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関東ブロック研究集会 全国集会プレ大会

             4月25日(土)26日(日)

 8月の科教協全国大会は、さいたま市で開催される。その会場となる小松原高校で、プレ大会として、今年の関東ブロック研究集会は開かれた。つい5ヶ月前に、松本で前年度の関ブロが開かれたばかりでもあるが。
 新八柱から30分で南浦和駅。近い。ところが.....

 25日は小松原高校ではなくて、南浦和公民館。南浦和公民館という名称ではなくて南浦和コミニュティセンターという呼称を中心に使ってくれたら.....
 25日当日はしっかりとした雨。駅に降りたって、駅構内の案内図を見なければ、前もって調べておいた地図で歩いたのだが.....
 駅構内の案内図を見て、目についた浦和南公民館がその場所、と思いこんでしまったのだった。
 西口に出て(当日のニュースで南浦和駅西口で「自衛隊員がタクシー運転手とトラブルを起こし、警官を殴って逮捕」というのを聞いて「その場所を見てみよう」という野次馬根性があったということもあった)しまい、そのまま浦和南公民館へ。

 駅から10数分かかって公民館に着く。ところがどこにも科教協の研究集会をやっている気配がない。受付の女性に聞いても、当日は児童の活動の催しが中心で、それらしいものは行われていない。ここで気が付いた。浦和南ではなくて、南浦和なのだ、ということを。
 ところが彼女は、区が違うと(浦和南は浦和区、南浦和は南区)良く分からないらしく、南浦和公民館の場所を知らない、というのだ。地図が貼られていたがこれがまた良く分からない。公民館に来ていた方に聞いてもよく分からない。10分程、貼られていた地図を見てもよく分からないので「ここにさいたまのガイドブック等ありませんか?」と聞いてやっと地図の載ったパンフレットを出してもらって分かったのだった。南浦和駅の正反対に来ていたことを。浦和南公民館の受付の方も南浦和コミニュテイセンターという名称なら聞いたことがあるのだそうだ。
 結局、また駅まで戻り、正反対の方向の南浦和公民館へ。
 結果的に1時間程雨の中を歩いたことになった。足がずぶずぶ状態になってやっと到着。15分程開催の時間に遅れてしまった。参加費2日間参加で1000円。懇親会参加費4000円。
 25日(土)は、千葉からの参加者は私1人であった。

 26日(日)は爽やかな晴。千葉からの参加者は3人。
 13時には帰宅しました。




南浦和西口




浦和南公民館


南浦和駅に戻ります。


南浦和東口




御嶽公園。


雨の中随分深く掘って工事をしている。


南浦和公民館の案内板が。


やっと南浦和公民館に。




雨の中歩いて来たので、カメラも曇ってしまいました。
講座。植物の繁殖。


講座。到達目標・課題方式の学習。


私は、主に植物の繁殖の講座に参加。


1階は小体育館。


少し到達目標・課題方式の学習の方にも。


また植物の繁殖の講座に戻って。
チューリップのタネ。






タネの数々。




日光周辺の火山。










こちらの講座は、講師が来れなくて座談会になったようです。


公民館の1階ロビー。


日本海庄屋で懇親会。


前日も飲み会だったし、足がびしょ濡れで、寒くなってしまったので、早目に帰宅しました。自宅近くでは小雨になりました。

26日(日)
雨上がりの爽やかな一日。


南浦和駅東口。






昨日の懇親会会場の日本海庄屋。


駅から10分程で小松原高校。




お楽しみ広場の各会場を回ります。


理科室中心に開催されていました。














千葉県代表としてシャボンのコーナーを作ってくれたMさん。






ノコギリザメの歯?(というより角というべきか)




ダチョウの卵。右にあるのはニワトリの卵(というよりそのダミー。そのダミーが面白かった)


スッポンの甲羅。


アコーディオンの弦を口に当てて舌の形を変えると。








普通教室。


受付近くの外で。


どちらがよく飛ぶのでしょうか。分かりますか?


