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千葉県歴史教育研究集会に参加して

時間の都合がついたので千葉県歴教恊研究集会に参加した。とくに館山の報告と「ぞうれっしゃがやってきた」の小出さんのお話を聞きたくて参加した。参加者は110数名でした。

千葉県歴史教育研究集会-子どもと地域・社会科を考える-
会場 さわやかちば県民プラザ2007年2月24日(土)~25日(日)
第1日 2月24日(土)
 13:30から14;30
 ワークショップ
 ベトナムフェアー
 韓国の絵本から見えるもの
 土器片の拓本取り
 館山の戦争遺跡
 絵画資料を読み解こう
 江戸図屏風で遊ぼう
 糸を紡いでみましょう
 実演&マンガ祭り

 開会集会 15:00から18:00
 地域実践報告
 周藤新太郎
 幻のジェット戦闘機と軍事基地柏

 合唱
 「はるかぜ」&千葉ぞうれっしゃ合唱団
 記念講演
 小出隆司(愛知県歴史教育者協議会会長)
 憲法9条とぞうれっしゃの世界

2日目は参加しなかったが、小学校から中学校、平和と民主主義等の各分科会に分かれて各分科会のレポートを討議する。
参加費は2日間2000円。1日のみ1000円である。

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県民プラザ手前にあるホタルの生息する小さな池にアオサギが。

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県民プラザです。組合の研究会等で何度も来ています。

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県民プラザ内。

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受付です。13時からだったけど、15分頃でもばたばたしていました。全体に進行は遅れ気味でした。

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館山の戦争遺跡の地図。

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館山の射撃場跡のパネル。

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館山の地下壕。

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館山の掩体壕。全国に2つしか残っていないとのことです。

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主に松戸の女性部が関わっているベトナムの子どもを支援するベトナムコーナー。ベトナムコーヒー200円買いました。

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各ワークショップがこの部屋で。この大研修室で講演も行われます。

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パズルですね。

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屏風絵のいろいろ。

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土器片の拓本作り。

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錬金術を教えるために実演する、銅を金に変える術。
理科教師としては、興味を持ちます。

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水酸化ナトリウム水溶液に亜鉛粉末を少々。

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加熱したものに、銅を入れ数分おきます。

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取り出して、水で洗うと、まず銀に。

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これをアルコールランプの火で加熱する金色に。

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一見すると金貨に。

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実は真鍮メッキなのですが。

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館山の戦争遺跡の報告です。プロジェクターに手間取り、スタートは20分程遅れました。

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この前に館山にお邪魔したばかりなのでリアルに受け止めました。右にいらっしゃるのが愛沢さん。着ているジャケットは、例の観光キャンペーン、ディストネーションキャンペーンの一環のものです。各まちなみミニ博物館を立ち上げた仕掛人のみなさんです。映っている場所を拠点にNPOを立ち上げて活動しているとのこと。愛沢さんは8年残して退職され、活動に関わっているとのことです。

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例のキャンペーンのパンフレット。イラストは愛沢さんの娘さんの作だそうです。

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四面石塔。

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海を渡ったアワビ漁の技術と人々。

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器械式潜水技術は日本から導入されたそうです。

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アメリカ軍が上陸した館山の浜辺。右上が現在の海岸。同じ位置で撮ったもの。山が同じです。

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愛沢さんです。

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愛沢さんの持っているのはホノルル島の地図。真珠湾と館山の地形がよく似ていて、ここで真珠湾攻撃を訓練したようです。

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小出さんのサインコーナー。

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最初気付かなかったのですが、よく見るとゴルバチョフ。ロシアの歴代指導者をマトリョーシカにしたものとのこと。右から2番目がレーニンだそうです。

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千葉県歴教恊委員長のあいさつ。

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柏高校のみなさんの発表。総合の時間に学んだことだそうです。

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7人程の高校生が発表しました。

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柏市内の戦争遺跡。

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発表は全員1年生です。

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岐阜県で朽ち果てた状態で見つかり復元された秋水。
演題は幻のジェット戦闘機となっていますが、正しくは『ロケット推進戦闘機』でしょう。

