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科教協ちば2012年度第2回事務局会議
                 4月1日(日)15:00から津田沼ヨーカドー7Fファミール

諸連絡および情報交換
・会費納入進行状況⇒対象者の確認。
・2月の合宿学習会の会計報告・感想・総括
すべての企画に参加出来ず、旭の被災地を見たかった。次年度の教科書を確認出来て良かった。など

※つい先日、Nさんは茨城の那珂湊に出かけたそうです。1.8mの津波。放射線量は予想したよりは高くはなくて?、0.2ほど。ただ、東海村では、車中で0.4だったそうです。

協議事項
入門講座学習会
6月23日(土)13時から17時
【内容】
入門講座学習会 
物化生地のミニ講座【各20分ほど】
物理やさしい電気回路 化学
生物 地学 3.11被災地報告・液状化

次年度の教科書の内容
+αでできれば「フクシマ」後の植物観察の情報交換・物づくり

【場所】候補
昭和学院or市川の小中学校
※6月23日という時期については、事務局の準備期間と中学の期末前の部活停止期間を意識して。内容については、ごくごく基本的初歩的な内容で。

科教協全国大会報告会
8月25日(土) 場所は千葉経済附属高校を予定

合宿学習会・総会 2013年2月10日(日)・11日(月)


コロイドは年間に少なくとも6回は発行。会費に見合った情報発信を目指します。


今後の予定
第3回事務局会議
5月11日(金)18時30分 新津田沼ヨーカドー7Fファミール
第4回事務局会議
6月23日(土)入門講座終了後市川のどこかで
8月3日(金)4日(土)5日(日)全国科学教育研究協議会鳥取大会<米子>
第5回事務局会議
8月25日(土)全国大会報告会 <千葉経済附属高校を予定>終了後
第6回事務局会議
10月12日(金)18時30分 新津田沼ヨーカドー 合宿に向けて
10月? 関東・甲信越ブロック集会 茨城
第7回事務局会議
12月22日(土)14時 鎌ヶ谷高校 ミニ講座も
第8回事務局会議
1月18日(金)18時30分 新津田沼ヨーカドー 合宿・総会に向けての最終確認
合宿学習会・総会 2013年2月10日(日)・11日(月)
場所は検討中 2月11日(日)学習会終了後 第1回事務局会議


 先日の3月26日(月)に青梅に行きました。まだ梅は3分咲という感じ。帰って来たら松戸の梅は満開を少し過ぎたという感じでした。
 今日4月1日は、松戸の常盤平のさくら祭り。事務局会議のために駅出行くまで、祭が今日、ということを忘れていたくらいでした。全ての桜の木はつぼみでした。
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2012.04.01 Sun l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
明日から新年度

 iPadでようやく夜明け前を読了しました。とりあえずの感想。

 有楽町数寄屋橋泰明小学校の校門近くの島崎藤村出身校の碑を見たことがある。
 夜明け前は、島崎藤村の父親をモデルにして、自身の故郷を描いたものであるが、島崎藤村のそのものの経歴に対しても興味が持った。
 夜明け前を発表したのが1929年、書き終えたのが1935年である。藤村56歳から書き始めたということは、主人公半蔵が牢死した年齢に書き始めたということで、これも興味深いことである。
 書き始めた1929年は、山本宣治が暗殺され、より強化された治安維持法によって、人々が一層抑圧された時代に入り出した年であり、中国への軍事干渉がより露骨になりつつある年でもある。書き終えた1935年は、藤村が日本ペンクラブの初代会長として就任した年でもあるが、1941年には「戦陣訓」の文案作成にも関与した。(1943年71歳で逝去)
 夜明け前1部が描かれた時代は幕末であるが、江戸時代そのものを引きずりながらも時の変遷に翻弄される中山道の宿場町の様子が詳しく書かれている。2部は「維新」後の激動の時代に飲まれつつ、「維新今だならず」の思いのと「文明開化」の狭間で揺れる主人公半蔵と生活の基盤である宿場町の激変の中で、「変わるもの」と「変わらないもの」、主人公半蔵の信奉する国学のいうところの「復古」と「西洋」、「宗教」と「因習」、「経済」と「貧困」、「政治」と「官吏」の姿、「自然」と「開発」(これについては少々あっさりしている)などなど、中山道の宿場町の変貌を軸として、時代そのものに正面から立ち向かった大作である。
 長いので読むのは疲れたけど、それぞれの時代の場面場面が興味深かった。ときどき出てくる和歌や漢詩はよく理解出来ないものが多かったけれども。
 確かに旧本陣家族の姿を中心に描かれているのだが、ただ「街道の移り変わり」を描いただけでなく、長編全体の構成はきっちりと組み立てられていて、次の展開を予想させる伏線の描写も含め、各場面場面がたいへん丁寧に描かれている。
 私は、2008年の夏に中津川から馬籠や妻籠に女房と行ったことがあるので、時代は違うが、中山道の情景をそれなりにイメージしやすかった。
 また、作者自身が幼少の頃育った馬籠や9歳から移り住んだ東京が丁寧に書かれている。その頃の街の情景の描き方に、新しい発見が数多くあった。
 滝沢修主演で脚本新藤兼人の映画夜明け前(1953年)を見てみたい気もするのだが、おそらく映画は2時間程に編集されているであろうから、幻滅してしまうかもしれない。
2012.04.01 Sun l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