分科会は、主に生物分科会に参加しました。


地学分科会にちょこっと。




外山亀太郎を初めて深く認識しました。




この見本頂きました。
ありがとうございました。


煮干しから魚の構造を知る。
左はアジの煮干し。右下はイワシの煮干し。




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2009.04.26 Sun l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
銀座の画廊へ
                   4月19日(日)
 先日のアンデパンダン展でのシンポジウムで紹介された増山さんの個展に行ってみたいと思い、時間を作って銀座へ出かけた。増山さんの個展も興味があったが、会場の芸術研究所という画廊自体にも興味があったからである。画廊を覗くだけで、銀座に行くのは、もったいない気がしたので、八丁堀周辺から歩いて、その界隈を散策しながら、銀座に向かい「近代フィルムセンターで映画でも見て帰ろうか」と計画した。それ程、気も進まないが、途中に「警察博物館」というのもあるらしいので、これも覗いてみよう、と考えた。
 フィルムセンターでのこの日の上映中の映画は、1946年作の「今ふたたび」(高峰三枝子主演)が13時から、と火野葦平原作の1939年作の「土と兵隊」が16時からの上映であった。どちらかというと「土と兵隊」の方が見たかった。しかし、「土と兵隊」は上映終了が18時30分頃になり「ちょっときついな」と思った。
 まずは、捕物帳の世界「八丁堀周辺散策」を中心据え、銀座まで歩く、ということにした。


京葉線からの車窓から。
新木場駅から地下に入る。その直前の景色。
京葉線は、東京に向かうのに大きく右に曲がりながら、南東から地下に入って行く。
この景色からも、東京が水の都であることを感じさせる。


八丁堀駅で下車。八丁堀で今まで私は降りたことは、多分ないのでないだろうか。
ホームに独楽のタイルが。何故だろうか?





八丁堀A4の出口に。そこまで、けっこう長い地下通路が。




A4の出口。堀沿いに亀島橋まで歩く予定でここから出ることにした。
ここに高橋という橋が架かる。


右手に堀。「ここが元は八丁堀と言われたのであろうか」と思ったがこの堀(川)は亀島川。
八丁堀の意味は873mの堀のことであるが、八丁堀と言う地名は、八丁堀そのものよりも、しだいに堀に囲まれた地域のことを言うことが多かったらしい。江戸時代に入る以前の「江戸」と呼ばれ出した頃から、すでに埋め立ては行われていて、「亀島」という名も、カメの甲羅のように島が入り江に見えていたから、ということのようだ。このような言い方は亀戸についても同様である。
 本来は1612年に開削されたという明治時代に名付けられた桜川のことを八丁堀と呼んだようだ。しかし、どこの堀が「八丁堀」そのものだったかにこだわらず、周りを堀で囲まれていた住民が、八丁堀と言う呼称を使い始め、それが「八丁堀」という「地名」になったようだ。ちなみに、この右手の堀は現在、亀島川呼ばれているが、江戸時代は越前堀と言われたそうだ。船での運送業が盛んだったそうだ。
 今は、八丁堀そのものである桜川は1970年までには埋め立てられて、その姿は見られない。


高橋からは、亀島橋が向こうに見える。200m程先である。


地図に出ていて気になった日比谷稲荷神社。
由緒はありそうなのに、あれ?という感じである。


もとは今の日比谷公園辺りにあったらしい。
日比谷という地名は、海苔を採るヒビから来ていて、ヒビのある谷から来ている、とのこと。土砂の流入や、埋め立てで、どんどん海岸線が後退して行って江戸時代にこの地に移転したのことである。稲荷神社は、漁業に関係があり、安全祈願のために海岸線に置かれることが多いらしい。










亀島橋。


亀島橋の渡り口の案内板。
この周辺に千葉の中高年の星、伊能忠敬や写楽が住んでいたらしい。




亀島橋から日比谷稲荷神社方面を望む。


この橋の周辺は海運業も盛んだったらしい。


新川町に渡る。
先日のクレーンの事故を思い出して、遠回りに。


忠臣蔵の47士の一人、堀部安兵衛がこの周辺に住んでいたらしく、その碑。




新大橋通りに出る。


すぐ近くに八丁堀駅。


周辺はオフィス街です。


少しでも下町らしい雰囲気を捜して裏通りを。


近くで見かけた、少し古いビル。醸造機械を扱う会社らしい。




下町らしい雰囲気のお店。


どんどん古い建物は壊されてビルになるようです。
古い、と言っても周辺の古い建物は戦後に建てられたものですが。
この周辺は関東大震災や戦災にかなり痛めつけられたようです。