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千葉ぞうれっしゃ合唱団と東葛合唱団はるかぜの『ぞうれしゃがやってきた』です。
松戸在住の科教協会員のUさんも出演しています。
私も10数年前に子ども達と歌った歌の数々です。

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小出さんの講演です。

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小出さんの「ぞうれっしゃ」のきっかけは千葉からだそうです。
千葉で開かれた全国研究集会に子ども達と取り組んだレポートを発表し、そこからどんどん広がっていったのだそうです。

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全国に広がったきっかけになった絵本。

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69歳だそうですが、後半、身振り手振りが激しくなり、元小学校教師らしい熱弁となり、力が入って涙ぐまれた熱い講演でした。裏話もまだいろいろあるそうで、また、ぜひ聞いてみたい講演でした。
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2007.02.25 Sun l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
田部井淳子さんの講演を聞いて
                          2月12日(月)
 1月号ちば県民だよりの催し物欄を偶然見ると、田部井さん(7大陸最高峰登頂。女性として初めてエベレスト登頂)の講演会が無料であるというので、メールで申込みして出かける。行徳の駅を降りたのは初めてかもしれない。
 メールの返信がなかったので、会場に着くまで不安だった。受付で資料配布はあるが全くチェックなしで自由に入れた。心配していたのだから返信くらいは欲しかった。
 13時開演。会場の行徳文化ホールは定員400名。ほぼ一杯。300名以上はいたでしょう。中高年の参加者が多く、山登り関係者、という感じの人が多かった。この催しは県環境政策課が中心となった「地球温暖化防止講演会」というもので、演題は「世界の山々をめざして~山からみた自然環境~」というものである。
 まず、田部井さんの若くてツヤのある声に感心した。67歳とは感じられなかった。小1時間程の講演とスライドによる世界の山々の現状紹介であった。
 印象に残った話は、登山家として足を大切にし、登山靴を重視するのは当然だが、常に足のつま先まで大切にしているとのこと。靴下は5本の指が独立した5本指ソックス。日常に履く靴も重視し、普段履く靴も、行きつけの靴屋さんで作ってもらいいいものを。この日履いて来られた靴も3万8千円だそうである。
 田部井さんの講演が終わると半分以上の参加者は退場した。私も迷ったが、県がどのような「地球温暖化防止」の方向性を持っているのか知りたい気持ちもあり、結局最後まで残った。
 地球温暖化防止キャンペーンの一環の催しなので、ロッテマリーンズのキャラクターがショーを行い(音響が大き過ぎ)、自転車で全国をまわって地球温暖化防止の活動を行った大学生の発表。市川市立大野小学校5年生の発表があった。小学生の発表は、内容に間違いがあったので気になったが、落ち着いたなかなか立派な発表だった。
 16時にガラス張りのホール(柏のアミュゼに似ている)を後にした。

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行徳は塩田のあった所。今はすっかり埋め立てられています。

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行徳の支所

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海抜0.9m?。それこそ温暖化でどうなることか。

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行徳文化センター

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ロビーにキャンペーンの展示物が。

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ガラス張りのホール。

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キャラクターがお出迎え。

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靴を脱いで見せてくれました。

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エベレストのベースキャンプのゴミ。

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エベレストの頂上にもゴミが。

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黄色いカタクリ。

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キャラクターショー。参観者の年代には合わないです。

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自転車きゃらばんの発表。

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市川市立大野小学校5年生の発表。

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落ち着いた立派な発表でした。

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またまたキャラクターショー。

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タラコ?も登場。

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スキンシップサービス。

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行徳の駅です。
2007.02.12 Mon l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
科教協ちば 冬合宿報告

科教協千葉支部の冬合宿が館山で2月10日(土)・11日(日)に開かれました。
千葉県の南の端の館山ということでしたが、大変充実内容の研究会で、ほぼ予定通りの研修をすることが出来ました。10数名の参加者でした。充実した内容だったので、参加者にもう少し広がりが欲しかったな、という点もありましたが、若い教師が数人参加し、今後の展望が見えてくるような研究会でした。

