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科教協ちば
冬の学習会に参加しよう


期 日:2008年2月16日(土)17日(日)

会 場:さわやかちば県民プラザ(柏の葉公園)

参加費:2日間1000円。一日のみ500円。学生無料。
宿泊費:4000円(食事代別)
    宿泊希望の方は連絡をください。 (ブログのコメント欄に宿泊
    希望を投稿しても可 氏名 連絡先を忘れずに)
    宿泊者以外の参加者は事前の申込はいりません。

    当日参加可能です。

日 程
2月16日(土)
受付13:00 から
  13:30 実践レポート討議
    科教協全国大会愛知大会に千葉から参加された6本のレポートの報告。
    (1本10分)
  14:30 授業 づくり講座1(菊地みどりさん) 
    「原子力の授業(原子爆弾と放射能被害について)」
  16:00 授業 づくり講座 2(岩田好宏さん)
    「原子論的自然観の授業」
  18:00 夕食
  19:00からナイター
    「化学実験の話」(仮題)(山本喜一さん)
    「アブラムシの話」(松本嘉幸さん)
  
    フィールドワークの事前学習等
  21:00頃まで

2月17日(日)
   9:00 講演 朝生邦夫さん(元千葉南高)
  10:30 実験講座「授業で使える実験いろいろ」
    (西澤保雄さん)
  11:30 千葉支部総会(どなたでも参加できます)
  12:00 終了
    (12:00~ 事務局会議) 

  昼食後、県民プラザ周辺フィールドワーク

  東大柏キャンパス こんぶくろ池 幻のロケット戦闘機秋水の燃料タン
  ク跡など見学
  (それぞれすぐ近くにあります)


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2008.01.25 Fri l お知らせ l COM(0) TB(0) l top ▲
連日の学習

1月18日(金)は森のホール小ホールに。
大田尭さんの講演会

千葉県中小企業家同友会 松戸支部 2008年 新春例会 特別講演
人と人とのかかわりが失われつつある今。家庭・学校・職場での真の教育とは何か。
大田尭先生からの熱きメッセージ
誰もが持っている自ら変わる力を信じ合う

元都留文科大学学長 東大名誉教授 教育史・教育哲学専攻
自宅で月1回共育懇談会開催 現在180回(15年)
主催 千葉県中小企業同友会松戸支部
共催 東葛支部 鎌ヶ谷白井支部 野田支部 共育委員会 女性部会

 その前日の夜、近所のBさんが訪問し「こんな講演会が無料であるから行かないか?」と誘われた。中小企業と教育評論家である大田尭さんとのおもしろい組み合わせで、このような会があることは聞いてはいたが自分の日程には入れておかなかった。Bさんの家の修繕に来ている私もよく知っている「S社の方から誘われたので、私の所にも誘いに来た」という訳である。Bさんがわざわざ寒い夜に訪問して誘ってくれたので行くことにした。

 Bさんは夫婦で来ていた。昵懇のS社の会長さんもすぐ後ろの席に来ていて声をかけられた。
 大田さんの講演はもう、10年以上も前になるだろうか、一度は聞いたことはある。高齢なのでどうなのかな?という思いはあった。
 S社の会長さんは今も大田さんの自宅での懇談会に出席しているようだ。参加者はほぼ会場一杯の500人位だったろうか。






 


 


 


 



 



 





県教育課程交流集会 柏
全教千葉主催 1月19日(土)9時30分から16時まで
柏市中央公民館

参加者は60人程。

梅原氏は新学習指導要領がどのようなものが出て来るのか見事に予想されていた。いわゆる問題ある全国一斉学力テストの結果というものも、「このような結果になる」という前提のものに出題され、そのような結果になった。100億もの金を使った、まったくインチキなしろものであることがよく分かった。
私は先日の科学リテラシーのことも含めて発言もした。

