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人権週間
映画「かかしの旅」と稲葉真弓 人権講演会
 この日12月8日(土)は「太平洋戦争」開戦日。ジョン・レノン暗殺日。暗殺は反戦運動に熱心だったジョン・レノンに対するアメリカ当局による陰謀の可能性が大きい?ジョン・レノンには常に当局の尾行がついていたとのこと。

 学校のチラシで知る。昨年は落合恵子氏の講演で私の学校の吹奏楽の演奏もあったので参加した。昨年の落合氏の講演は良かった。
 今年は、牧野原小学校の合唱があるということでもあり参加した。
 松戸市民会館に自転車で行く。晴ていれば出来るだけ自転車。
会場左裾に聴覚障がい者のための筆記映写コーナー。映画のセリフも上映中書いていた。
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松戸市長の挨拶。
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牧小の子ども達の歌声きれいだった。70人程いるか?
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稲葉真弓という作家はあまり知らなかったが「かかしの旅」という映画の題名だけは聞いていた。
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 講演で氏が
 「子どもがいないが、朝日から企画を持ち込まれて書いた」と言っていた。
 講演中に曾野綾子の言葉を例示したこともあり、映画の内容に不安を持った。
 『子どもがいないから教育問題を語れない』なんていうことはない。そうではあっても立派な教育者や児童文学者もいる。かえって客観的に子ども社会を見ることができ、子ども社会総体を見つめることが出来る人も多い。子どもがいたって、所詮自分の子どもを通じての子ども社会しか見ていないことが多いからだ。しかし、稲葉氏が2度程そのことを言ったことが気になった。本を書き上げるにあたって、多くの子どもや教育者に取材したようだが、子ども社会を突き放して分析的にしか見ていないのではないだろうか、という不安を感じた。
 映画「かかしの旅」は、いじめられっ子の足の不自由な中学2年生の家出を通じて、不登校の子の集団の中での成長を描いているのだが、家出の場面から始まり、過去のことが文学的に手紙のように語られる。
 最後の場面に、相談室担当の教師が職員室で、母親に主人公からの手紙を見せて呟く
 「ここから動こうとしない私達こそかかしですね。」という表現に代表される、全体に文学的情緒的すぎる表現が気になった。中学校の場面も授業の始まり終わりがきちんとし過ぎて、リアリティに欠ける。1年生の春ならまだしも、2年次にあのような挨拶はあり得ない。いじめる側の子どもの問題は?と気になったが最後の方で主人公の語りの場面で明らかにされたが、語りだけで伝えられるので弱い。女子の非行の問題も、それなりに描かれているが弱い。
 多分原作に問題があるように思え、監督の演出等で何とかリアリティを出そうとしているのが伝わってきた。
 作者のいじめの解決の方法は「自分の命を守るため とにかく逃げなさい」ということである。
 5段階では2。
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2007.12.09 Sun l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
国際ロボット展へ
                            12月1日(土)

 国際ロボット展はネットニュースで知った。国立科学博物館でもロボット展をやっているが、そちらの方は子どもだまし(?)的かな?と思い、こちらの工業会関係の展示会の方が専門的なようなので行ってみる気になった。私の家から電車賃は上野に行くより高いが。息子を誘ってみると珍しく息子も興味を示し、私といっしょに行くことを嫌がらなかったので2人で行くことになった。12月1日は映画の日で映画が1000円で見られる。年間を通じて土日が「1日」のことはあまりないので映画を見る予定にはしていた。できれば午後に映画を見たかったので午前中のはやい時間に出かけることになった。

 東京臨海高速鉄道で国際展示場駅で下車。東京ビッグサイトに10時。入場料1000円。ネットで事前登録したら無料。個人情報を伝えることになるが。

※以下の一連の画像はおかしなものが多いですがデジカメの故障?のせいです。とくに室外では多くの写真を撮ったのですが、露出オーバーでブログに掲載出来ませんでした。

 長蛇の列。(と思ったらこれは違う催しだったことに後で気付く。伊藤忠の社内販売とのことだ)看板を持っている学生らしいバイトに聞くと、国際ロボット展の会場入口は「あっち」という。「あっちはないだろう?」と聞くと繰り返して「あっち」というので、なんて言うバイトだと思いながら総合案内所に行く。