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私は9時6分蘇我発の鈍行で館山に向かいました。木更津辺りから妙な雰囲気。カメラをぶら下げた乗客が多い。「バードウォッチングの会でもあるのあかな?」と思っていたら、大貫の駅に着くとホームの向かいに停まった車両の雰囲気が変。JRの職員が帽子を乗客に冠らせて写真を撮ったりサービスしている。ふと先日「房総でSLを走らせている」というニュースを思い出し、ひょっとするとこの車両の先頭にはSLが?こちらの車両が走り出し、ホームの車両の先頭を見ると、案の定SLが。その写真です。人影の横にSLのライトが写っています。

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私の乗った車両がSLの前に走る車両らしく、沿線に多くの人が目につき出しました。

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菜の花を前景にした構図を狙う多くのカメラマンが。
私の乗った車両をリハーサルにして写しているようでした。
 車掌が改札に来て、聞いてみると、今日、明日、明後日と1往復SLが木更津から館山まで走るそうです。館山にはSLが12時に着くとのこと。改札の車掌は2人もいました。各駅に着く度にホームには動員されたJRの職員がたくさんいました。
 大貫駅でSLを見ただけで満足し、それ程興味もなかったのです。私にとってのSLは小学生の頃、スケッチしたりした身近なもので、今のきれいに化粧?されたものには関心はなかったのですが、沿線に居並ぶ多くの人とカメラマンに乗せられて「館山でSLを迎えようかな?」と思ってきました。沿線のカメラマンは延べ1万人はいたかも知れません。

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富山です。

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館山駅に降りる、観光キャンペーンのパンフレットがたくさん配られていました。
館山の駅のショーウィンドーに飾られたSLの模型や写真の展示物。

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駅構内のお土産屋にはこのようなものも売られていました。

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館山駅です。館山駅には10時58分に着き、科教協の3人の会員に会ったのですが、開催時間の13時には間があり「12時にSLが着く」というので、館山駅周辺を散歩するつもりでした。館山駅では、観光キャンペーンをやっているようで、まちかどミニ博物館があるようなので時間まで見学しようとしました。

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最初のまちかどミニ博物館。
自宅に帰った翌日、JRの駅で「房総八犬伝」というJRの宣伝パンフを手にしました。2月から4月いっぱいまで、行政もバックアップして「ちばデスティネーションキャンペーン」(行政は相変わらず横文字が好きですね。デスティネーションとは目的地というような意味のようです。)というのをやっているようでうす。SL運行もその一環のようです。

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昨年の4月に閉店した老舗の寿司屋を会場に紙人形の展示と観光案内をしていました。案内はNPOの方で、まだ慣れていないようでした。お茶とお菓子のサービスもありました。
昼食に良い所を紹介してもらいました。

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戦争遺跡を発掘している愛沢さんの本があったので3冊買ってしまいました。愛沢さんも、このイベントの仕掛人の1人のようです。サービスでお土産に貝をくれました。

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まちかど博物館の正面玄関。

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少し歩くと向かい側にも博物館。館山も空き店舗が少なくないようです。

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この博物館は安房水産高校の博物館。

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中身は文化祭の展示物のよう。貝のいろいろ。

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マッコウクジラの歯がおもしろい。

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真珠採取の器具。

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仕掛け網のいろいろな模型。

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さらに少し歩くと国立館山海上技術学校の博物館。海上技術学校って何?と思ったのですが、数年前は海員学校と言っていただそうです。

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やはり学園祭の展示物のようです。学生が丁寧に説明してくれました。

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この日泊る予定の幸田旅館。

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ここも空き店舗を利用した休憩所。

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隣は甲や鎧の製作愛好会の展示場。

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材料です。紙で作ります。30人程製作愛好会の会員がいるそうです。

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紹介してもらった有香というお店。

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有香定食ご膳1260円というのを食べようとしましたが、12時が近づいたので後で。

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駅近くではこのようなバザーが。

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入場券は140円で、並んでいましたが、私は駅に着いた際に、またSLを見に入りたいのですが、と言ったら切符を回収されませんでした。その切符で再入場。ホームではみなさん熱い視線。

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ようやくSL登場。

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サービス過剰という程、何度もうるさい程汽笛を鳴らしてホームへ。

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意外と乗客はそれ程乗っていませんでした。途中で降りたかな?

