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東大柏オープンキャンパス
10月27日(土)雨

 台風20号接近。たいしたことのない台風と思っていた台風20号が急に発達し、関東に近づいた。それも猛スピードで進んだので、一時強い豪雨になった。
 東大柏キャンパスには女房と長男と出かけた。駐車ご遠慮下さいの案内がホームページにあったので、気になったが、雨のこともあり「車で行くだけ行ってみよう」と行ってみる。雨の中職員が車の案内。「ごくろうさま」と思いながらもけっこう車で来る人も多かった。やはり雨のせいであろう。柏の葉キャンパス駅から無料バスも運行されていたのだが。
 私達が帰る頃には、キャンパス内の道路上にもいっぱい車が停まっていた。
 柏キャンパスに東大が開設された頃の7・8年頃前頃のオープンキャンパスに女房と行ったことがあるが、その頃は、まだ1・2棟が出来ているのみであった。主に宇宙線研究所を中心に見たような気がする。女房は、それ以来だが、私は、その後も何回か研修で訪問している。長男は中に入るのは初めてだろう。
 立派な施設には感心していた。傘が風に飛ばされないように気にしながらの見学なので、私が夏に感じた『日射しが眩しいくらいの無機的過ぎる建物』をリアルに感じることは難しかったろうが。
 午後13時からの図書館での講演は内容によっては覗くだけにするつもりだったが、意外におもしろく結局全て聴くことになった。
 15時過ぎに出て、柏キャンパス駅前のララポートに向かう。途中、主に東大の体育系の研究所を覗く。何人もの教職員から、上がるように強く薦められたが、雨で少し始めた濡れた靴下からスリッパに履き替えなければならないこともあって、固辞した。余程来訪者がいなかったのだろうか。受付の学生はこっくりこっくりしていた。
 ララポートは1年程前に出来たばかり。駐車場は今は無料。何も買わないで、16時にはすっかり暗くなった中を17時過ぎには自宅に帰った。

 雨だったし、講演を覗いてみたくて気がせいて、あまり細かく見学しなかった。帰宅後あらためてオープンキャンパスのホームページを見てみるとおもしろそうなものが、まだいろいろあった。好奇心の強い人は1日では見て回れないかもしれない。

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車を駐車場に入れたら一番近い高温プラズマ研究センター棟を見学。私と女房は前に見たことがあるので。サーッと見学。
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Mini-RTプラズマ
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中の小さな円盤が磁気で中に浮いている。名前は聞き忘れた。
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新領域基盤棟 机の上の箱のキャンディーは自由にもらえる。
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環境系の研究棟へ。
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主に社会文化環境学専攻と自然環境学専攻の階を見学。
お茶やお菓子の用意されたコーナーも。
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空間環境という建築関係の研究室紹介パネル。
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柏を素材とした自然をとらえる研究もあった。
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ガラス張りの2階建ての建物は2年前にできた図書館。
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レストラン(学食)で食事。私は牛肉雑炊(450円)。長男はミソラーメン(300円)。
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女房はグラムデリ。これで500円程。
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図書館内の講堂で講演会。右に停まっているのが柏キャンパス駅からの無料バス。
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図書館内で開かれていた医学関係貴重資料展示会にて。かの有名な解体新書。
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腑分けの図。
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有名な小柴氏開発の光電子増倍管。
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図書館内ロビー。
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図書館は、貸し出しは出来ないが一般者も閲覧出来るのだそうだ。必要ならコピーも可能とのこと。
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このようなDVDも。むろん医学関係等の専門的なDVDもあったが。
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個人閲覧室もあった。
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図書館の1階にはiMacが。
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ガラスの虹がおもしろかったので。
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インテリアも凝ってる。
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特別講演会
 会場 : 柏図書館 1階 メディアホール
  13:00から13:40 
「進化する計算ー芸術やロボットを創造するー」 
講師 伊庭斉志
(東京大学大学院新領域創成科学研究科基盤情報学専攻 教授)

