北下遺跡見学と歴史学習へ<1> 2月20日(土)
この日は、歴教恊の千葉県支部の学習集会に行く予定でいた。
その何日か前に、ネットの記事で、北下遺跡公開が行われるということと現代産業科学博物館で「鉄についての企画展の一環で、刀匠の方の講演が開催される」というのを知って、そちらも見学してから行くことにした。
ネットでときどき千葉県のニュースを読む。「市川市国分での遺跡公開」の記事を見つけた。2008年の3月に行った流山での遺跡公開(この時期前後のブログは、編集されていず、まだ公開出来ていません)がたいへん面白かった。大変興味深いものであったので、今回も参加してみることにした。市川市の国分周辺は、数年前に、すぐ近くにある国分寺や国分尼寺を見学したことがある。


千葉県教育庁 教育振興部文化財課の開催趣旨
すごいゾ!! 鉄 鉄はただの金属じゃない
鉄は、家庭の中にあるさまざまな製品や自動車、鉄道、建造物などの素材として人間社会 にとって最も重要で身近な物質ですが、地球を形成する核となり、生命を生み出し、生命活 動のエネルギーを担っている元素でもあります。
今回の展示会では、地球の誕生や生命の誕生について鉄が果たしてきた役割、さらに、製 鉄技術や鉄製品など人と鉄の関わりを通して“鉄のすごさ”を紹介します。
また、ものづくり体験「子どもたたら教室」や、千葉県指定伝統的工芸品製作者による「鋏 づくり実演・講話会」なども併せて行います。
1 名称 文化芸術祭 in Chiba ~輝く千葉文化の創造と発信~ 展示会 「すごいゾ!! 鉄 ‒ はじまり・伝統・最先端- 」
2 開催期間 2月4日(木)~3月14日(日)
3 会場 県立現代産業科学館(市川市鬼高 1-1-3)
4 主な展示構成
(1)鉄の惑星「地球」と生命 地球の誕生や生命の誕生・維持などに果す鉄の役割 (2)日本の鉄 古代の製鉄技術や日本古来の「たたら製鉄」技術、伝統的製法による鉄製品 (3)「鉄」を科学する 鉄の特徴について (4)最先端の鉄・未来をになう鉄 最新の鉄製品と環境への対応
5 関連行事
(1)「子どもたたら教室」 指導・協力:NPO法人ものづくり教育たたら
日時:2 月 27 日(土)13:00~15:30、28 日(日)8:30~16:00 雨天時3月7日(日)に延期
対象・定員:小学 4 年生~中学 3 年生 20 名とその保護者
(2)「講演会『日本刀鍛錬のわざ』」 講師:江澤利春氏(刀匠 県指定伝統的工芸品製作者)
日時等:2月20日(土)14:00~ 定員40名 先着順
(3)「下総鋏づくり実演・講話会」 講師:北島和男氏(県指定伝統的工芸品製作者)
日時等:3月6日(土)10:30~、13:30~ 当日自由見学
(4)その他 2月4日(木)午前中に報道関係者向けに解説会を実施
6 利用案内 (1)開館時間 午前9時~午後4時30分(入館は4時まで) (2)休 館 日 月曜日(ただし月曜日が休日の場合は開館し、その翌日が休館。) (3)入場料 一般300円、高校生・大学生150円
北下遺跡公開へ。
市川大野駅から徒歩で、市川の北部を散歩もかねて、国分にある北下遺跡公開へ。
市川大野駅から国分を経て、京成線の市川真間駅まで歩くつもりだが、おそらく歩く時間は1時間以上かかることになるだろう。
途中の道でもいくつか、興味のあるものを見つけることができた。天気は良く風もなく、気持ち良く歩けたのだが、市川のこのあたりは、歩行者に優しくなくて、歩道があっても狭かったり、一部は歩道のないところもあった。市川は文化都市ではあるが、市街地の道は全体に狭く、歩くことにはやさしい道路になっていない。