松戸山の会 ふれ合いハイキング
筑波山 10月21日(日)快晴
参加費全員一律3700円
5年前から松戸山の会が、障がいを持つ子ども達の放課後くらぶであるはなまるくらぶと共催で行っているハイキングである。2年間筑波山で、一昨年、昨年と房総の鋸山に登山し、今年は久し振りに筑波山であった。
はなまるくらぶのハイキングでは、今までいろんなドラマがあった。前回の筑波山では、最初の急登を登った所で座り込み、全員が頂上に登り下山した後も、まだ坂の途中で座り込んで動かず(太った子なので動かすこともできず)、お菓子やアイスクリームでやっとバスの所まで戻った(やっと下山しても今度は駐車場でアイスクリームのオブジェの前に座って動かなかった)子がいた。一昨年の鋸山では、トイレに入ったら30分以上出て来ず(いつも時間がかかるらしい)どこかに行ったのでは?と心配したり、昨年の鋸山では、便意をもよおした子がいたため、そのグループが最後尾となったため道を間違え、遅いので全員で心配したり、というようなことがあった。また、中には紙を見つけては、ビリビリに引き裂いて、床をゴミだらけにする子がいたり、食事と言えばカレーライスしか食べない子がいたりもしたっけ。今回は、道にちょっとしたゴミを見つけると拾ったり道の横に置いたりする感心する子がいたけれど。
最初の筑波山と一昨年の鋸山では少し雨に降られたが、今年は快晴なので、そのようなドラマがないような気がしたのだが…。
5年程前の組合の行事で、私には2回目の谷川岳に登った。そのとき「自閉症の子ども」というよりかなり大きな青年とも言えるような子ども達を連れた20人程の一団がいて、腰に縄を付け、無理矢理に山の頂上に向けて引っ張り上げているようなようすだった。少々可哀想にも見えたのだが、下山後、たまたまその家族と同じゴンドラに乗り、お母さん達2人と話すことがあった。「大変ですね」と聞くと、島根か鳥取か忘れたが、そちらの方の方達で、年に一度このようなハイキングを行っていて、家族にとっては毎年のこの行事が楽しみなのだ、と言う。その理由は山の登った日の宿では確実に子ども達が眠ってくれるので、唯一ホッと出来る時間を作れるのだ、と言う。家族の日頃の労苦がずっしりと重く伝わってきた。
その年だったか、富士山に登った時には盲目の方々をサポートして登山している方々とも出会った。そのことをはなまるくらぶとのハイキングの度に思い出す。
毎年はなまるくらぶのハイキングに参加して思うのは家族の愛情である。山には同行しなくても見送りにきたり、迎えに来たりし、山で子ども達が開く愛情溢れるお弁当に胸が熱くなる。確かに「普通の子ども」達とは違うのだが、体の大きな幼児のような子ども達の姿は、可愛らしくもあり、その行動の様子に家族の愛情が伝わって来る。現在の子ども達も本質的にはそれほど変わってはいないような気もして来る。
7時に松戸市民劇場前の道に集合。
7時15分頃出発。今年は、昨年は1人だった保護者が、何人も参加していた。ボランティア団体のファンタジスタの若者達は少し少なかったようだ。はなまるくらぶ代表の幡谷さんも今回は参加出来ず、はなまるくらぶは職員が1人といっぽくらぶ(はなまるくらぶから分離した小金原の放課後くらぶ)の職員が1人参加していた。山の会は20人程が参加。別動隊として豚汁準備に車で先に5人参加している。
天気は快晴で、このところ関東地方はすきっとしない天気が続いていたが、久し振りの秋晴れという感じであった。このことが筑波山山頂の賑わいの原因の1つであろう。私にとっては10回目ほどの筑波山であるが、一番山頂が混んでいたのが今回だったような気がする。




つつじヶ丘駐車場の登山口前で準備運動。遠くに見えるガマに因んだ施設は気にはなるが入ったことは一度もない。



いつも茶屋前のベンチに座ると親父さんがうるさかった8合目にある270年続いた弁慶茶屋は、後継者不足で昨年9月に閉店。何故かあの口うるさい親父さんが懐かしい。




女体山山頂のお宮。

筑波山は「百名山」です。

向こうに男体山。




ガマ石はいつも口を開けて迎えてくれる。

春はカタクリが見頃になる御幸ケ原も雑草だらけ。




豚汁隊の用意してくれた豚汁。

たくさんの人、人。

5分程で男体山も。男体山のお宮。



ケーブルカーで下山。280円。(特別料金)


筑波神社は寄らずにバスの待つ駐車場へ。

ところが私が駐車場に着いたところで「一組道に迷って筑波神社にいる」という連絡。一番、道に詳しく、顔も分かりそうな私が迎えに行くこととなる。
筑波神社前の神橋。


ガマの叩き売りの実演中。子ども達が見たら喜んだのに?