  13:40から14:20 
「宇宙の謎「暗黒物質」の正体を探る」
講師 森山茂栄
(東京大学宇宙線研究所附属神岡宇宙素粒子研究施設 准教授)

  14:20から15:00 
「地球温暖化問題とサステナブルな社会」 
講師 住 明正
(東京大学気候システム研究センター 教授)

講演は満席。補助椅子も。
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まず伊庭氏の講演。若い研究者だ。主にスーパーコンピューターで研究しているようだ。
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共進化学習という発想がおもしろい。
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暗黒物質の講演は意外におもしろかった講演。話も上手。昨日神岡から上京したとのこと。
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最後の方は宣伝が多かった。
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森山氏も若い。
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気象システムの住氏。「温暖化解決の見本はない」という話が印象的。
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東大土産。保護者の方も来ているようで東大グッズを買い求める家族連れも多かった。
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体育会系?の環境科学教育センター。
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リハビリ回復機とのこと。
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柏の葉キャンパス駅前のアーバンデザインセンター。
企業と大学、地域が連携して柏の葉をデザインしていくセンターだそうだ。
ベロタクシーも走っているそう。もちろんこの日は運行中止。
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これは椅子です。
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駅前から見たララポート。
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屋上には庭園や農園も。
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習志野のララポートの方が大きいように思った。ミニララポートの感じ。先日訪問した印西牧の原のBIGHOPよりは洗練された感じがする。柏の葉キャンパス駅周辺はまだ道が整備途中。自宅への道に迷ってしまう。
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2007.10.31 Wed l 未分類 l COM(0) TB(0) l top ▲
松戸山の会 ふれ合いハイキング
筑波山 10月21日(日)快晴
 参加費全員一律3700円

 5年前から松戸山の会が、障がいを持つ子ども達の放課後くらぶであるはなまるくらぶと共催で行っているハイキングである。2年間筑波山で、一昨年、昨年と房総の鋸山に登山し、今年は久し振りに筑波山であった。
 はなまるくらぶのハイキングでは、今までいろんなドラマがあった。前回の筑波山では、最初の急登を登った所で座り込み、全員が頂上に登り下山した後も、まだ坂の途中で座り込んで動かず(太った子なので動かすこともできず)、お菓子やアイスクリームでやっとバスの所まで戻った(やっと下山しても今度は駐車場でアイスクリームのオブジェの前に座って動かなかった)子がいた。一昨年の鋸山では、トイレに入ったら30分以上出て来ず(いつも時間がかかるらしい)どこかに行ったのでは?と心配したり、昨年の鋸山では、便意をもよおした子がいたため、そのグループが最後尾となったため道を間違え、遅いので全員で心配したり、というようなことがあった。また、中には紙を見つけては、ビリビリに引き裂いて、床をゴミだらけにする子がいたり、食事と言えばカレーライスしか食べない子がいたりもしたっけ。今回は、道にちょっとしたゴミを見つけると拾ったり道の横に置いたりする感心する子がいたけれど。
 最初の筑波山と一昨年の鋸山では少し雨に降られたが、今年は快晴なので、そのようなドラマがないような気がしたのだが…。

 5年程前の組合の行事で、私には2回目の谷川岳に登った。そのとき「自閉症の子ども」というよりかなり大きな青年とも言えるような子ども達を連れた20人程の一団がいて、腰に縄を付け、無理矢理に山の頂上に向けて引っ張り上げているようなようすだった。少々可哀想にも見えたのだが、下山後、たまたまその家族と同じゴンドラに乗り、お母さん達2人と話すことがあった。「大変ですね」と聞くと、島根か鳥取か忘れたが、そちらの方の方達で、年に一度このようなハイキングを行っていて、家族にとっては毎年のこの行事が楽しみなのだ、と言う。その理由は山の登った日の宿では確実に子ども達が眠ってくれるので、唯一ホッと出来る時間を作れるのだ、と言う。家族の日頃の労苦がずっしりと重く伝わってきた。
 その年だったか、富士山に登った時には盲目の方々をサポートして登山している方々とも出会った。そのことをはなまるくらぶとのハイキングの度に思い出す。
 毎年はなまるくらぶのハイキングに参加して思うのは家族の愛情である。山には同行しなくても見送りにきたり、迎えに来たりし、山で子ども達が開く愛情溢れるお弁当に胸が熱くなる。確かに「普通の子ども」達とは違うのだが、体の大きな幼児のような子ども達の姿は、可愛らしくもあり、その行動の様子に家族の愛情が伝わって来る。現在の子ども達も本質的にはそれほど変わってはいないような気もして来る。

