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東京都写真美術館

                        1月2日(日)

 無料の日です。

 近くには行ったことがあるが、入館したことのない写真美術館にようやく入館した。
 どうしても写真美術というメデイア的(異論はあるでしょうが)なものに金を払って鑑賞することに抵抗があって、都民の日(この日も無料)か、この新春の無料の日に入館しようと思っていた。
 都合がついて女房と入館した。
 ご存知、旧恵比寿ビール工場跡地に造られた恵比寿ガーデンプレスの一角にあるのだが、外観に比べて館内はそれほど大きくはない。

 写真は、もちろんアートの一角を占める芸術活動ではあるけれど「美術館で見せる」ということは、プリントされ、出版される写真とは、相当異なる意味が込められる芸術活動の一つであろう。
 その点、今回の企画展「ニュー・スナップショット」の中では、とくに、白井里実と山城知佳子の作品が心に残った。
 もちろん、企画展「スナップショットの魅力」の写真の中では,欧米や日本の写真において、1945年以前の風俗を記録した写真として、心に残る物が多かったが。
 『3Dヴィジョンズ』という企画展は、写真美術なのかな?と疑問に思った。一部の現代アートは別して、内容は科学博物館で展示した方が相応しいのでは、と思った。
 いつもなら、全て見ると1700円。
 写真家の知名度によるだろうけど、私程度の写真の知識なら、土門拳やロバート・キャパ、それにユージン・スミスなら「1000円程払っても恵比寿に来ても良いな」と思うけど、という感想を持った。



日比谷線恵比寿駅から山手線恵比寿駅を抜けて行く。

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2011.01.02 Sun l 美術 l COM(0) TB(0) l top ▲