筑波神社。前の広場に2人(子どもとボランティアの若者1人)がいました。

みなさんに無事合流。でもケーブルカー降り場から駐車場にやっと着いたグループが着いた直後でした。今回「協力」参加して良かったな、と思った一瞬でした。

守谷SAで。向こうに筑波エクスプレスが。

全員無事松戸に到着しました。
筑波山 10月21日(日)快晴
参加費全員一律3700円
5年前から松戸山の会が、障がいを持つ子ども達の放課後くらぶであるはなまるくらぶと共催で行っているハイキングである。2年間筑波山で、一昨年、昨年と房総の鋸山に登山し、今年は久し振りに筑波山であった。
はなまるくらぶのハイキングでは、今までいろんなドラマがあった。前回の筑波山では、最初の急登を登った所で座り込み、全員が頂上に登り下山した後も、まだ坂の途中で座り込んで動かず(太った子なので動かすこともできず)、お菓子やアイスクリームでやっとバスの所まで戻った(やっと下山しても今度は駐車場でアイスクリームのオブジェの前に座って動かなかった)子がいた。一昨年の鋸山では、トイレに入ったら30分以上出て来ず(いつも時間がかかるらしい)どこかに行ったのでは?と心配したり、昨年の鋸山では、便意をもよおした子がいたため、そのグループが最後尾となったため道を間違え、遅いので全員で心配したり、というようなことがあった。また、中には紙を見つけては、ビリビリに引き裂いて、床をゴミだらけにする子がいたり、食事と言えばカレーライスしか食べない子がいたりもしたっけ。今回は、道にちょっとしたゴミを見つけると拾ったり道の横に置いたりする感心する子がいたけれど。
最初の筑波山と一昨年の鋸山では少し雨に降られたが、今年は快晴なので、そのようなドラマがないような気がしたのだが…。
5年程前の組合の行事で、私には2回目の谷川岳に登った。そのとき「自閉症の子ども」というよりかなり大きな青年とも言えるような子ども達を連れた20人程の一団がいて、腰に縄を付け、無理矢理に山の頂上に向けて引っ張り上げているようなようすだった。少々可哀想にも見えたのだが、下山後、たまたまその家族と同じゴンドラに乗り、お母さん達2人と話すことがあった。「大変ですね」と聞くと、島根か鳥取か忘れたが、そちらの方の方達で、年に一度このようなハイキングを行っていて、家族にとっては毎年のこの行事が楽しみなのだ、と言う。その理由は山の登った日の宿では確実に子ども達が眠ってくれるので、唯一ホッと出来る時間を作れるのだ、と言う。家族の日頃の労苦がずっしりと重く伝わってきた。
その年だったか、富士山に登った時には盲目の方々をサポートして登山している方々とも出会った。そのことをはなまるくらぶとのハイキングの度に思い出す。
毎年はなまるくらぶのハイキングに参加して思うのは家族の愛情である。山には同行しなくても見送りにきたり、迎えに来たりし、山で子ども達が開く愛情溢れるお弁当に胸が熱くなる。確かに「普通の子ども」達とは違うのだが、体の大きな幼児のような子ども達の姿は、可愛らしくもあり、その行動の様子に家族の愛情が伝わって来る。現在の子ども達も本質的にはそれほど変わってはいないような気もして来る。
7時に松戸市民劇場前の道に集合。
7時15分頃出発。今年は、昨年は1人だった保護者が、何人も参加していた。ボランティア団体のファンタジスタの若者達は少し少なかったようだ。はなまるくらぶ代表の幡谷さんも今回は参加出来ず、はなまるくらぶは職員が1人といっぽくらぶ(はなまるくらぶから分離した小金原の放課後くらぶ)の職員が1人参加していた。山の会は20人程が参加。別動隊として豚汁準備に車で先に5人参加している。
天気は快晴で、このところ関東地方はすきっとしない天気が続いていたが、久し振りの秋晴れという感じであった。このことが筑波山山頂の賑わいの原因の1つであろう。私にとっては10回目ほどの筑波山であるが、一番山頂が混んでいたのが今回だったような気がする。




つつじヶ丘駐車場の登山口前で準備運動。遠くに見えるガマに因んだ施設は気にはなるが入ったことは一度もない。



いつも茶屋前のベンチに座ると親父さんがうるさかった8合目にある270年続いた弁慶茶屋は、後継者不足で昨年9月に閉店。何故かあの口うるさい親父さんが懐かしい。




女体山山頂のお宮。

筑波山は「百名山」です。

向こうに男体山。




ガマ石はいつも口を開けて迎えてくれる。

春はカタクリが見頃になる御幸ケ原も雑草だらけ。




豚汁隊の用意してくれた豚汁。

たくさんの人、人。

5分程で男体山も。男体山のお宮。



ケーブルカーで下山。280円。(特別料金)


筑波神社は寄らずにバスの待つ駐車場へ。

ところが私が駐車場に着いたところで「一組道に迷って筑波神社にいる」という連絡。一番、道に詳しく、顔も分かりそうな私が迎えに行くこととなる。
筑波神社前の神橋。


ガマの叩き売りの実演中。子ども達が見たら喜んだのに?

筑波神社。前の広場に2人(子どもとボランティアの若者1人)がいました。

みなさんに無事合流。でもケーブルカー降り場から駐車場にやっと着いたグループが着いた直後でした。今回「協力」参加して良かったな、と思った一瞬でした。

守谷SAで。向こうに筑波エクスプレスが。

全員無事松戸に到着しました。
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