懐かしい雰囲気の残った路地。


八丁堀周辺についての案内板。
旧京華小学校校舎前です。現在、京華スクエアという公共施設。


その中。


旧校庭。


全景。


少し古そうなビル。
そば屋に入りたかったけど昼食時間には早すぎる。


桜橋ポンプ所。
この下に桜川があった。


ポンプ所の向かい側の空き地。何故有効利用しないのだろうか。


柵越しの遠くに八丁堀駅出口にある桜川公園が見える。


新富町に入る。


少し古い郵便局。
ふと気が付いたが、旧京華小学校といい、丸っぽい作りの建物が多いような。


京橋税務署。
後で気が付いたが、この周辺に新富座という歌舞伎場があったらしい。


築地橋。


築地橋という名が残るようにここは川だった。今は高速道路です。


橋を渡って右手に中央区役所へ。


中央区役所が見えて来ました。


有楽町線新富駅。


中央区役所正面。


全景。


先の方には、来てみたかった築地警察署が見える。


最近、日曜日も役所内の一部が開所し出したようだ。


役所の玄関から。
向かいが三吉橋。橋の下は高速道路です。
三吉橋という名は、江戸時代から合流した川に、三つの橋が架かっていたことから名付けられたそうだ。


築地警察署。
小林多喜二が虐殺された場所である。
予想通りというか、周辺にはそれにまつわる碑等は一切ない。
怒りをもって見つめた。




築地警察署前の公園。のどかな様子。


公園からの築地警察署。左に中央区役所。


築地警察署全景。




銀座方面に向かう道に見られた懐かしさの匂う建物。

こんな風に子どもの遊び場を確保しているんだ。


急に人が多くなった。
道路警備員も多い。


銀座通り(中央通り)。


松屋銀座。


外堀通りにある画廊に向かう途中にあるビル。
カメラの画像を加工した訳ではない。
デビアス銀座本店(宝石店)。3月30日にオープンしたそうだ。左隣はミキモト。


かのビルの1階部分。


なんで日の丸に星条旗なの?


ミキモトのビル。


画廊を覗く。
微細画の亀谷稔という人の作品展。私の感性にはあまり合わなかった。


よく来る数寄屋橋交差点。


少し外堀通りに進むと日動画廊本店。
こんな所にあったんだ。過去に来たことがあったっけ?あったような、ないような。
記憶は定かでない。
無論無料なので覗いて見る。


「Kinya展」という個展が開かれていた。こちらの方は私に感性には合った。


日動ビル(現在は東京海上日動ビル)の一角に熊本物産を扱う、銀座熊本本館。
少し覗くと2階で食事も出来るらしい。画廊の帰りに食事しようと考えた。


斜め向かいにリクルート本社。
ここにあるんだ。


少し行き過ぎてしまったようで、見逃すように銀座芸術研究所の小さな看板が。
1階がケーキ屋さん。


間違いないな、と思って2階に上がると。
なんと閉まっている。エッー!という感じであった。
増谷さんの個展案内のはがきをじっくり見ると確かに日曜日は開いていない。
しかし、じっくり見ないと(サーッと見る自分が悪いんだが)気が付かない。
諦め切れなくて,ドア越しに様子を見る。
あまり広そうではないが。




2階の画廊への入口。


1階のケーキ屋さんで聞くと、ときどき日曜日でも開いているそうだが。


先程の熊本館に戻り昼。
2階は、ごく最近の1週間程前にオープンしたのだそうだ。


トイレに行った際に窓から見える銀座の裏通り。




窓からの外堀通り。


ランチのだご汁定食800円。


食後のコーヒーがおそろしく温くて、入れ直ししてもらった。
時間がかかってフィルムセンターでの13時から上映時間が気になった。


数寄屋橋交差点。


ミキモト近くのオブジェ。


小物屋。


例のゆがんだビルの1階。1階までしっかりゆがんでいるんだね。


銀座通りは午後から歩行者天国なんだ。


銀座通りの一番北側から。


京橋の親柱。




時代ごとに33つ親柱が保存されている。




警察博物館。


18時までやっているそうで、無料です。
後で見ることに。


12時57分に近代フィルムセンターへ。


滑り込むようにホールへ。
途中入場は出来ない。500円。
意外に多くの観客に驚く。
古くて地味な映画なのに。300人程の会場の5分の3以上は入っていた。


15時に上映終了。


階段に展示されたポスター。





ホール受付。






次の「土と兵隊」の上映を待つ長い列が。
愛好家って多いんですね。


ロビーでも多くの人が上映時間を待っていました。






センターを見学します。
フィルムセンター展示室が7階にあります。


入館料200円、ということで中もどんな展示なのか分からないので、怯んだけど「まあいいか」と入ることにした。映画を見た半券があったら100円で入館出来た。始めに言って欲しいね。


屋上も覗きます。




ここが喫煙コーナーになっています。


全く景色も見えず、収容所状態。


ここまでは、写真を撮れます。
明治の映像が面白い。じっくり全て見てしまった。歩いて来た街並と比較しながら時代を感じた。
フランスのリミュエール兄弟は、1895年映画(シネマトグラフ)を発明するとただちに全世界各地に技師を派遣し、その風俗習慣を撮影したそうだ。これは日本を翌々年1987年から1889年にかけて取材したものである。リミュエール兄弟の先見性に感心した。