昼は讃岐うどん。390円+200円。+300円出せば海老2本であった。

 午後の理科の松本さんの話は2時間以上の話。
























































1月20日(日)13時30分から16時まで
『ビラ配りの自由を守れ』という集会

黙っていられない
いまこそ言論弾圧をはねかえそう!!権力犯罪の責任を追求しよう!!
憲法・人権・言論の自由を守るつどい


常盤平市民センター第1会議室
第1部
「言論弾圧」をたたかっている4事件の報告と訴え(葛飾ビラ配布弾圧事件。国公法弾圧堀越事件、同世田谷事件、大分県選挙弾圧大石市議事件の内容をビデオ映像で説明。関係者の補足説明と訴え。質疑意見交換。)
第2部
「冤罪(無実の罪)」はどうしておきるのか?(富山県警誤認逮捕事件、鹿児島県公選法志布志事件、茨城県布川殺人事件を事例として)
言論・表現の自由を守る松戸準備会
治安維持法犠牲者国賠同盟
日本国民救援会松戸支部

 参加者はほぼ会場一杯の50人程?



















2008.01.20 Sun l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
2008年初雪

 1月17日(木)の夜中に初雪が降った。道路に降った雪は道路を濡らすだけですぐ消える。

これは女房が撮ったもの。



雪は昼には畑に積もったものも全て消えた。やはり私は雪を見るとワクワクしてしまう。

2008.01.20 Sun l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
飯田橋から有楽町

科学教育リテラシー向上へのチャレンジ
子どもを 学校を 地域を変える!
ガリレオ工房 日本科学教育振興財団・科学技術館 理科カリュキュラムを考える会 主催
                       1月13日(日)
 科教協千葉の会報に同封されていた科学教育リテラシー研究会のチラシをみて、同期会で東京に出かけるついでに行ってみようと思ってはいた。同じような日程で民主教育研究所の全国教育研究交流集会(教育基本法「改正」後の動向と私たちの教育実践・研究の創造ー東京から日本の教育を問う)も明治大であり、こちらも興味を持った。全国教育研究集会は参加費2500円ということと、当日の日程の関係で飯田橋の東京理科大にいくことにした。

 今年一番の寒さの中(と言っても北国から比べればたいしたことはない)東京理科大(神楽坂)に向かう。

東西線の飯田橋から地下を通ってずいぶん歩くとB3出口からは理科大のすぐ近くに出られる。


出口近くに掲示されていた飯田橋周辺の江戸地図。


文具と書かれた看板の所が地下鉄出入り口 分かりづらい


神楽坂の言われ


右のビル群が東京理科大








滝川さんの挨拶は始まっていた


 科学教育リテラシーシンポジウムの午前中だけだが参加できた。午後も少し出ようとは思ったが、午前中の進行が遅れ、午後の部が14時からということになったので、午前中のみになった。
 滝川氏の開会の挨拶後に有馬朗人(元文部大臣)氏の講演があった。





 有馬氏は開口一番「ようするに国が金を出せばいい」という発言をされた。
 次に何回も強調していたのは「子ども達をはげましてほしい。(元気を出させてほしい)」ということであった。
 それは、
 『義務教育では学力は下がっていない。「学力低下」の原因は教師にあるかのようなマスコミの煽動に教師は動揺しないこと。世界的にみて日本の教員の質はいい。科学的リテラシーをはかるPISAの結果を科学的に分析すればよく分かる。ただ、高校からは課題がある。
 それは、理系出身の人達が重用されていないからだ。』
 というような話から切り出された。

 さらに「科学が地球の危機を救う」「CO2除去を」と訴え「地球温暖化と温室ガスとの因果関係は不明」という科学者を批判した。
 水俣病解明の際の科学者の役割を例に出し、将来の危機に立ち向かわず、問題を曖昧にするような役割をする科学者を批判していた。その姿勢には好感が持てた。

 どのようなテストであれ、学力を単なる試験結果のようにとらえる捉え方には私は同調しない。今、教育現場の最前線で問われているのはそのような捉え方をした「学力問題」よりも「学習意欲の問題」であると私は考えている。しかし、確かに「学力問題」を切り口にされて教育現場が振り回されているという危機は持っている。その「学力問題」をうまく利用している教育資本側の力も感じている。文科省が音頭をとった昨年の学力テストは、行政側の教育への介入と教育資本の論理が巧みに統合して働いた最悪の動きの一つである。私は、「学力問題」は、有馬氏が言うような「マスコミが元凶」では決してなく、市民をコントロールしたがる「転んでもただでは起きない行政側」と「教育資本側」が元凶であると思っている。
 今、教育現場で求められているのは「子どもたちに自信を」と言っておられたが、要するに私から言わせれば「子どもたちに展望を!」ということではないだろうか?

