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ゴヤ展

                              10月28日(金)

 ゴヤ展には、今年、セルバンテス文化センター東京で開催された「ゴヤが見た戦争 版画集『戦争の惨禍』」以来である。この展覧会で、教職員のための鑑賞プログラムがあり、参加してみた。このような企画については。2年程前から時々あることを知っていた。
 今回の展覧会は『着衣のマハ』がメインの展示作品で、「裸のマハ」は展示されていない。私は、ゴヤの版画には興味があったが、はっきり言って『着衣のマハ』には期待していなかった。しかし、実際に作品をみてみて、ゴヤの流れるような筆遣いで描かれた「マハ」の白いドレスは美しいものであった。
 版画、ロスカプリチョス(きまぐれ)の一連の作品も興味深いものであった。権威のみをふりかざす聖職者を皮肉った作品もゴヤ真骨頂が表現されているものだが,その一連のカード?の上に押されたスタンプの跡が気なった。このことを学芸員に質問しそびれてしまった。




ホールで学芸員の鑑賞レクチャーがありました。
始まる前に。
参加者は100名以上はいました。






帰り際に西洋美術館の前庭のブールデルの「弓をひくヘラクレス」とロダンの「地獄門」を少し凝って撮ったのだけど。
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2011.10.28 Fri l 美術 l COM(0) TB(0) l top ▲