東京の通り。


東京の鉄道駅。


フィルムセンターの外観。


警察博物館の1階。


この展示のヘリに乗れます。
実際、この操縦席だと相当恐いでしょうね。






このような子ども向けのコーナーも。


警察博物館全景。


すぐ近くが京橋駅。
八丁堀まで歩きます。


フィルムセンター全景。


弾正橋。
と言っても橋の下は道路。




橋の上に水が流れ、その下は道路。変な感じです。


そば屋のあるビルに戻って来ました。


八丁堀駅。


駅隣にある桜川公園。


祠。


入一観音菩薩。入一とは入船一丁目という意味。
観音像というより地蔵さんという感じです。


虫歯祈祷石。




上のガマガエルの石像は、この写真の左下の位置に。


公園側から八丁堀駅を。




八丁堀駅の改札口です。

 国立近代美術館フィルムセンターでの映画は、映画創世記のフィルムはもちろんのこと、近代のものも所蔵している。上映は、古いものを上映することが多いようだ。
 実際に足を運んだのは初めてだが、私には、1984年のフィルム出火による全焼が印象深く記憶に残っている。
 
 高見順原作の1946年作の「今ひとたびの」は、大女優の高峰三枝子(出演当時28歳)には申し訳ないが、あまり私好みではなし、転向者である高見順も好感が持てないので、あまり見る気がしなかったが、戦争直後の当時の時代を知る、という観点で鑑賞した。
 当時は自然なのかも知れないが、頻繁にタバコを吸う場面が出てきて、映画の場面だけでも、出演者1人平均20本は吸っているように見えた。その場面を見る度に気が滅入ってしまった。
 内容は原作通りではないようだが、私には「頗るロマンに走り気味」という展開で1946年という時代を意識しないと、とても見ていられない内容である。「君の名は」(よく私も知らないが)に似ているような場面もある。
 簡単なあらすじは、戦後、復員姿のまま、約束した聖徳記念絵画館前で、毎週のように日曜日に待ち合わせるが、彼女は現れない。その場面から、戦前の2人が出会った時代を辿っていく、という流れである。戦前左翼(自由)思想に共鳴していた主人公(ヒーロー)が、演劇に主演していた財閥の娘のヒロインに引かれるが、左翼運動に共鳴した彼女は検挙され出所後に婚約者と結婚する。セツルメントの医者であるヒーローは純愛を貫き、召集前に、生きて再び会うことを約束した2人であった。
 数週間後に待ち合わせの場所に、ヒロインからの手紙を持って現れた知人によって、主人公は、箱根の療養所に居るヒロインに会うことが出来たのだった。
 映画を見て、気になったのは、タバコはもちろんのこと、左翼が強調され過ぎのこと(占領軍政策?)、貧しいもの達の姿はあるが、主に戦前での話で、戦後の食糧難の悲惨な状況が画面に現れて来ないこと、話の展開がうまく?行き過ぎていること、である。
 主演の龍崎一郎は、その後、悪役等での脇役でも活躍した役者である。
 7階のフィルムセンターの展示室は見応えがあった。それ程広い会場ではないのだが、おそらく、こんなに長い時間見学していた人は、あまりいないかも知れない。私の見学中に、私は次々と抜かれて行った。入館料100円は安いかも。
 日本の映画の創世記から、歴史を辿るように展示されているが主に映画会社の観点から展示されている。古い撮影機や映写機等の展示もある。
 アニメのコーナーでは、手塚治虫紹介のコーナーも。
 企画展の映画の中の日本文学パート?で、小林多喜二や忍びの者の原作で有名な劇作家でもある敬愛する村山知義のコーナーもあった。
 ただ展示物説明のプレートの字が小さい。会場は撮影機等の保存のためか、暗くしているので、目が大変疲れた。受付で大型のルーペを貸してくれるのだそうだが、説明のプレートまで近づいて行って見る姿勢を続けるのは、大変そうである。
 警察博物館は閉館30分前だったのでサーッと見たが、意外におもしろいかも。むろん警察らしい当局側の観点に立った展示内容であるが。
 博物館は元京橋署があった場所だそうで統合のために、警察博物館になったらしい。

