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千教研 理科部会
 授業研究
                     10月30日(木)
 四中で授業研究があった。4年目の若い女性の授業だった。緊張しているとは言っていたが、落ち着いて授業しているように見えた。セルロースチューブとポリエチレンのチューブを使って、デンプンとブドウ糖の分子の大きさを考えさせる授業であった。ポリエチレンの袋を使う必要はあるかは疑問だったが、セルロースチューブ(私はセロハンを使っている)を使って「分子が小さなものは膜を通るかどうか」を実験することは大変意義のあるものである。私は演示ではあるが必ず「だ液実験」の前に行っている。
 今回の授業では「だ液実験」後の確認実験として位置づけていた。
 デンプンと糖を対立するものと扱っていたことについては異議を述べた。
 私も、いろんなところで言っているし間違っている教師がたいへん多いのだが、デンプンも多糖である。「甘いから糖である」という認識も間違いだ。
 また、操作が煩雑なるので、チューブはセルロースだけで十分である、と感じた。この意見は授業後の協議で多く出た。実際、授業は75分授業となってしまっていた。
 授業直後ある生徒が「あーあ、終わったぁ」と大きな声を漏らしていたが、それだけ生徒は一生懸命集中して実験に取り組んでいたのだが。
 課題は少なくはなかったが、授業内容は意義のあるものであった。






1人の生徒が授業開始前に実験の準備を手伝っていた。


四中の中庭。古い学校なのでいろいろ揃っている。整備はともかくとして。











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2008.10.30 Thu l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