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客車の中。何か展示物でもあるのかな?と思ったら普通の車両でした。

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石炭車。

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運転手さんもベテランを配置しているようです。

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運転手だけでも5人もいました。

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車輪。やはりホームから撮ると迫力に欠けます。

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この構図はいいかな?

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この世代はSL何て縁がないと思いますが、若い世代もたくさんいました。

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こう見るとデゴイチも小さく見えますね。

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白いマークのSL南房総が目障りです。

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この角度が一番絵になります。

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シリンダー。

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運転手の大サービス。

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懐かしのプレート。

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石炭もサービスで配っていました。私も3個もらいました。しかし、この時質問しそびれたのですが、石炭ではないようです。後で気が付いたのですが、コークスでもないようです。粉炭というか、粉にした石炭を固めたもののようです。

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駅構内の外から見たSL。

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有香に戻って昼食です。ビールを飲みたくなるおかずでしたが我慢。

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隣は魚屋さんで有香と一体のようです。ここで調理しているようです。

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幸田旅館の裏手。

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バザー会場ではこのようなイベントも。SLは引き込み線に移動したようです。

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駅の向かいにあるまちかどミニ博物館。

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1階は海辺の展示物。2階は鉄道博物館になっているようです。

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戦争時代の館山の紹介です。

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手漕ぎ舟も展示されていました。

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型染めです。

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2階の鉄道博物館への階段。

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鉄道関係のいろんなものが展示されていました。

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これらの品々をどうやって手に入れたのだろう、と思います。

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こんなものも。

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レールの3種類。

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1951年の2月に館山に80センチの雪が積もったそうです。一番左下に写っている方が説明してくれました。SLの粉炭を固めたものについても話してくれました。

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安房高校です。伝統のある高校です。天文ドームもありました。

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正門です。

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化学講義室、という名前がいいですね。

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化学講義室内。

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化学実験室内。

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化学講義室にあった黒板拭き叩き機。結構前にいた先生が作ったものでしょうか立派に動きました。隣に黒板拭きクリーナーもありましたが。

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いよいよ研究会の開始です。これは、野曽原さんの考案したエタノールを使った燃料電池。

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簡易燃料電池の仕組み。

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アルコールを使う燃料電池の仕組み。

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ウィスキーでも起電します。

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簡易燃料電池作りの始まりです。まず、ステンレス網を塩酸につけます。

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電解液につけて、ステンレス網に電流を流し、パラジウムをメッキします。

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3分程慎重に。

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メッキ後、網をタッパーに合わせた大きさに2枚切り、セットし、間にキッチンペーパーを挟んで蓋をします。これに水酸化ナトリウム水溶液をかけて、水素を入れます。

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みなさん熱心に製作中。

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私は、昨年千葉高校で行われた高教組の教研に参加して、一度この燃料電池を作っています。そのため要領が分かっているので一番最初に出来ました。起電力もほぼ1Vのものが出来ました。

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私の電池を車にセットし、数10m?の廊下を1往復以上走らせました。どれだけ走るか確かめたかったのですが、野曽原さんによると、電池は10時間は持つ、とのことで最後までは諦めました。

CIMG4938.jpg車自体が調子の悪いものもあったようです。

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車のセットは1500円です。

神部さんの「電気技術史と情報化社会」は関東大震災での福田村事件を中心とした授業実践の報告でした。福田村(現野田市)事件について知らない方がほとんどでした。

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西澤さんの教材紹介。スターリングエンジン。

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静電気センサー。

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濃塩酸と水酸化ナトリウムとの中和実験。

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地層の断層モデル。
写真には撮れませんでしたが、携帯用しょうゆ差しを使った硫酸ナトリウム水溶液の電気分解と爆鳴の実験紹介は意外と好評で、早速授業でやってみたい、という声がありました。

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濱中さんが持ち込んだウミホタル。

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電気の刺激に反応して。

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超音波洗浄機での刺激に反応して。

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濱中さんは超音波洗浄機使っての刺激による発光は初めてやってみたそうです。

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濱中さんのウミホタル採集グッズ。

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幸田旅館へ。

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幸田旅館の案内図。みなさん4部屋に分かれて宿泊しましたが3階から1階までバラバラになりました。