 1日、歴史小説の舞台、八丁堀周辺を歩いた。相当に疲れた1日であった。
 昨今、東京散歩が、一定の人気があって、ガイド本も多数出版されている。
 常に変貌する東京であるが、歴史を踏まえながら歩いてみると多くの見応えのある史蹟がある。
 江戸や戦前の雰囲気を残した所は、ごくごくわずかである。けれども、現在建築の下に埋もれた江戸や戦前の史蹟を推理し、当時の人々の生活を想像するのも面白いものである。

2009.04.19 Sun l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
筑波学園都市 
研究所一般公開
                         4月18日(土)

 昨年は女房と行ったつぐばの研究所一般公開である。
 今年は生徒と一緒に公開に参加した。つくばまで新八柱から37分。速い。乗っていて車窓を見ていると何かせかされている感じである。最高で時速何km位出ているのであろうか。ネットで調べて見たら最高速130kmということだが、実感はそれよりも速く感じる。
 新八柱から東京駅(実質的には有楽町だが)に行くより速い。電車賃は高いけど。
 昨年同様無料バスが運行されている。
 人の流れに乗って行ってしまったら、過去に行ったことがあるので、今回はあまり行く気のなかった宇宙研(宇宙航空研究開発機構)JAXA(ジャクサ)行きのバス停に。けっこう老若男女、来訪者が並んでいたが、バスが次々と来る。並んでいるとハンドタオルを配ってくれる。公共機関を使ってくれる?来訪者に配っているそうだ。
 JAXAへは、混雑を避けて向かいの材料研究機構の研究所にバスが着き、道路を渡ってJAXAへ。車が次々と来ていて、人出が多そう。
 JAXAに入ると予想通り?すごい人。
 後で聞くと、つくばの研究所公開で毎年一番の人出で1日で1万人以上だそうだ。小さい子も目につくが、年配の方や若いカップルも多い。
 会場は広く、過去に来た時は、展示室中心だったが、構内全体が公開されていた。
 混雑が予想されたので11時だったが、先に食事してしまう。公開向けの特別メニューもあったがおいしそうではなかったので、揚げ玉ソバ。350円。
 構内は広く歩くだけで疲れてしまった。近ツリの団体さんもいて、驚いた。この公開に向けて、日帰り旅行が募集されているそうだ。筑波エキスプレスに乗って、JAXA公開に行く、という企画で、けっこう団体さんの旗の後ろに並んでている方がいたので、人気のようだ。1グループだけではないようにも思えた。
 構内にはやはり無料で循環バスも走っていて、一番奥まで歩き見学したら疲れたので乗ってしまう。ただし、構内の入口までしか行かない。
 一番見たかった、運用管制室には長蛇の列で20分待ち、ということなのでまたの機会に。
 一度つくばセンターに戻り、午後は今回の公開で一番見たかった食と農の科学館に。バスの時間が少しあったので、センター周辺を少しお散歩。駅のバス停周辺が工事中であった。
 食と農の科学館もけっこうの人出。試食コーナーに期待したが、少しは残っていたコーナーもあったが、大方終わっていた。やはり午前中が狙い目かも。
 16時過ぎの電車で帰ったが、たいへん疲れた1日であった。1日に研究所2つ見学が限界であろう。
 JAXAの公開にはしばらく行きたくない。
 同伴したSくんは、満足してくれたようだ。


つくばセンター。


JAXA行きバス停。


 車でも続々と来訪者が。

 一番大きな展示物H-?ロケットと補助ロケット。

 このようなサービスも。ディズニーランドのミッキー並の人気。


 早い昼食。公開向けのメニューも。


 食堂です。


宇宙でも組合の旗を。


水ロケットコーナー。


各会場はこのような混雑。




歩くのも大変。


H-?ロケットの近くにコーナーにあった筑波大学の学生が研究中のハイブリットロケット。


お土産コーナーにはいろんなグッズが。


過去に来たことのある展示場。もちろん展示物はずいぶん入れ替わっていた。ここは常時公開している。


日本の国産ロケットの数々。


ソユーズです。


よく、このようなもので宇宙に飛び出せたなあ、と思います。






近ツリのみなさんも熱心に見学していました。この常設展示では、職員が常に説明してくれるようです。




ロケット打ち上げの音を体感出来るコーナー。数十kmm離れた地点でも100dBを越えます。
でも、昔、私が厚木基地で、住宅街の一角で体験した、胃の腑をひっくり返されるような米軍機のジェット戦闘機の離陸音の方がすざましかったけどね。


テントも張られてさまざまなコーナーも。


太陽電池カー。

液体窒素のタンクがいろんな施設で目に付きました。


構内の公園も広いです。


宇宙ステーション運用棟へは長蛇の列。




宇宙ステーション試験棟。




ここでも宇宙食等のお土産コーナーが。


宇宙食の紹介コーナー。


試食コーナーもありましたが、予約でいっぱい。


自動販売機の飲料が無料!