入場ロビーで多くの人が当日登録している。ナァーンダという感じ。そう言えば、入場料1000円を払って入るような窓口はどこにも見当たらなかったような。
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キュービーブロックを数十秒で完成させるロボット。
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価格は30万円。小さく軽いが賢い。携帯で動く。
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かの有名なセグウェイです。走っている所を見たかったな。
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大塚家具のショールームのあるWANZA ARIAKE。
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昼食後に大塚家具のショールームを覗いてから13時のシャワーを待つ。シャワー口。
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時間になると下に水が溜りだす。
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シャワーが落ちているのだが分からないね。
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ゆりかもめに初めて乗って新橋へ。先頭車両の席から。何しろ運転手も車掌も誰も居ないのだから先頭の席に座れる訳だ。写真をたくさん撮ったがほとんど駄目。
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新橋から有楽町まで一駅なので歩く。
有楽町駅前。ITOCiAというマルイが中心のビルが出来ていた。後で調べたら今年の10月12日に開館したばかりだそうだ。
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シネカノンに寄るとすでに上映中。宣伝の時間なので入ることは出来るが一番前の席しか空いていないそうだ。16時30分から上映の券を買う。息子はいっしょに映画を見る予定だったが次回上映まで2時間程待つのを嫌がり帰ることに。
ビックカメラに寄り、東京フォーラムで息子は自宅に帰る。
時間が十分あるので時間つぶしに東京フォーラムの米の展示場「ごはんミュージアム」を覗いてみる。
「ごはんミュージアム」としては今年できたようだ。東京電力がバックに会場を有効利用するためにできたような?気もしないではない。「新潟げんきフェスタ」というイベント?がこの日までやっていた。コシヒカリのつかみどりがあったが、一握りしか取れない。柏崎刈羽原子力発電所の宣伝コーナーがあった。
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マルイの8階?にあったロボット玩具店。
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韓国製だそうだ。テレビのリモコンの赤外線で20通り程の動きをする。動かせてもらった。ROBONOVA-1 約12万(組み立てキット) Hitec Multiplex Japan,Inc.
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映画は有楽町のシネカノン有楽町 シネカノン2丁目シアター1で。昔、娘と「ブラス」を見た映画館であろう。今は建て替えられて4階にある。60名程席のシアターが3館程ある。

映画は「君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956」である。通路席のFー10の席。全席指定席であった。
16時30分から。45分まで宣伝。
シネマカノン有楽町入口。
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有楽町の夜景。
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 木曜日の山田和夫氏がこの映画の映画評を書いていて、おおむね好意的な批評であったので期待した。しかし、期待した程ではなかった。戦闘場面が過剰すぎるように思えた。
 ストーリー展開も先が読め、ただ反ソ的で、言葉の罵倒のやりとりが気になった。何故、人々が反ソ的になったのか、なぜ、ハンガリー人民が立ち上がらざるを得なくなったのかが水球の場面でしか推し量ることができなかった。
 「ハンガリー動乱」の歴史を見つめ直すきっかけにはなったが。
 5段階では2。

 ロボット展は企業のロボットにかけるエネルギーがビシビシ伝わってきた。
 一日を有効?に使った一日であった。
2007.12.09 Sun l 未分類 l COM(0) TB(0) l top ▲
町会旅行 銚子への旅でホーボーを食す
                             11月18日(日)
 町会で「銚子への旅」のバス旅行を募集していたので応募してみた。銚子は、昔、何度か訪ねたことがあるが、車やバイクで旅で、銚子電鉄は見ただけで乗ったことはない。赤字経営で存続が危ぶまれ、銚子電鉄の「ぬれ煎餅」の売り上げで何とか定期交換の部品を調達することができたことが話題になった銚子電鉄乗車があることも参加する理由の一つではあった。

