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清水への旅 2

6月28日(日)雨後曇 東京は昼頃大雨だったらしい
 5時過ぎまで横になったが起床し、風呂に入ることにした。
 6時過ぎに私は散歩に行く。
 向かい見える観光船乗り場の浮き橋に行く。男女のグループが釣りをしていた。まだ釣果はないようだ。観光船乗り場は、夏に営業するようである。
 東海大学の水族館や博物館(昔私が小学校に勤めていた時に、修学旅行でここの水族館に来たことがある。25年程前の当時は、新しく、けっこう人気のある水族館だった)の周辺を回って7時20分に部屋に戻る。
 食事は8時から。アジがおいしかった(お袋はしょっぱい、と言っていたが)が、他は普通の朝食。
 私はトイレに行きたいので先に部屋に戻った。しかし、お袋達がなかなか部屋に戻らない。ようやく戻って来たら「コーヒーをサービスでもらって飲んでいた」とのこと。私ももらわなきゃ(この図々しさ)、と1階に戻って1杯飲んだ。おかわりも出来そうだが、時間もないので遠慮(珍しい)した。
 9時50分ホテルを出る。この少し前に雨が降り出す。
 三保半島を回る。9時55分に三保半島の先端の真崎灯台。
 三保飛行場を左手に見て(飛行場自体は土手で見えない。飛行機が何機か停まっているのが見えたが)、10時5分三保灯台へ。我が国の最初の鉄筋コンクリート作りの灯台。
 畑の中を御穂神社へ。昨日も車の中で見たけど、ガイドブック(山渓)に宝物館に羽衣の裂(キレ)があるというので気になって寄ってみた。
 お袋がトイレに行きたがったので、宮司の建物の奥に向かって「すみません」とトイレの位置を聞こうとしたら、すぐ左隣にあることが分かった。宮司の方が出て来たのでついでに「宝物館があるようですが?」と聞くと面倒くさそうに「どこのガイドブックを見たか、30年程前のガイドブックを見たのかも知れないけど、今はそのようなものは一切ないです」と怒ったように言って奥に入って行ってしまい「あの」羽衣の裂は?と聞く間もなかった。少々感じ悪い。
 茅の輪くぐりをお袋にさせて?神の道に向かって(羽衣の松に続いている)写真を撮る。
 日本平に向かう。その前にガソリンを入れる。日本平への道は100円程の有料道路だったが2年程前に無料になったそうだ。天気が悪いので景色は期待しないのだが、静岡へ抜ける道として走った。
 途中、清水や静岡の市街地が、薄らと見える所があったが、天気が良ければ景色が良いのだろう。頂上は案の定霧。
 静岡市内へ下って行く途中、静岡県舞台芸術公園というところがあった。
 静岡駅を左手に見て、駿府城を目指す。駿府城を見つけたが、周辺は一方通行のうえ、なかなか駐車場が駿府城の周辺に見つからない。30分程かかって、やっと少し離れた静岡市役所の駐車場を見つける。30分150円。より近い県庁の駐車場を何故解放しないのだろうか。静岡市役所はドームが上に付いたなかなか味のある建物である。
 そこから雨の中を15分程歩いて駿府城の東御門から入る。本丸堀を見て、徳川家康像のある本丸跡まで歩く。隣に徳川家康が植えたというみかんの木があるが、本当だろうか?
 雨の中,場内の広場で消防団が訓練をしていた。
 入口近くに戻って紅葉山庭園を見学。入場料は東御門見学も含めて300円。
 近代の趣向を生かした素敵な庭園であった。庭園を回り出した頃、少し雨が止み始めた。
 女房が警備員さんに「リュウゼツランの花が咲こうとしている」とのことで説明をいろいろ聞いていた。
 東御門の2階の展示物を見学。一通り見学して、私が車を駐車場に取りに行くことにした。東御門入口に14時待ち合わせることにする。その間、お袋達は館内のボランティアガイドさんの説明を聞いていることにした。
 急いで車を取りに行く。駐車料金600円。
 東御門前は一方通行なので、またもや城を1周することになってしまう。
 浮月楼に向かう。静岡駅のすぐ近くである。駐車場はどうかな?と心配したが入ることができた。ランチの時間は14時までで、15分過ぎていたので駄目だったが、同じ敷地内の「LIFE TIMEという喫茶店に入る」ということで駐車可能となった。
 隠居した徳川慶喜が散策したという庭園を見学。喫茶店は楽器も置いてあり、定期的にジャズのライブも開催する洒落た店だった。遅くなったが、ピザとコーヒー等で昼食。ピザが出て来るまで少し時間がかかったが味は良かった。食事後に庭園の残り半周を回る。
 雨はすっかり上がった。お袋がお土産を買いたい、というので近くのパルコに行くがなかった。パルコから地下通路を通って結局静岡駅まで歩く。
 静岡駅は、まだ少し工事中だが、どこの駅にも見られる屋外の屋根の付いた広場があって個性は感じられない。ただ、竹千代(家康の子ども時代)の像と家康の像があるのがそれらしいかもしれないが。
 静岡駅のお土産屋で買い物。
 登呂遺跡に。登呂遺跡は会館が建て替え工事中ということもあり、全体を見られる場所で写真を撮る。私はやはり小学校に勤務していた頃に来た修学旅行以来である。女房は初めて。このような住宅街の一角にあるとは思っていなかったようだ。静岡インターから帰路へ。
 足柄あたりから事故渋滞で時間がかかった。
 東名川崎で出る際にETC出口で引っかかってしまう。鮎沢PAでカードを抜いた後に反対に入れたようだ。高速走行中の間はカードを抜かない方が良いですね。
 22時15分に自宅に到着した。
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2009.06.28 Sun l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
清水への旅 1
                     6月27日(土)28日(日)