運用棟見学はこのように長蛇の列。


構内のアメリカヤマボウシ。




つくばセンターに戻るバスは午後は構内から。午前中だけ混雑を避け、向かいの研究所に停まったのだそうだ。あっちに行ったりこっちに行ったりしてしまった。


つくばセンターに戻ります。食と農の科学館行きのバスが来るまで周辺を見学。




この先が大清水公園。


食と農の科学館へ。
この通りが広い桜並木。少し前のサクラの時期には見事であろう。数百mはある。




田植えロボット。


館内にはさまざまな農業や食品関係の研究所の紹介コーナーが。


パン(ユメシホウという小麦の品種)の試食コーナー。他にもいろいろ試食コーナーがあったようだが、ほとんどなくなっていた。


農業技術発達資料館。見応えあります。


クイズコーナーも。


さまざまな研究所の紹介コーナー。数えなかったけど20コーナー近くありそう。






日本で栽培される米の種類。


世界の米。


稲の標本。


バイオ燃料。


木の粘土の型とりコーナー。木の粘土とはおがくずが原料。


食と農の科学館前は、広々とした畑。バイオ燃料(廃食用油燃料ーBDF)で走るバス。


右手は麦。奥には菜の花が。










干し芋試食コーナーもすでに予約でいっぱい。


焼き芋試食はたくさん食べられました。


農業水産技術技術会議事務局からバスが。




ここは数年前に来たことがある。
遺伝子組み換え実験についての研修で、宿泊したこともある事務棟である。




ここでも一般公開が。
右奥に青いバラの展示が。サントリーが開発したそうだ。写真は近くでは不可。


カイコの繭から糸を取り出すコーナー。


様々なカイコの展示。いろいろな種類がいる。






つくばセンターのバス停に着いたら、昨年も見かけたボンネットバスが。


向かいのビルの周りに植えられたシャクナゲの花が咲き出していた。


つくばらしいマンホール。


ちょっと中央公園を覗いて見ると、モンゴルの催しが。
『つくばハワリンバヤル』モンゴル祭りだそうだ。
ゲルが展示されていました。






つくば駅。


利根川です。


一般公開でもらって来たものの数々です。
2009.04.18 Sat l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
2009年度第2回事務局会議の報告

時 2009年4月17日(金)19時から

場所 新京成線 北習志野駅 北習志野駅ビル サイゼリヤにて
(駅は新しくなったばかりでサイゼリヤは 3ヶ月前に出来たばかりだそうです)




駅側から見て右下の位置にサイゼリヤ。


サイゼリヤ側のビルから見た北習志野駅。



出席は少し少なめの4人でした。
         
○ ミニ学習会(前年度の千葉県公立入試を分析する)
最近の3年の生徒の実態の交流から始まり、2007年度と2009年度の出題問題をもとに入試問題を検討。千葉県公立入試は数年前からPISAを意識したかのような問題が作られていて、国語力(読解力)が求められる問題となっている。2008年度の入試(今年の2月実施のもの)については、「2の音の問題」の出題内容に異議が出た。「指で輪ゴムを伸ばして行う実験」は、結果が明確に出ないような実験であり、それを問題にすることに疑問がある、という声が多かった。私立の入試問題も検討していきたい。
2009.04.17 Fri l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
理科教材費
asahi.comの記事から
理科教材費、どーんと15倍 経済対策に200億円盛る2009年4月12日3時5分

 上皿てんびんに電流計、顕微鏡……。理科の授業で使う実験器具や教材の費用として、文部科学省は、200億円の予算を政府の新経済対策に盛り込む。昨年度までの数年は年13億円前後で推移。厳しい財政事情で購入費がゼロの学校もあるため、例年の15倍の「特盛り」予算で、「理科離れ」「理科嫌い」を防ぐことにした。

 実験用のてこや丸底フラスコ、メスシリンダー、図鑑……と、理科の授業で使われるものの購入費を広く補助する。公立と私立のすべての小中高校、特別支援学校が対象だ。理科教材は、購入費の半分を国が補助し、公立なら自治体が、私立なら学校が残りを負担する仕組み。今回は自治体の負担分も特別交付金で多くを手当てする方向だ。

 「ゆとり路線」から学力向上にかじをきった新しい学習指導要領は、理科と算数・数学について今春から前倒し実施され、授業時間が増えた。

 しかし、科学技術振興機構と国立教育政策研究所の昨年の抽出調査では、コンデンサー、手回し発電機といった新指導要領で必要な実験機器のない小学校が6割以上あった。小学校の備品費は年平均約9万円で、指導要領上、必要と試算した額の半分ほど。「ゼロ」という答えも、小学校で40%、中学校で24%、高校で27%に上った。