 有馬氏の話は、予定されていた講演時間を2倍以上オーバーしていた力の入った話ではあった。

 この後、パネルディスカッション「理科の授業を支援する新しい試み―理科支援員・特別講師の初年度成果」があった。5人のパネラーがいたが、1人ずつご自分の報告をするだけでずいぶん時間がかかり、討論ということはあまりなかった。
 パネラー
 佐々木亨(文科省科学技術・学術政策局基盤政策課)
 守本憲弘(経済産業省経済産業政策局産業人材参事官室)
 大木茂(科学教育振興機構理数学習支援部理科学習支援課)
 高安礼士(千葉県教育センター)
 曽我部國久(出雲科学館)





各地域でのポスターセッションを覗いた。


科教協新潟の小林さんが1人で準備をされていた。






駅までの近道



科教協ちばの杉山さんと昼食のラーメンを食べる。


野菜タンメン(490円)


向かいでは何かの会かな?和服姿の一団が記念写真を撮っていた。


 地下鉄有楽町線で同期会会場のある有楽町へ向かう。

有楽町の地下からすぐビックカメラの入口が。


地下鉄出口


有楽町から新しいビル群。




同期会会場へ


低床バス。新型ですね。


同期会後の帰宅の電車は、東京駅から乗車した。そのために東京国際フォーラムから入って東京駅まで歩いた。



22時過ぎでも東京国際フォーラムの出入り口は空いていることを初めて知る。















閉館は23時30分だそうだが、その時間までなのだろうか。紙袋をそばに2つ程置いて、ガラスのドームの下で時間を潰していると思われる方々がけっこういた。

2008.01.14 Mon l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
科教協 全国研究会
                       1月5日(土)6日(日)
 科教協 全国研究会が板橋で行われた。1月の全国研究会は自分の時間の都合がついたり、東京周辺で開催される場合は参加するようにしている。今年の会場は板橋。板橋はほとんど縁がない。過去には埼京線に乗って素通りしたかなあ?という程度。研究会は1日目は午後から、2日目は午前中だけなので「せっかく板橋で下車するのなら、どこか近場で見学出来る所はないか」と調べてみた。
 すると1日目の板橋駅のすぐ近くに近藤勇の墓があるそうだ。変革を弾圧した白色テロリストの近藤勇には良いイメージを持っていないが、まあ、千葉県の流山で近藤勇は捕まったという縁があるし「覗くだけでもいいか」と行ってみることにした。
 2日目は、地下鉄三田線の板橋市役所前駅近くの会場なので、乗り換えの巣鴨駅にある「おばあちゃんの原宿」とげぬき地蔵を覗いてみようと思った。

板橋駅前 西口広場



板橋駅前 西口



板橋駅前 西口駅前広場


板場駅周辺は記憶では工場団地で、勤労者以外は降りる駅ではなかったように思う。現在は工場が郊外に移転し、住宅街になっているようだが。

西口駅前広場のすぐ前を旧中山道が横切っている



埼京線の踏切から板橋駅方面



板橋駅の東口



板橋駅東口の目の前が近藤勇墓所



墓石には近藤勇と土方歳三の名が。 周りは小さなビルに囲まれている。



横に近藤勇の像。墓には真新しい供花が。



近藤勇当初の墓石。こちらの方が味がある。ご存知の方が多いでしょうが近藤の首は京に運ばれたので、胴体のみの墓。



中央の二人の墓石の左右には新撰組の隊士の墓



「おさいせん」という箱が置いてあって線香が置かれている。



墓石の裏には2人の享年が書かれている。






墓を建てた永倉新八の墓






2組の2人連れが墓参り(観光も兼ねて?)に来ていた。



旧中山道を日本橋方面に



旧中山道を上州方面



踏切のすぐ脇に会場のハイライフプラザいたばしが



立って挨拶しているのが科教協委員長の吉埜さん



報告の北林さん



50人程の参加者でした。(2日目は30人程)



