所に戻ったら、バイクでスイセン1束200円で販売に来ていた。
帰りに保田駅近くの国道127号沿いのある漁協直営の食事処「ばんや」に寄る。15時過ぎだったのにすごい来客数で、座ることができるまでけっこう待った。

同行者の1人が頼んだ850円の寿司 私が頼んだ1450円の「ばんや寿司」
せっかく来たのだから、と「ばんや寿司」を頼んだが「アナゴやタマゴのネタが違うけど850円で良かったな」と反省。なにしろ持ってきた店の人がどっちが「ばんや寿司」か、分からなかったくらいである。
それに、寿司を食べながら、参加者の会計を計算したりしていたので、落ち着いて食べた気がしなかったのだ。これに+して、2100円の金目鯛の煮付けを9人で食べたのだった。
スギの花粉が飛び始めているのであろうか、翌日は少々花粉症状態である。
管理人の冬休み 茨城自然博物館を見学
企画展 種子の不思議を科学する に行ってみたかったので

招待券が手に入った ということもあるけど…
招待券がなくても行ったかもしれない。
茨城自然博物館に行く前に、何年も前に行ったことのある渡りのコハクチョウを観察出来る菅生沼に寄る。菅生沼は南北に川で繋がっていて南は博物館前まであるのだけれど、ハクチョウを間近に観察出来るのは、北にある沼である。コハクチョウは、まだ羽毛が十分生え変わっていなかった。岸辺の身近でエサをあさるカモ達の動きが愛らしい。



種子のことは、神奈川科教協会員のN氏(京都大会で同じユースホステルの同室に泊ったことから偶然知り合った仲間)が種についてのオーソリティーで、それ以来興味を持っている。
今回の企画展には、多分N氏は関わっていないようだが(協力者の名にはなかったので)基本的にはN氏が、科教協大会のナイター等で発表している流れと共通のものがあった。むろん博物館なので、種の未来のこと等のより広範囲な話題を扱ってはいる。





館内から見える菅生沼にも遠く小さく見えるけどコハクチョウが見える。


茨城自然博物館は1月2日から開館していた。ちょっと前には1月は4日か5日頃からだったような気がするけど。
館職員の皆さんご苦労さまです。
私(管理人)は、多分4回目位の訪問だと思うけど、初めて屋外(有料)も見学した。いつも館内を見学するだけでくたびれたり、見学する時期が夏だったりするので、屋外は省略していたのである。
屋外の施設もそれなりに見応えはあったが、園内の岩石の展示方法には違和感があった。
このような施設や

このような施設や

このような施設があった


「タネのふしぎ」という幟旗が博物館への道の道路脇に、数百m前から何本も掲げられていた。
茨城自然博物館は開館して12年たち、全国的にも知られていて、入館者第1位になったくらいの博物館だが、少し施設の「くたびれ」も見えた。博物館も「構造改革」の嵐が襲い、予算が厳しくなっているのは分かるが、あのような「タネのふしぎ」という幟をたくさんたてる予算を、屋外の掲示物の破損の修復等に回した方が良いのでは?と思った。
管理人の冬休み 水上へ家族旅行した際に寄った理科的な場所
(歴史的民俗的なものは除いています)
みさと公園 外環の三郷南入口に入る直前に寄れます。
前々から、水元公園から見えるあの公園はどこだろう?と気になっていたところです。
たくさんのユリカモメも飛んでいました。5mほどに近寄っても逃げませんでした。

水元公園にはみさと公園の南端の自然観察園から入れます。
元水産試験場がずいぶん整備されていました。

翌日、利根川の水源にあるダムの一つ須田貝ダムを見学しました。水源は矢木沢ダムの上流ですが冬期は通行止めです。
須田貝ダムの地下にある発電所は、要予約とのことでしたが、当日行ってもOKの場合が多いようです。





須田貝ダムは日本で初の地下式の発電所(出力増加と防雪のため。環境調和というのは最近あとからつけた理由だろう)で、揚水発電(夜間電力での揚水)が行われている。戦後1952年より建設が始まり1955年に完成したそうである。1935年には計画されたそうだ。延べ140万人の人員と61億円の工費で作られたそうだが恐ろしい金額である。 (当時の歳出8500億円)
最大出力は4万6200kW。
一般家庭約3万世帯をまかなう量。当時だったらその10倍以上の世帯へ供給可能か?
私が興味をそそられたのは、戦後7年目の資材も乏しいであろう時代に「よくこのようなダムが建設出来たものだなあ」ということ。庶民がようやく飢餓状態から脱出出来たかどうか、という時代である。なにか、よくも悪くも日本国家機構の底知れぬパワーを見せつけられた気がする。
八ツ場ダムのことにも思いを馳せた。
谷川岳がくっきり見えました。

藤原ダムの標識に書かれたマイナスイオン値。尾瀬高校が調査したそうだけど…ウーム?