 叔母さんの住む清水へ女房と出かけた。
 叔母さんとは10数年振り?の再会である。実家でお袋を乗せて、東名を清水に向った。

6月27日(土)晴
 初めてETCを使う。土曜日であっても大都市近郊区間を走ることになるので計1500円かかる。東名は1000円だが、厚木までは別となり500円かかるようだ。ネットで調べてもETCの割引の計算が複雑でよく分からない。
 清水インターを降りてから、5年落ちのカーナビに郵便番号を入力し、叔母さんのお宅を探した。ところが、なかなかお袋の記憶のある所に着かない。いつも兄貴の車で連れて行ってもらっているコースとは違うらしい。お袋は「鳥居のある道、鳥居のある道」というのだが、それらしいものが見つからない。住宅街には、入っているのだが、雰囲気も違うらしい。少し戻ってみて、周りを走って、ようやく鳥居を見つけたようだ。結局、そのときは私には、その鳥居は分からなかったが、後で昼食に出かけた時には見つかった。15分程探し回ったことになる。カーナビの限界を思い知らされた。カーナビでは、だいたいの場所は分かるが、細かな所はきちんと地図で確認する必要があるということを。
 30分程、叔母さんのお宅でお話してから、叔母さんの紹介で近くの寿司屋に行くことにした。
 寿司屋は、魚竹寿司という。穴子寿司が売りだが、私はちらし寿司にした。寿司飯が甘いのが気になった。穴子には合うのだろう。女房の食べた「店長のおすすめ寿司」にあった穴子寿司を少し食べたがおいしかった。
 近くの草薙神社を覗いて見ることにした。お袋も行ったことがないとのことである。
 少し山沿いに走ると草薙神社。例のお袋の言う大きな鳥居はこの神社への参道の入口なのだった。
 草薙神社は、ヤマトタケルノミコトが、草を剣で切って、火から難を逃れた、という伝説をもとに、ヤマトタケルノミコトを祀った神社である。
 あの参道の大きなコンクリート製の大鳥居に比べると行って見ると思った程大きな神社ではなかった。入口の鳥居の横にヤマトタケルノミコトの像があった。
 この神社の関係する祭礼として、150年程前から行われている龍勢(流星)という狼煙の打ち上げが有名なのだそうだ。例年9月20日前後に打ち上げられるそうである。
 叔母さんの所に戻ると従兄弟(叔母さんの息子)が帰っていた。彼とも10数年振りの再会である。15時に、ホテルのある三保半島に向かう。