報告の阿部さん



報告の鈴木さん



駅前のコープとうきょうを覗いて出たら旧中山道にはイルミネーションが






科教協第16回全国研究会
~小学校、中学校、高校における地学教育の内容とは~
                 参加費:1000円
1月5日(土)日
会場:ハイライフプラザ板橋Aホール (JR埼京線「板橋」下車)
13:30 受付開始
14:00 北林雅洋(香川)
「小・中学校における地球科学教育の基本となる内容」
15:30 休憩
15:45 阿部国広(神奈川)
「小学校から高校必修理科における地学教育の内容」
17:05 休憩
17:20 鈴木邦夫(埼玉)
「中学における地学分野の学習内容」
19:00 終了

6日(日)
会場:グリーンホール (地下鉄三田線「板橋区役所前」下車)
9:00 討論(前日の提案を受けて)
12:00 終了  午後には2時間ほど、教育課程についての学習会

翌日の6日(日)
常磐線で江戸川を越えて区内に



常磐線から見える2003年まであった三菱製紙工場跡地にある何かの炉?いつも常磐線に乗って気になっていた。この広大な跡地は再開発中である。
検索したらあの球体は古い紙幣と薬品を入れ、圧力をかける物らしい。30年程前には稼働は終了したらしいが、使用開始当時としては最新のものらしく、今後記念に展示される予定らしい。



巣鴨駅



巣鴨駅周辺図



とげぬき地蔵方面



巣鴨駅前



駅前周辺



巣鴨地蔵商店街入口 高齢者交通安全モデル地区の看板が



商店街入口脇のお寺
江戸六地蔵の一つの真性寺









地蔵菩薩像 もちろんとげぬき地蔵ではない
1714年作









とげぬき地蔵へ



ちょうど9時になる頃 地蔵通りの商店のシャッターが開きだした。



商店街のシャッターには浮世絵が描かれている。



帰りにこの煎餅屋で煎餅を買った。



とげぬき地蔵だが周辺にはたくさんの屋台が準備をしている。



とげぬき地蔵は正式には高岩寺。



板橋方面



すでに参拝者がけっこう来ている。



左に洗い観音 右側にはまたいろいろな地蔵



ここがとげぬき地蔵 もちろん非公開



このお御影がご利益があるのだそうだ。



洗い観音を一心不乱に洗っている。自分の悪い所を洗うのだそうだが、ほとんどの方は全身を洗っている。









素手で洗う人も



やっと全身を撮影出来た。









通いのお坊さんかな?






お金が掛かるけど持参してもいいんでしょうね。



七味屋さん



線香点火器



蝋燭を買うと火打石でカチカチやる(言い方があるのでしょうが、わかりません)。願掛け?



園内の一角



とげぬき地蔵全景



ようやく見つけた地蔵尊の言われ







地下鉄三田線に乗ります。



板橋区役所前で下りるとすぐ区役所



区役所前に



北村西望作の像
申し訳ないけど、はっきり言って長崎の原爆の像は作品として良くないと私には思える。この像が原型にもなっているようだが、傑作とは言いがたい。
岐阜で見た「若き信長の像」は良かったが。



板橋区役所



グリーンホール。道を間違えたかと思って一度、板橋区役所まで戻ってしまったけど、最初に道をもう少し行けば見えました。









今日は前日の報告をもとに討議です。



板橋区役所方面



隣に板橋第一中学校のプールが見えた。



グリーンホール前の大山公園



グリーンホールの正面



板橋区役所を抜けて中山道に



ここで昼食



博多ラーメン大盛り490円



阿部さんと、後で来た北林さんと一緒に食事しました。









旧中山道です。



巣鴨方面






こども動物園入口。住宅街にひょこっと入口がある。正面入口ではないでしょうが。
東板橋公園の一角にある。



テンジクネズミ









ふれ合いコーナーも



職員が一生懸命お仕事中。ご苦労さまです。









こじんまりとしたかわいい動物園です



屋外プール。淡水水族館も過去にはあったそうですが。



左のオブジェは子どもの作品。ここはロープが張ってあるのだけど何なのだろう?