 「器具が少ないので見せるだけで子どもに体験させられず、理科の面白さが伝えられない」「授業増と学力向上のかけ声だけでは対応できない」といった声が文科省にも届いていたという。(上野創、行方史郎)


 このこと自体は悪いことではない。しかし、200億円ってすごい金額のように見えるが、私立も含めて全国の小中学校は、3万5千校ほどある。1校あたりに単純に計算すると60万円弱。
 現場の声としては、高価な備品も結構だが、自由に使える消耗品費が必要と考える。身近な材料を使い、生徒にリアリティのある授業を行っていこうとするならば、例えば果物や野菜(電池の実験や切片観察やデンプン検査等)や豆類の種や飲料水(酸アルカリ検査や電解質水溶液として)などなど、ちょっとした生活実感のある身近なものを購入する。教師が自分のポケットマネーを使っていることが多いのだが、1年間を通じてちょこちょこ買っていると数万というバカにならない金額になる。いちいちお伺いをたてて、書類を書いて申請するのを面倒がり、自分で買ってしまう方が少なくない。このようなことでは、実験に使える身近なものを買うということ自体を面倒がってしまうことにもなってしまう。
 自由に使える消耗品費が欲しいのだ。もちろん購入後はしっかりと領収書を揃えるのは当然であるが。
2009.04.12 Sun l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
春の香り
                     4月5日(日)

 家の周りの花の開花の状況を撮影してみた。カメラを持って2時間程度、家の周辺を歩いてみた。


畑のキリの木のもとに生えた菜の花。


キリの木の根本に打ち捨てられた?シクラメン。


ダイコンの花と菜の花。


何の豆の花だろう?ソラマメの1種だろうか。


私の畑のロケット(ルッコラ)の花。このまま咲かせて種を取るつもり。


モモの花。


近くの空き地のオオシマザクラ。この花はもう満開を過ぎていた。
松戸では翌日6日がソメイヨシノの満開であった。

近所をずうっと歩いてみたら、花がきれいだった空き地や樹木がなくなって、住宅地になっていたりしたところがあった。私の近辺でも徐々に開発が進んでいる。

2009.04.05 Sun l 発見 l COM(0) TB(0) l top ▲
事件の跡地?

                   4月2日(木)

マブチ事件の跡地に建てられた安全安心ステーションが完成。
4月6日(月)開所式があったそうだ。

2009.04.04 Sat l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
阿修羅展
                       4月2日(木)

 阿修羅展は、昨年暮れから大きな看板が、上野周辺の駅に立てられ、前宣伝の上手な朝日新聞社の主催である。私は早目の1月5日に近所のコンビニでペア券(2枚綴りで2400円)を買っていた。当日券は1人1500円。
 興福寺の中金堂を再建する資金集め、という側面もあるようだ。
 阿修羅像は、過去に実物を見たか、どうか記憶にはない。それだけ、いろいろな本や雑誌で目にすることがあったからである。私には、手塚治虫の『火の鳥』で扱っていたもののイメージが残っている。阿修羅像や八部衆(4月19日までは全て揃う)を扱っていたように思うが、火の鳥のどの『巻』のどの話の場面で扱っていたのか記憶にない。
 あらためて阿修羅像を写真等で見ると、少年のような眼差しの像が、「阿修羅」というおどろおどろしい名と不釣り合いの憂いを含んだ表情で、何かを語りかけるようにしっかりと空間に直立している姿に魅惑がある。今回の展覧会では、360°全身像が見られると言うことで、時間を作って見に行くことにした。
 会場に入って、まず最初に阿修羅像に向かう。それからあたためて入口から見て行く。阿修羅像を実際に見た感想は、期待した通りだった。とくに裏からも見られたことは良かった。360°じっくりと見てみると阿修羅像がまるで、キュビズムの彫刻のようにモダンに見えて来た。よくみると腕の先の指が欠損しているところがある。1300年の時代を越えてここに存在していることに感銘を受ける。源平の戦い(治承の乱)の兵火などで何度か本堂が焼失しても守られて来た、守り抜いて来た人々の憶いも伝わって来るようだ。
 像は脱活乾漆造とう方法で作られている。非常に手間のかかる当時としても高価な漆という材料を多量に使うため、その後造られなくなった方法であるが、完成したものは鋳造した像に比べて大変軽くなるので、避難が容易だったそうだ。そのために1300年も、守ることが出来たという側面もある。
 ただ、会場で像を映す照明は、暗くはしているが、ポスター等で見られる像の色合いと若干違っていて、全体が黄色味を帯びて見えた。実際の太陽光線ではどのような色合いなのであろうか。
 阿修羅像には髭も描かれた後は薄く見られるが、製作時には、より着彩されているのであろうから、可能ならばバーチャルリアリティ映像で再現されたものを見てみたい。展示会場でのバーチャルリアリティ映像では、高精細画撮影画像での阿修羅像と再建される予定の中金堂の上映があった。
 阿修羅展を見た後、本館全体をしっかり見ると1日かかるし、過去に何度か見たことがあるので、特集陳列の「黒田清輝のフランス留学」だけ見るつもりであった。掲示されていた特集陳列「酒呑童子」もおもしろそうなので参観した。
 この時期だけの春の公開(3月14日から4月19日まで)の庭園も見学。
 法隆寺宝物館のレストランで食事しようとしたが、待っている人が多くて止める。
 国際子ども図書館で食事し、隣にある黒田記念館も見学。黒田記念館は、元美術研究所で、木曜日と土曜日の13時から16時だけであるが、無料公開である。
 サクラの時期の上野公園は報道で見るばかりで、今までも「来てみたい」と思ったことはなかったが、少しだけサクラのようすを見てみた。7分咲きであろうか。通りの人々は満開状態である。しかし、最大ピーク時にはその2倍の人ほどになるのであろう。