 三保半島に行く途中に、ふと、昔叔母さんが住んでいて何度か泊まったこともある清水の旧市街を訪問したくなって、お袋に道を聞きながら車で走ってみることにした。
 新しくなった清水駅を横切って、古い商店街を走り、線路を越えて、清水港近くの道を右に走る。この辺りに来たのはやはり10数年振りである。まわりは駐車場が増えて、なにかすっきりしたような感じになっている。すぐ近くが旧清水市役所である。今は区役所。
 再び三保へ向かう。
 途中、清水港船宿記念館、清水の次郎長の旧船宿の末広(移築)を見つけて覗いて見る。入館無料。次郎長は英語塾も経営したこともあるそうだ。16時まで。
 近くに清水の次郎長生家宅があるので、そこも覗いた。無料。長屋で、建家の真ん中の位置に小さな中庭がある。そこから奥は、次郎長が住んだ後の人が増築した部分だそうだ。この辺りの商店はシャッター街という感じである。
 三保の松原の羽衣の松へ。この地は30年以上振りだろうか?その時は天気の良い日で、青い空と松並木と海がきれいだったことを覚えている。この日は、晴れてはいたが、霞がかかっている。富士山は、東名を走っている時に雲の間に少し見えただけだったが、ここでは見ることは無理。
 ゆるやかな階段を登って土手を上り、浜辺に下りるとすぐ、羽衣の松。肝心のそのマツはかなり朽ち果てていて、補修されている姿が痛々しい。その手前のマツの方がそれらしく、羽衣の松と言う感じであった。今は、裏から見るのが絵になるのか、表に回ると、その痛々しい姿がいっそう目についた。30数年前には大きな玉砂利がこの松の近くまであったように思うが、砂利は100m程離れた海の方に少し見えるだけであった。引き潮ということもあるのかもしれないが、もう少しこの松の近くまで岸辺が来ていたような気もするのだが。
 羽衣の碑 エレーヌの碑(羽衣を踊ったフランスの女優の髪を埋めたという)を見て、ホテルに向かう。
 ホテルは三保リバーサイドホテル福田家。外観を見ると思っていたより小さいと思ったが、奥は大きく、中くらいのホテル。「バリアフリーのホテル」と銘打っている。後で分かったが、桂の湯等では、確かに車椅子でも入浴出来るように作られていた。フロントで応対した女将さんは左手が不自由そうで、脳溢血を患ったようなのだ。その関係でこのようなホテルにしたのかもしれない。(翌朝、向かいの福田、と表札の掛かった女将さんの家?に救急車が停まって、出て行ったのが気になって仲居さんに聞くと「大したことはないんですよ」と言っていたが)
 部屋からは、清水港やすぐ近くの東海大学の博物館も見えた。目の前は海水浴場でもある。天気が良ければ富士山も見えるであろう。お風呂は、4つあり、男女が時間で入れ替わるので4つ楽しめる。お湯は循環濾過の温泉だが、修善寺温泉からタンクローリー(5t)で運んだものだそうだ。風呂に入って19時から夕食。夕食は別室だが、離れの個室である。ワインが付いた宿泊サービスなので、生ビールを1杯だけ頼んだ。ワインはボトルなので持ち帰り出来る。食事の味はいまいちであった。
 部屋に戻って、少ししてから、もう1つの風呂に入り寝る。

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