テニスコートも



ポニー乗り場。ポニー乗馬は無料のようです。もちろん小学生以下。






フラミンゴも






板橋区役所方面 グリーンホールも見えます。



旧中山道 上州方面



三田線入口



乗り換えの巣鴨駅でもう一度地蔵の通りを見に行く。すごい人です。



巣鴨駅に降りるエスカレーターがすごく遅いです。高齢者を配慮しているようです。



八柱駅前



地蔵煎餅です。350円でした。


この地蔵煎餅を買った店の方に聞くと、
「お店は9時頃から開いている。昼の人通りは、こんなもんじゃなく、歩くのが大変なくらい。20年程前から賑わいだした」そうです。

 とげぬき地蔵に初めて行って見ましたが、よい時間帯に行ったようです。多分昼頃では、洗い観音は写真撮影も難しかったかもしれません。しかし、朝の時間帯でも熱心にお参りする人々を見ていると(むろん信心のない私は見るだけ)「とげぬき地蔵って宗教じゃないなあ」と思いました。宗教というより、祈り、願い、人間の思い(こだわり?)自己に対するおまじない?何かそのようなものを感じました。だって、病から逃れ、自らの(あるいは身近の人の)長寿を願うなんて、自分だけのことなのですから「信条とか世界観とかの問題じゃないなあ」と思った訳です。自己救済ですね。「思い入れ」や「思い込み」が前提にあるようです。ただただ、皆さんのその自己実現?の願いの気迫?に感心しました。また、「なぜ、とげぬき地蔵なのか?」も考えさせられました。昨年に那智の滝に行った際に、宗教は自然崇拝から来るものがかなりある、と書きましたが、とげぬき地蔵は人工物です。たまたま、この場所に寺があったから、そこに人々が集って「原宿化?」した訳です。歴史がそんなに数百年もある訳でないことからも、とげぬき地蔵が救済するものと現代の市民が抱えている不安がみごとにマッチングしているからなのでしょう。とにかく、とげぬき地蔵はおもしろかったです。見学だけでも行かれてみることをお薦めします。申し訳ないけど、拝んでだり洗っている参拝者の姿を見ているだけでも、何かを感じます。

 肝心の研究会の方は
 北林さんの報告はすでに、文書で読んでいたので新鮮さがなかったです。少々分析に走り過ぎている気がしました。ただ、香川大学から見える山の姿(飯野山 讃岐富士)の話は、私自身も昨年熊野の山々を見て感じたことでしたので共感しました。
 阿部さんの報告はいつもの地学教育にかける力(リキ)を感じる報告で、高校で地学を必修にさせたるための教育過程について新鮮な切り口がありました。しかし、参加者からの質問でもありましたが、仕方ない点もあるでしょうが「地学教育を中心とした小・中・高を見通したカリキュラム」となっている傾向がありました。
 腰の方とは、だましだましつき合っているようですが、お大事に。
 鈴木さんは、同じ中学の立場でしたので、興味深く聞きました。単元ごとの課題を明確にした具体的な報告でした。教材まで例示してくれるとより具体的に見えてきたと思われます。
 翌日の討論は、私はとげぬき地蔵を覗いたので少々遅れたのですが、よりはっきり見えて来たことは、あまりなかったように思われます。参加者のみなさんの意見の中で、参考になるものもありましたが。
 千葉からは1日目は私1人、2日目は私を入れて3人の参加者でした。
2008.01.12 Sat l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
博物館に初詣         2008年1月2日(水)

 2日に上野の国立博物館に出かけた。
 きっかけは、昨年暮れの人権講演会・映画の集いで松戸市民会館に出かけたときに会館の受付横にあった催し物案内のチラシにこの「博物館に初もうで」というチラシが大量に置いてあったので、手に取って見てみたのがきっかけであった。
 チラシを見たとき「2日から開館なんて、職員の方々もご苦労なことだろうな」と思った。
 ここウン十年も、信心のない私は初詣には行ったことがないので「初詣」という言葉に魅力は感じない。しかし「2日は入館料無料」というフレーズが気になった。家に帰ってチラシをよくみて見ると、当日さまざまな企画が準備されていて、それがまた気になった。
 普段、一般入館料は600円です。
 上野公園周辺は何回も出かけているし、上野公園内の都立美術館はおよそ50回くらいは行っているが、国立博物館は今まで3度程行ったであろうか。前回行ったのはずいぶん前であろう。多分「源頼朝像」が展示された時、息子と行ったのが最後のような気がする。もう10年以上も前のことだろう。本館から入口まで長蛇の列で、千人以上が並んでいたような記憶がある。