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夕食会場の展示物。タヌキの剥製が変です。作り方がいい加減です。

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夕食のメニュー。1泊二食付きで5250円でした。
交流会費込で6500円。

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クジラも少しですがおかずに出ました。
夕食を摂りながら科教協千葉支部の総会も行われました。

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西澤さんの報告です。

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去年の夏、10日間の研修だったそうです。

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2階の部屋を会場にしました。

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ここからは資料の写真からの転載だそうです。

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卵で生まれます。

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小さな窪みに有袋類のように潜り込みます。

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乳腺です。まさに汗腺のように滲み出てくるようです。

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まだ子どもで毛は針状になっていません。カーソルのある所が尿と糞が出る所でまさに、単孔類です。

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大人になりました。

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舌が分かるでしょうか?

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上顎と足。

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このように丸まります。

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オオトカゲの巣と卵。

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1匹のハリモグラです。

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美しい海岸。

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エミュー。

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オオトカゲにとっても野生のネコが天敵だそうです。ネコ撲滅運動がされているそうです。左下はネコの毛皮。

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地元のスタッフが作ってくれた記念品だそうです。

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吉岡さんの退職を前にした報告。

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交流会です。

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西澤さんのハリモグラの針を使ったアクセサリー。

11時40分まで熱い交流がありました。実際暑かった。



11日(日)
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私の泊った部屋から見えた館山城。

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朝食です。コーヒー、ジュース飲み放題でした。

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早速、昨日の総会の続きの確認。

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昨日入ったお風呂です。舟風呂です。

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フィールワークへ。
館山城です。

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最初のポイント沼サンゴ層の見学です。

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ヒカリモの洞穴もあります。ヒカリモは太平洋戦争中の防空壕がたくさんあり、そこに溜った水の生息しているようです。

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みんさん沼サンゴ層に行く前にこのヒカリモに興味が惹かれ、なかなか目的地に行けませんでした。

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のどかな風景です。向こうに館山城が見えます。

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沼サンゴ層に行く道に見られる他のヒカリモ。こちらの方が見事です。

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丘に囲まれた畑が広がっています。

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先程の畑の手前側が沼サンゴ層です。

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碑が建っています。

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小屋のような建物に沼サンゴ層から採取されたサンゴが展示されています。

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立っている道の辺りが6000年前の海岸線にあたる沼サンゴ層だということです。ずいぶん掘り出されてしまったそうです。
「沼」というこの地域の名前に見つかったサンゴ層だから沼サンゴ層というのだそうです。

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次のポイントに行く途中、船の形をした国立館山海上技術学校が見えました。

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おだやかな海の景色です。ちょうど市民?駅伝大会が行われていて応援の人達が路上に見られました。

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付加体堆積物である西岬層。
付加体堆積物について説明を聞きましたが、よく私には分かりませんでしたが。

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講師の堀内さん。

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力が上下からかかり左右から引っ張られると出来るという脈状構造。

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一度見つかると、沢山見つけられます。

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次のポイントの磯笛公園。野島崎灯台のある所です。

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深海性の貝である硫化水素を栄養源にしたシロウリガイの化石が見られます。

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野島崎灯台です。

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シロウリガイの化石です。貝殻が厚いのが特徴です。

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館山方面に山道を北上した所に見られる第三紀、第四紀境界指標テフラKd38の対比が分かる千倉層。

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太い道路に造成中です。

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右手に小さく見えるトンネルが現在の道です。
もう1ポイントあったのですが、12時を30分程過ぎ、一先ずここで解散です。
ここで解散しました。

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館山駅に戻り、近くの夢庵で昼食を摂りながら事務局会議をしました。
今回の合宿の反省と今後の計画を話し合いました。
私は帰りは車に乗せてもらいました。渋滞で5時間かかりました。

Nさんからの投稿です。
 2月10日千葉県立安房高校で理科サークルが行われました。参加者14名でしたが、熱気あふれる研修会になりました。特に、20代前半の若く熱意ある若者が参加してくれ、明日の授業にすぐ使えると言って、喜んでいました。
 教員の大量退職時代を迎え、若い熱意ある教員の参加を呼びかけています。次回は、6月に研修会を実施する予定です。振るって参加してください。自分の知り合いに声をかけ、一緒に参加してもいいんじゃないですか。喜んで歓迎いたします。
 尚、このときの参加者には、実習で作った、水の分解装置と、キレイな周期律表をおみあげに、持ち帰ってもらいました。