 多古町のあじさい館でトイレタイム。高速を使うものと思っていたが結局、行きも帰りも一般道路使用であった。
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 あじさい館裏。右手は栗山川。
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予定通り10時にヤマサ醤油着。ヤマサ醤油は昔見学したことがあり、懐かしく、この町会の旅行に参加した理由の一つであったが、日曜日だったため、会社の紹介ビデオのみの見学でした。
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 ホールにはいくつかの興味のある昔の資料が展示されていた。蒸気ポンプ消防車。
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 岡本一平(岡本太郎の父)の広告画。
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 一番右は木の硯。
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 ヤマサ構内で活躍した日本に現存する最古のディーゼル機関車。
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 銚子駅。
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 JR銚子駅ホームから銚子電鉄ホームへ。
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 一両編成なので幹事が心配していたが、乗車客が多いようなので2両編成でやってきた。一両は恐ろしく古そうな車両。そちらに乗車した。
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もう一両はカラフルにイラストの書かれた車両であった。
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乗車した車両の運転席。
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先頭車両。
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車窓から見えた一番銚子電鉄らしい車両。
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ヤマサ醤油工場のすぐ脇が銚子電鉄の車両基地。
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このブラインドが懐かしい?と言っても私もよく記憶していないもの。戦争中、汽車は、軍事基地の近くでは必ず下ろさせたという物なんだろうな。
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それぞれの停車駅は、お金のない会社のようすがわかる形容しがたいすごさ。
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ブラインドをすべて下ろした様子。つり革も懐かしい。
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犬吠駅。一番しゃれている雰囲気を持っているが痛みがはげしくボランティアによって維持されているようだ。
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ボランティアによる観光案内。
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駅前の貧乏がイヌの像。
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ぬれ煎餅を販売所のレジのすぐ脇で焼いている。購入したいとは思うのだが、保存料入りを女房が嫌い、買えなかった。
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駅の横にある古い車両を利用したレストラン内部。ボランティアによって運営されているようだ。
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駅から100m?程先にある島武水産で昼食。ネタの大きな回転寿で有名らしい。
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昼食はホーボーの煮付け。娘がホーボーという魚が好きで自分の年賀状に図案にした位。「一度食べてみたい」と言っていた。私も女房も初めて食べる。蛋白であっさりした味。少し小骨が多いかな?
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昼食後に店の裏手にある満願寺という寺を見学。できて30年程の華美な寺であった。
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地球の丸く見える丘展望台から屏風ヶ浦を望む。入館料は300円だそうだ。
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展望台から犬吠埼側。
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日比友愛の碑。フィリピンとの友好を願う碑。
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館内のイルカウォッチングについての展示。
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いろんな銚子にまつわる展示も。
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展望台入口。ここも愛宕山という場所に建っている。愛宕山っていろんなところにある。
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犬吠埼灯台。(何で犬吠崎ではないんだろう。調べたら早い話どちらでもいいような…。)
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君ケ浜方面。手前の岩はラクダ岩と言ったような?サーフィンの姿がたくさん見られた。
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灯台には入らず周辺を歩く。入館料150円は別途。
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50m?もある無線アンテナ。
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昔(30年程前)は海岸沿いを歩けたはずだが、岩場が不安定になっているそうで遊歩道が閉鎖されていた。
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犬吠埼とロカ岬(ポルトガル)の友好の碑。
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銚子ポートタワーに向かう。銚子ポートタワーは高さ57.7m?だそうでウォッセ21という海産物売り場の別棟にある。ポートタワーは入場料300円だそうだ。
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展望台から利根川河口方面。銚子には多くの発電用風車が見えるのだがこの画像では分からないね。
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犬吠埼方面。
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マンボウの魚拓。子どものマンボウなので珍しい。まだ尾が後ろに出ている。
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サメの剥製。
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魚拓の展示と実演をやっていた。色絵の具を使い、タンポを使って魚拓をとる。芸術品である。
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子どもにも体験させていた。昆虫の魚拓?も展示されていて質問したら、トンボの「魚拓」も出してきて見せてもらった。話を聞くと厚みがあるので、体の部分と羽を別々に分解して写し取るそうなのだが、その話をしたらある女性の参観者に「残酷だ」と非難されて、展示を止めているのだそうだ。「そんな理屈は変ですよね」と言うと「その通りなのだが仕方ない」と呆れたように言っていた。
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ポートタワー1階のお土産コーナー。
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海産物売り場でお土産物色。「ほうぼう」が売っていた。この量は多いので交渉してほうぼう4匹500円で譲ってもらった。
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ほうぼうの開きもあった。
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ウォッセ21全景。
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バスの帰り道。夕日がきれいだった。
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ホーボーを食す

 翌日「買ったら誰が料理するの?」と言われたホーボー。「私がやる」と言ったのだが翌日結局女房が料理。文句を言いながらもけっこう楽しんでいた。ネットでも調べる。この時季のホーボーがおいしいのだそうだ。刺身もいけるらしいが、翌日の料理だったので煮物に。みそ汁の具にもいいそうだ。「女房が煮付けにする」と言ったのだが、私が買った時に店の人に「湯豆腐などに入れるといいよ」と聞いていたので、帰りに寄った道の駅で買った豆腐類といっしょに「湯豆腐にしたい」とこだわり、結局2匹は煮付け、2匹は湯豆腐に。

この顔がかわいい?
ホーボーという名は「方々」に海底を這って歩くから、またはホーボーと鳴くからという説がある。
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浮き袋がしっかりしている。刺身で食べられるそうだ。
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はさみの横が浮き袋。
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煮付けは縦に厚いので難しい。
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 煮付けは加熱が十分とは言えず、昨日食べた方が十分火が通っていた。湯豆腐は美味しい。汁も出し汁がくどくなくいける。翌日みそ汁にした。
 食べたがっていた娘は昨日も今日も遅かったので、料理の場面は見られなかったが、当日喜んでおいしそうに食していた。
 こんどは刺身も食べてみたい。
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