 本館前で獅子舞があるので、本館前は大勢の人。展示物はさーっと全体を見学。『松林図屏風 長谷川等伯』はしっかり見る。確かに心に残る作品だ。
 本館見学後、「平成館」(やな名前だねえ)をちらっと見て(2階は有料企画展)博物館構内を抜けて寛永寺へ。国際子ども図書館前を右手に行き、上野中学校と東京芸大の間の道を3分程歩くと寛永寺。2日と3日は特別公開されていた。
 博物館に戻り、表慶館見学。ここは子ども達に博物館活動を紹介する館。
 上野公園側からしかじっくり見なかった黒門を見学。そのすぐ先の法隆寺宝物館へ。
 この建物がすごくモダンである。開館8年目の館で、建物だけでも見る価値があった。みなさん一番奥にあるので意識しないと足を伸ばさないようだ。設計者は谷口吉生氏。帰ってから調べると、葛西臨海水族館の設計者でもある。なるほどイメージが似ていると感じた。大変評価の高い作品のようだが、私は法隆寺のイメージとのギャップが大き過ぎて違和感があった。
 昼食は東洋館のレストラン・ラコールへ。
 15時過ぎに博物館を出て、上野公園内の噴水横の木立の中にある野口英世の像をみんなに教える。この像は科学博物館の10m程前の木立の中にあるのだが、知らない人が多い。私も10年程前に知ったのだが。
 西洋美術館の中庭を覗き帰宅。駅周辺はどこもすごい人であった。

 ずうっと前の1月の1日・2日といえば、神社仏閣はまだしも、商店街は休みが多かった記憶がある。それがまた正月らしくて良かったのだが、今は公的機関の博物館関係も含めて、普段の連休中と変わらないようで「いいのかな?」と思ってしまう。

 国立博物館は今回は最初からじっくり見るつもりではなかったが、改めて見に行くにはかなり気合を入れなければならないだろう。1日で見ようとするのはまず無理。ポイントを絞って見学した方が良い。そういう点で今回は「建物を中心に見た」と言えるかもしれない。展示品は作品保存のため照明が相当暗くしてあり(国立歴史民俗博物館より暗い)展示品の微妙な形や作品説明の文字を読むことに苦労する。ライトを持って行った方が良いように思ったが許されないかなあ?

 もう一つあらためて気が付いたこと。
 西洋美術館のロダンやブールデルの作品群が異常にきれいであったこと。昔、鳥の糞だらけで問題なったこともあるくらいだが、あの青銅色の味わいがなくなり、ツルツルとくろっぽく塗られてしまっている。毎日洗浄しているのかなあ?と思ったら、息子の話によると、鳥の嫌がる塗料を使っているとのことであった。


上野駅公園口を下りて動物園方面に歩くと上野公園
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上野公園の噴水の正面に見えるのが国立博物館
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本館 職員がお出迎えし挨拶
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池を隔てて表慶館
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獅子舞は館内にも入ってきてサービス
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アイヌ民族の展示も
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2階は企画展「宮廷のみやび」 1400円 高すぎる 入らなかったけど
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寛永寺の鬼瓦
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阿吽の姿で青いライオン像が表慶館前に
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表慶館の天井
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表慶館の照明
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本館前にあるユリノキの大木
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池田屋敷表門 黒門
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法隆寺宝物館
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宝物館の資料室
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レストラン内にあったガリレオ温度計
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西洋美術館の… 書かなくても分かりますね。
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上野駅近くの上野公園管理事務所前の みどりのリズム の像
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いつ来ても懐かしい感情が湧く上野駅
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駅の連絡橋に咲くプリムラ・ポリアンサ(だそうです)
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駅前(東口)のジュエリー・ブリッジのオブジェ おそろしく大きい
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2008.01.03 Thu l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
2008年 あけまして おめでとうございます

科教協ちば 冬の学習会に参加しよう

期日:2008年2月16(土)17日(日)
会場:さわやかちば県民プラザ(柏の葉公園)

詳細は…
2008.01.01 Tue l お知らせ l COM(0) TB(0) l top ▲