9時20分にこのようす。過去に「源頼朝像」展示の企画展で、おそろしく入館まで時間がかかったことを思い出す。
正門で並んでいる人は200人位。館の入口の方に300人ほどいた。
国立博物館では、開館時間を金、土、日は20時までとしているそうだ。さすがにその時間だとゆっくり見られるのだろうが、その時間に行きたいとは思わない。


9時20分に券の確認。






入館は30分から。後ろにもこのような列が。


写真は、いっさい禁止です。


入口には、興福寺の僧が。


本館展示撮影は、ストロボなしなら写真OK。黒田清輝の有名な『読書』。フランス留学中に親しくなった農家の娘さんをモデルにしたものだそうだ。フランスには法律を学びに行き、法律を学ぶことに限界を感じ(フランスの法律からよりドイツの法律から学ぶものが多いと当時の政府は考えたようだ)、絵を学ぶようになったそうだ。大作『智・感・情』にモダンな息吹を感じた。
特集陳列「酒呑童子」には、むかし噺は残酷な場面が洋の東西を問わず描かれることが多いが、室町時代当時の残酷な「むかし噺」の1種として、このようなお噺を楽しむ?人も少なくなかったのだな」と思った。


本館から、上野公園方面を写す。


本館脇から庭園へ。


やけにカラスが多くてうるさかった。




五重塔。6m近い銅製の塔。1700年頃のもの。最上部の相輪に龍が絡み付いている。


ニリンソウがほんの一輪。


春草庵。


転合庵。


本館を望む。


応挙館。




九条館。


わずかにガラス越しに山水画の襖絵が見られる。


九条館全景。


六窓庵。


本館側から転合庵を望む。


ショウフクジザクラ。実がなるそうだ。




正門側から表慶館を望む。


法隆寺宝物館。


黒門。


1997年まで使われた京成博物館動物園駅の入口。


国際子ども図書館。


国際子ども図書館内のカフェテリア。高くはないがおいしくない。Aランチ(700円)のロールキャベツは冷めていました。Bランチ(600円)はスパゲッティ。


国際子ども図書館から撮った国立博物館。停まっている白いバンが目障り。
国際子ども図書館では「ゆめいろのパレット? 野間国際絵本原画コンクール入賞作品 アジア・アフリカ・ラテンアメリカから」をやっていたので見る。絵本の絵画であってもエネルギッシュなものを感じた。


国際子ども図書館の隣の黒田記念館へ。黒田記念館は、元美術研究所であったので、関係の機材の展示もあった。これは撮影機。


東京文化財研究所の写真についての見解が共感出来る。


この大きな箱のようなものは何か、会場の方に行くと、空調機だそうだ。昔のものなので、このように仰々しくなるそうだ。


高村光太郎作の黒田清輝像。


有名な「湖畔」を反射近赤外線カメラで撮ったもの。


黒田記念館の天井の一部。


「湖畔」モデルは黒田清輝夫人、照子。場所は芦ノ湖。


「婦人肖像」これもモデルは黒田夫人か。




上野公園のサクラ状況。




2009.04.03 Fri l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