事務局から
 去る2/10~11日に行われました冬合宿・支部総会・事務局会の報告です。
 みなさまのご協力ありがとうございました。 冬合宿参加者は、1日目14名、2日目11名でした。(若手の先生も数人の参加がありました。うれしい限りです)
 支部総会にて、2007-08年度事務局体制が決まりました。

事務局会で話し合われたこと
冬合宿反省、夏の学習会、次号コロイド、その他夏の学習会
 次回は、小学校教員対象の実験講座・実験紹介を行う方向で企画予定です。
 日時・・・6月16,17日あるいは23,24日の土、日あたり?
開催場所・・・松戸周辺(松戸サークル関連)か八千代周辺のいずれかで予定。
 詳細については、次回の拡大事務局会で再検討の予定。(3/22(木)19:00より予定、場所は後ほどお知らせいたします。)
次号コロイド(2月中発行予定)・・・冬合宿報告を中心に 、他連載

  次回拡大事務局会は、3/22(木)19:00より
 予定、場所は後ほどお知らせいたします。   
 議題:夏の学習会関係、次号コロイド、他事務局、他支部のみなさま・・・次回の夏の学習会について、ご意見、ご要望をいただけると幸いです。

皆さんからの投稿歓迎します。
2007.02.12 Mon l 科教協ちば 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
市川動植物園見学

 2月2日(金)千教研理科部会で、市川動植物園を見学した。何度か行っているし、隣の大町自然観察園は、何回も行った所である。
 有料である動物園は、10数年振りだろうか?一度、この10数年の間に一度位入った気もするが覚えていない。とにかく久し振りである。
 大町自然観察園は、谷津を生かし、遊歩道のコンクリートの橋が渡されているがほとんど手をつけない状態で保全されていて、松戸の21世紀の森とは好対照である。総面積は、圧倒的に21席の森の方が広いのだが、こちらの大町自然観察園も広く感じる。入り口近くにあるバラ園が余計だが集客力を図るための妥協の産物という話を聞いたことがある。私が、1年間何回か通って観察した様子は全農教のHP(http://www.zennokyo.co.jp/field/index.html)に公開されている。
 夏にはホタルの観察会も行われ、行ったこともあり、これも21世紀の森のものすごい人数のホタル鑑賞会とは好対照であった。しかし、私が行ったときがたまたまそう人が多くないときだったのかもしれないが。
 さて、今回の動植物園見学の方であるが、動物園の飼育係の方や学芸員の方が案内してくれて既知のこともあったが、説明を聞かないと気が付かないこともたくさんあった。
 動物園は開園20周年を迎えたそうである。
 そんなに広くはない動植物園だが、14時45分から17時ぎりぎりまで見学し、時間的には厳しい面があった。忙しく見た、という感じであった。

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動物園入口バス停付近

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同じく動物園入口 レッサーパンダが「売り」です。

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50m?ほど下ると入場ゲート。右脇を行くと自然観察園です。

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梨園等の民有地も含めた一帯を市川市では大町総合レクリエーションゾーンとして保全地区にしているようだ。

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自然博物館の会議室に集合

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会議室にあった竹細工のトンボの「やじろべえ」

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大町自然公園全景図

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動物園見学会へ

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階段を登ると動物園

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平日の冬は空いています。

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上野動物園にもあるふれ合いコーナー

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クジャクはメスからオス(オスの方がきれいです)へ卵巣障害等の原因で性転換するものがあるそうです。そんな話を昔聞いたことがあるような。5月6月が一番羽がきれいだそうで、その後秋にかけて抜けていくそうです。今は生え出しているところ。
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ふれ合いコーナーのミニブタ。イノシシ年なので人気だそうだ。ヤギの糞を食べていた。ブタは草食動物の糞をよく食べるそうだ。中国でもブタを飼うのは人の糞も含めて掃除させる意味もあるらしい。そういう意味では清潔好きなのかもしれない。