 7時に松戸市民劇場前の道に集合。
 7時15分頃出発。今年は、昨年は1人だった保護者が、何人も参加していた。ボランティア団体のファンタジスタの若者達は少し少なかったようだ。はなまるくらぶ代表の幡谷さんも今回は参加出来ず、はなまるくらぶは職員が1人といっぽくらぶ(はなまるくらぶから分離した小金原の放課後くらぶ)の職員が1人参加していた。山の会は20人程が参加。別動隊として豚汁準備に車で先に5人参加している。
 天気は快晴で、このところ関東地方はすきっとしない天気が続いていたが、久し振りの秋晴れという感じであった。このことが筑波山山頂の賑わいの原因の1つであろう。私にとっては10回目ほどの筑波山であるが、一番山頂が混んでいたのが今回だったような気がする。

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つつじヶ丘駐車場の登山口前で準備運動。遠くに見えるガマに因んだ施設は気にはなるが入ったことは一度もない。
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いつも茶屋前のベンチに座ると親父さんがうるさかった8合目にある270年続いた弁慶茶屋は、後継者不足で昨年9月に閉店。何故かあの口うるさい親父さんが懐かしい。
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女体山山頂のお宮。
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筑波山は「百名山」です。
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向こうに男体山。
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ガマ石はいつも口を開けて迎えてくれる。
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春はカタクリが見頃になる御幸ケ原も雑草だらけ。
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豚汁隊の用意してくれた豚汁。
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たくさんの人、人。
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5分程で男体山も。男体山のお宮。
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ケーブルカーで下山。280円。(特別料金)
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筑波神社は寄らずにバスの待つ駐車場へ。
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ところが私が駐車場に着いたところで「一組道に迷って筑波神社にいる」という連絡。一番、道に詳しく、顔も分かりそうな私が迎えに行くこととなる。
筑波神社前の神橋。
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ガマの叩き売りの実演中。子ども達が見たら喜んだのに?
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筑波神社。前の広場に2人(子どもとボランティアの若者1人)がいました。
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みなさんに無事合流。でもケーブルカー降り場から駐車場にやっと着いたグループが着いた直後でした。今回「協力」参加して良かったな、と思った一瞬でした。
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守谷SAで。向こうに筑波エクスプレスが。
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全員無事松戸に到着しました。
2007.10.28 Sun l 未分類 l COM(0) TB(0) l top ▲
彼岸花


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9月下旬に近所の畑の一角に咲いた彼岸花。

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「このように一つの彼岸花の花で赤と白く咲き分けるものもあるんだ」と思ったが、後日よくよく見てみると赤い花と白い花が重なっていてそう見えたのだった。でも、きれいです。以前に飯能市高麗の巾着田の彼岸花を見に行ったことがあるが、このようにつつましく咲いている彼岸花の方が私にはずっときれいに感じる。

10月6日(土)21世紀の森の彼岸花も気になり、女房とのぞきにいく。
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彼岸花の咲く一画の横にキツネノマゴというかわいらしい草が。
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これは私が撮ったものは失敗したので、女房の撮ったものをトリミングしたもの。
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このところ秋雨前線によってすっきりしない天気だったが、久し振りの秋晴れの一日。公園には20分もいなかったけど、秋の風を感じた一時。
2007.10.08 Mon l 未分類 l COM(0) TB(0) l top ▲