水紀行館
淡水魚の小さな水族館と水上の紹介コーナーがある。道の駅でもあり、諏訪峡の入口でもあります。
最寄りの施設に置いてある割引券を使いましょう。(300円→200円)

翌日雨だったので、天一美術館(建築学的に一見の価値あり。入館料1000円は高いけど。水上のいろんな施設で100円引の割引券が置いてある)を見学した後に谷川岳ロープウエー乗り場へ。天神平は雨らしいのでロープウエーには乗らず、乗り場のみ見学。一の倉沢への道も冬期閉鎖。
最寄りの土合の駅に寄る。一見の価値はありますが、谷川岳登山をする登山者にとってはホームから駅舍までの486段の階段は、どうってことないようです。

水上からの帰り道、雨が上がってきれいな虹が谷川岳方面に出ました。

この日は風が強いけど5月並の気温。
翌日からの寒気で30日までに水上方面は90cmの雪になったそうです。
昨シーズンは、3mの積雪で大変だったそうです。
2007年はどうでしょうか?
管理人の冬休み 房州アルプスと嵯峨山
全国的に大荒れという気象条件の中、南房総の山々を歩く
車で6時発
房州アルプスは山仲間での通称で一般化はされていない。同行のメンバーも1人も行ったことがない。房総の山は生活道路が入り組んでいて分かりづらい。
まず、登山口を見つけるのが一苦労である。ようやくたどりついたが、先がどのようなっているのか、山と渓谷社のガイドブックはあっても、まるでミステリーツアー状態。分岐の道が何度かあり、道案内の「テープ」のつけられた所もあったが、はっきりしなかった所もあった。目的のスイセン畑とミカン畑のある内台までたどり着き、車を停めた登山口までUターン。
この道はアップダウンは少ない。二等三角点のあるピークでも267m。東京湾や房総の山々を展望しながら歩く道である。日射しが出ることが多かったが、とにかく風が強く、冷たい。房総の山々には何度かこの時期、来ているが、数年ほど前にはTシャツで歩いたこともある。今回はいちばん寒かった。

房総の山々

途中にある露岩のテラス
午後は、スイセンピークと嵯峨山に。
房州アルプスに比べると、この嵯峨山の方は、よく知られている。

山の名がどうして、このような上品?な名称なのか分からないが、スイセン畑のある登り口に竹林が多いせいであろうか。
スイセンは曇っていると色が映えない。日射しを浴びると白と黄が映えて来る。スイセンの香りが吹き飛んでしまうような風だったが、風の吹きだまりになるような場所では強い香りがした。

房総の山々は標高は高くても300m少し。多少アップダウンがあり、急登もあり、狭い尾根道もある。この嵯峨山も典型的な房総の山である。

道中、スイセン畑に「スイセンを摘まないように」という看板があちこちあり、「当然」と思いながら歩いていたが、山道にはみ出して生えているスイセンも多く、中には昨日の暴雨で道ばたが崩れ、球根が剥き出しになっって転がったスイセンも少なくなかった。
下山して、スイセン畑の車を停めた所に戻ったら、バイクでスイセン1束200円で販売に来ていた。
帰りに保田駅近くの国道127号沿いのある漁協直営の食事処「ばんや」に寄る。15時過ぎだったのにすごい来客数で、座ることができるまでけっこう待った。


同行者の1人が頼んだ850円の寿司 私が頼んだ1450円の「ばんや寿司」
せっかく来たのだから、と「ばんや寿司」を頼んだが「アナゴやタマゴのネタが違うけど850円で良かったな」と反省。なにしろ持ってきた店の人がどっちが「ばんや寿司」か、分からなかったくらいである。
それに、寿司を食べながら、参加者の会計を計算したりしていたので、落ち着いて食べた気がしなかったのだ。これに+して、2100円の金目鯛の煮付けを9人で食べたのだった。
スギの花粉が飛び始めているのであろうか、翌日は少々花粉症状態である。
管理人の冬休み 茨城自然博物館を見学
企画展 種子の不思議を科学する に行ってみたかったので

招待券が手に入った ということもあるけど…
招待券がなくても行ったかもしれない。
茨城自然博物館に行く前に、何年も前に行ったことのある渡りのコハクチョウを観察出来る菅生沼に寄る。菅生沼は南北に川で繋がっていて南は博物館前まであるのだけれど、ハクチョウを間近に観察出来るのは、北にある沼である。コハクチョウは、まだ羽毛が十分生え変わっていなかった。岸辺の身近でエサをあさるカモ達の動きが愛らしい。



