教科書展示会から教研集会
6月19日(金)
東葛出張所で、今日から開かれている教科書展示会に行きました。何度か、行ったことがあるのですが、期末テスト中で午後の時間があったので「研修」で行きました。
東葛出張所は、耐震工事中で、いつも開催されていた5階の会議室ではなくて、手狭な3階の会議室でした。

中学校理科の新学習指導要領移行教材のための副教材検討を期待したのですが「教科書ではない」ということで展示はされていませんでした。次年度使われる小学校の教科書が新しくなるので、主に大日本図書のものを中心に調べてみました。5・6学年から一部が選択教材になっているのが気に入らないですね。


中学の教科書では社会科の日本文教出版と自由社と扶桑社の歴史が展示されていました。とくに後者の2つの「新しい歴史教科書」は、つくる会の内紛とかで、図版等が違っている程度で、内容(とくに文章)はほとんど同じなのに、右傾的な内容を競っているような「教科書」です。自由社のものは口絵図版に戦艦大和をしっかり載せているし、右のものは扶桑社のものですが、両者とも「神話」を大きく取り上げていました。

組合の教研集会に。ちょうど始まったところ。

都留文科大学の佐藤隆さんの講演。
「フィンランドに学ぶべきなのは学力なのか」




中2理科(1997年調査)



家庭の貧困化。

講演中、スクリーンの横をネコが。

フィンランドの若者の意識。

フィンランドの小学校のある教室。
この話を聞いて、ある教師が「松戸で最近退職されたN教諭の教室のようだ」と感じたそうです。日本の教師もこのような環境を作っておられる方も少なからずいるのです。ただ、そのような教師は「管理職」から、「雑然としている」とか、嫌みを言われていたそうです。


フィンランドの子どもも、集団から離れて行動する子もいる。教師は無理に集団には入れようとしない。

まさに『安心安全な教育』ですね。
講演を聞いて、日本の大人の学力観がおかしい。安心して暮らせ、将来の見通しが立てられる子ども達の環境を私たち大人がつくりあげていくことが大切と考えました。
講演後に佐藤さんに個人的に質問しました。
「フィンランドを含めた欧米では、資格社会なのかどうか」を漢字検定協会の話を絡めて質問しました。欧米は、学歴社会よりも資格社会で、どれだけ資格を持っているのか、が就職にも左右するとのこと。ただ漢字検定協会のような漢字や英語の資格はないそうです。もっと技能的なものが中心らしいです。もちろん「漢字何級や英検何級が入学試験の免除になる」ということもないようです。

会場の中部小学校。

講演が始まる直前に「秋の教研の推進委員に」と会場でTさんに言われてしまい?無視する訳にも行かなくて推進委員会議がこれからあるという教育会館へ行くことに。
教育会館に行く途中に見られた渦巻き上のものをつくる観葉植物?

秋の教研に向けての推進委員会に出席しました。
6月19日(金)
東葛出張所で、今日から開かれている教科書展示会に行きました。何度か、行ったことがあるのですが、期末テスト中で午後の時間があったので「研修」で行きました。
東葛出張所は、耐震工事中で、いつも開催されていた5階の会議室ではなくて、手狭な3階の会議室でした。

中学校理科の新学習指導要領移行教材のための副教材検討を期待したのですが「教科書ではない」ということで展示はされていませんでした。次年度使われる小学校の教科書が新しくなるので、主に大日本図書のものを中心に調べてみました。5・6学年から一部が選択教材になっているのが気に入らないですね。


中学の教科書では社会科の日本文教出版と自由社と扶桑社の歴史が展示されていました。とくに後者の2つの「新しい歴史教科書」は、つくる会の内紛とかで、図版等が違っている程度で、内容(とくに文章)はほとんど同じなのに、右傾的な内容を競っているような「教科書」です。自由社のものは口絵図版に戦艦大和をしっかり載せているし、右のものは扶桑社のものですが、両者とも「神話」を大きく取り上げていました。

組合の教研集会に。ちょうど始まったところ。

都留文科大学の佐藤隆さんの講演。
「フィンランドに学ぶべきなのは学力なのか」




中2理科(1997年調査)



家庭の貧困化。

講演中、スクリーンの横をネコが。

フィンランドの若者の意識。

フィンランドの小学校のある教室。
この話を聞いて、ある教師が「松戸で最近退職されたN教諭の教室のようだ」と感じたそうです。日本の教師もこのような環境を作っておられる方も少なからずいるのです。ただ、そのような教師は「管理職」から、「雑然としている」とか、嫌みを言われていたそうです。


フィンランドの子どもも、集団から離れて行動する子もいる。教師は無理に集団には入れようとしない。

まさに『安心安全な教育』ですね。
講演を聞いて、日本の大人の学力観がおかしい。安心して暮らせ、将来の見通しが立てられる子ども達の環境を私たち大人がつくりあげていくことが大切と考えました。
講演後に佐藤さんに個人的に質問しました。
「フィンランドを含めた欧米では、資格社会なのかどうか」を漢字検定協会の話を絡めて質問しました。欧米は、学歴社会よりも資格社会で、どれだけ資格を持っているのか、が就職にも左右するとのこと。ただ漢字検定協会のような漢字や英語の資格はないそうです。もっと技能的なものが中心らしいです。もちろん「漢字何級や英検何級が入学試験の免除になる」ということもないようです。

会場の中部小学校。

講演が始まる直前に「秋の教研の推進委員に」と会場でTさんに言われてしまい?無視する訳にも行かなくて推進委員会議がこれからあるという教育会館へ行くことに。
教育会館に行く途中に見られた渦巻き上のものをつくる観葉植物?

秋の教研に向けての推進委員会に出席しました。
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