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ふれ合いコーナーのモルモット達。

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一般的なブタ。体長2m?近くありそう。身近で見られるのは久し振り。2匹ともメスブタ。オスブタはもっとビック。そう言えば私が昔初めて描いた油絵は大学で飼っていたオスブタだったっけ。

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ミニブタのオス。キバがあります。

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ロバ

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ロバ

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ウシとポニー。このウシはまだ若く妊娠もしていないので乳房も大きくなっていません。動物園のウシもBSE対策で耳には標識が付けられています。日本全国全ての付けられているとのこと。このウシは肉になることはなくのですが。
このように、このコーナーは、家畜農家が1件もない市川に、子ども達に「家畜」とはどのような動物かを見せるために設けられているそうです。

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いよいよレッサーパンダ。市川動物園ではレッサーパンダの盗難があって一躍有名になったのです。半年後に見つかり無事に戻って来られたそうですが。2003年のことです。レッサーパンダの繁殖では市川動物園は全国トップレベルだそうです。

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かわいらしく動き回る姿を撮るのは難しい。

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笹を食べているのですがよく分かりませんね。

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上記の2匹の親です。

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タヌキです。

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ミーアキャット

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警戒して立っているのです。サービスしているのではありません。本来は砂や土のある環境がいいそうなのですが、飼育員が掃除に入ると穴に潜って隠れてしまい、どこにいるか分からなくなり、誤って踏むと圧死してしまうことがあり、土を入れなくしたそうです。

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アナグマです。

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カワウソ

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サルのいろいろ。

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サル山です。上野に似ていますね。「もう少し変えたらいいのに」と思ってしまいました。

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鳥のためのフライングケージ。

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エミューです。身近に見られ、クチバシを閉じたまま低く鳴く鳴き声もよく聞こえます。顔付きや足を見るとまさに「恐竜の子孫だな」と実感します。

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私だけ、急いでちょっと離れたレッサーパンダとオラウータンのいるコーナーへ。ミニ鉄道もあります。

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レッサーパンダ舎。

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オラウータン。

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エサの準備です。これはサル用のもの。

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エミューのタマゴ。1年間で20個ほど生むそうです。タマゴを暖めるのはオスの役目。

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フクロウのエサのハツカネズミの冷凍。

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小型サルのためのエサにになるネズミの子どもの冷凍。

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エサの冷蔵庫。年間1700万円かかるそうです。

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レッサーパンダのエサの笹。水に付けておかないすぐ枯れてしまうそうです。

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休憩時間に私は急いで鳥のフライングケージに戻って見学。

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一歩通行の出口です。

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自然公園の見学。

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ここが入口。歩きながら学芸員の方と話すと、市川には市全体で自然関係で4人、歴史関係で4人の学芸員がいるそうです。

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バラ園。少々俗物的。

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谷津の湧き水が全て集るとこのような流れに。

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アカガエルの卵隗。例年よりかなり産卵が早いそうです。

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すでに生まれてオタマジャクシになったものもいました。

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コブシの芽。ずいぶん大きくなっています。

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公園開設時前より建っていた周辺住宅の汚水を流す管がかなり痛んで来たので、昨年工事し、新たに汚水を流す管を埋設したそうです。

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埋設工事の後がまだ残っています。

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観葉植物園。

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館内。

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館前にあるメダカのための池。

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ここだけは遊歩道から降りて良い所。

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カワセミ。ずいぶん人に慣れているのだそうです。

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自然博物館内の2階。

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3階

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ちょっとおかしな金魚。

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病気なようですが原因は分からないそうです。ちゃんと泳ぐ時もあるそうですが。

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館内で産卵したアカガエルのオタマジャクシ。

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アカガエル。

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17時に終わりました。

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出口の向かいにある農家の庭に咲くウメ。

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普段は有料(500円)だそうですが、この日は研修のため200mほど離れた臨時駐車場は無料でした。動物園は大人420円。自然公園は無料。博物館の見学は、動物園入口で「博物館の見学に来ました」と言えば無料だそうです。この日は動物園も研修のために無料でしたが。
2007.02.02 Fri l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