種子のことは、神奈川科教協会員のN氏(京都大会で同じユースホステルの同室に泊ったことから偶然知り合った仲間)が種についてのオーソリティーで、それ以来興味を持っている。
今回の企画展には、多分N氏は関わっていないようだが(協力者の名にはなかったので)基本的にはN氏が、科教協大会のナイター等で発表している流れと共通のものがあった。むろん博物館なので、種の未来のこと等のより広範囲な話題を扱ってはいる。





館内から見える菅生沼にも遠く小さく見えるけどコハクチョウが見える。


茨城自然博物館は1月2日から開館していた。ちょっと前には1月は4日か5日頃からだったような気がするけど。
館職員の皆さんご苦労さまです。
私(管理人)は、多分4回目位の訪問だと思うけど、初めて屋外(有料)も見学した。いつも館内を見学するだけでくたびれたり、見学する時期が夏だったりするので、屋外は省略していたのである。
屋外の施設もそれなりに見応えはあったが、園内の岩石の展示方法には違和感があった。
このような施設や

このような施設や

このような施設があった


「タネのふしぎ」という幟旗が博物館への道の道路脇に、数百m前から何本も掲げられていた。
茨城自然博物館は開館して12年たち、全国的にも知られていて、入館者第1位になったくらいの博物館だが、少し施設の「くたびれ」も見えた。博物館も「構造改革」の嵐が襲い、予算が厳しくなっているのは分かるが、あのような「タネのふしぎ」という幟をたくさんたてる予算を、屋外の掲示物の破損の修復等に回した方が良いのでは?と思った。
管理人の冬休み 水上へ家族旅行した際に寄った理科的な場所
(歴史的民俗的なものは除いています)
みさと公園 外環の三郷南入口に入る直前に寄れます。
前々から、水元公園から見えるあの公園はどこだろう?と気になっていたところです。
たくさんのユリカモメも飛んでいました。5mほどに近寄っても逃げませんでした。

水元公園にはみさと公園の南端の自然観察園から入れます。
元水産試験場がずいぶん整備されていました。

翌日、利根川の水源にあるダムの一つ須田貝ダムを見学しました。水源は矢木沢ダムの上流ですが冬期は通行止めです。
須田貝ダムの地下にある発電所は、要予約とのことでしたが、当日行ってもOKの場合が多いようです。





須田貝ダムは日本で初の地下式の発電所(出力増加と防雪のため。環境調和というのは最近あとからつけた理由だろう)で、揚水発電(夜間電力での揚水)が行われている。戦後1952年より建設が始まり1955年に完成したそうである。1935年には計画されたそうだ。延べ140万人の人員と61億円の工費で作られたそうだが恐ろしい金額である。 (当時の歳出8500億円)
最大出力は4万6200kW。
一般家庭約3万世帯をまかなう量。当時だったらその10倍以上の世帯へ供給可能か?
私が興味をそそられたのは、戦後7年目の資材も乏しいであろう時代に「よくこのようなダムが建設出来たものだなあ」ということ。庶民がようやく飢餓状態から脱出出来たかどうか、という時代である。なにか、よくも悪くも日本国家機構の底知れぬパワーを見せつけられた気がする。
八ツ場ダムのことにも思いを馳せた。
谷川岳がくっきり見えました。

藤原ダムの標識に書かれたマイナスイオン値。尾瀬高校が調査したそうだけど…ウーム?

水紀行館
淡水魚の小さな水族館と水上の紹介コーナーがある。道の駅でもあり、諏訪峡の入口でもあります。
最寄りの施設に置いてある割引券を使いましょう。(300円→200円)

翌日雨だったので、天一美術館(建築学的に一見の価値あり。入館料1000円は高いけど。水上のいろんな施設で100円引の割引券が置いてある)を見学した後に谷川岳ロープウエー乗り場へ。天神平は雨らしいのでロープウエーには乗らず、乗り場のみ見学。一の倉沢への道も冬期閉鎖。
最寄りの土合の駅に寄る。一見の価値はありますが、谷川岳登山をする登山者にとってはホームから駅舍までの486段の階段は、どうってことないようです。

水上からの帰り道、雨が上がってきれいな虹が谷川岳方面に出ました。

この日は風が強いけど5月並の気温。
翌日からの寒気で30日までに水上方面は90cmの雪になったそうです。
昨シーズンは、3mの積雪で大変だったそうです。
2007年はどうでしょうか?
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