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 21世紀の森と広場
 先日、私の関係する山の会で松戸にある21世紀の森と広場でバーベキューの集いがありました。
 21世紀の森(市民は「広場」は省略して言っている)は、松戸市のほぼ中央にある都市型の公園。ほんらいないはずの大きな石が配置されたりしているのは気に入りませんが、都市型の公園としては仕方のない?部分もあるのかも知れなせん。
 一部に野鳥観察舍や自然観察路もあります。ときどき、この公園からタヌキが道路に飛び出して轢かれています。10年以上前に、私も一度轢かれたタヌキを埋めて頭骨標本をつくったことがあります。公園に近くの住まいの方はウォーキングによく来るようですが、松戸市民よりも、他の市からの来園者の方が多い、という声を聞いたことがあります。今回参加した人の中で「20年以上松戸に住んで初めて来た」という人もいました。歩いて来られる所に住んでいられるのに。
 私も近くを通ることはよくあっても、年に2・3度は行くかな?

CIMG2394.jpg バーベキュー会場のあるアウトドアセンター

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公園東側全景

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公園西側全景

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2007.01.28 Sun l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
 朝鮮初級中級学校見学会に参加して

 11月の県教研の朝鮮学校との交流会の分科会の流れから、主に千葉県歴教恊のメンバーの呼びかけで、朝鮮初級中級学校見学会が1月20日(土)に行われました。
 昼食代も含んで参加費1500円。30名程の参加者がありました。私は、同期会の日(私は東京首都圏の30年来の万年幹事)でもあるので、少し迷ったのですが授業だけでも見てみようと参加しました。土曜日は月1度だけ休み。その休みも行事でないことも多いそうです。

 訪問してみて、やはり話だけと見てみることとは雲泥の差。
 全て授業はハングル語で行われているので、さっぱり意味は分からなかったけど、生徒の目が生き生きと輝いていることに感心しました。日本語は「日本語」という授業で使われるのみだそうで原則として日常会話も全て朝鮮語で話されています。英語の授業も重視され、バイリンガルの生徒の育成を目指しているそうです。理科の授業はちょうどなかったのは残念でしたが理科室も覗かせてもらいました。
 伝統文化の継承にも力が入れられ、特に最後の文化発表会での、踊りの女生徒の表情は心に深く残るものでした。
 給食も大変おいしかった。
 教職員との懇談会の始まる前に中座しました。東京での同期会参加のため、私は最後まで参加出来なかったのは残念でしたが、懇談会は16時近くまで行われたそうです。
 企画された諸先生方、朝鮮初級中級学校の職員の方々大変お世話様でした。

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新検見川駅で降ります。

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寒い曇り空でしたが八重のカンザクラが咲いていました。

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駅から10分ほどで着きます。閑静な住宅街のそう広くない敷地の一角に建っています。

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何て書いてあるか分かりませんが昨年開校60周年を祝ったそうです。

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校舎内の案内図。数少ない日本語です。

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2階建ての校舎から見た校庭。

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理科室です。きれいに整頓されていました。

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中級1年生(中学1年生)のクラス。数学の授業。

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中級2年生(中学2年生)のクラス。英語の授業。会話は英語と朝鮮語。

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中級3年生(中学3年生)のクラス。国語(朝鮮語)の授業。

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教師は若い教師が多い。理由は若くないと生活して行けないような給与だからでもあるようだ。女性教師の服装はチョゴリ。
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校内のサンダルが可愛らしいので撮ったのだけど。


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1階の廊下。

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初級4年生(小学4年生)のクラス。算数。グラフの授業。

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初級5年生(小学5年生)のクラス。社会、地理の授業。

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初級6年生(小学6年生)のクラス。算数。比例の授業。

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AETによる初級123年生(小学123年生)の合同の英語の授業。

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板書が進んでからもう1回まわりました。各学年単学級です。中学3年のクラスが一番生徒数が多いかな?初級123年は合同でしたからよく分かりませんでした。

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やはり金日成の肖像画が気になります。前々から朝鮮学校には肖像画がある、ということを聞いていてダークイメージを持っていた。そのことをぜひ聞いてみたいと思っていたのですが、懇談会に出られなかったので聞けないかな?と思っていました。しかし、昼休みに校長先生と廊下で話す機会があり、質問してみました。
 正面には掲げず、子どもとの集合写真になっている。掲げなければならない、ということはない。ただ、同胞のみなさんに多大なる援助のもとに(日本側からの支援はほとんどない)造られ運営されている学校なので、掲げないと、何で掲げないんだ、というような声もあるようです。
ということのようです。ハングル文字は読めないが、この金日成の肖像画は除いて、政治的?なメッセージ性のあるものはほとんどないように思えました。

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数学の授業です。

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教科書もハングル語。

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算数。比例の授業ですね。

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この姿はやはりいいなあ。教育の原点です。

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校長先生からの学校説明。

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給食室の厨房。なんと78歳の調理員さんが主に切り盛りしています。40年仕事されているそうです。

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牛筋のスープがうまい。おかわりしましたが一度が限度ですね。

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やはりキムチ。サラダも山盛り。

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おいしくいただきました。

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文化発表会で歓迎してくれました。合奏です。

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民族楽器の演奏です。中央の楽器はバチで叩くピアノです。

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民族舞踊です。

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この表情が素敵です。

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狭い講堂ですが目一杯使って激しく踊ります。

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教職員の方々との懇談会です。

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自動販売機がありました。

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タイルの壁画。

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残念ながら13時30分過ぎに校舎を後にしました。
2007.01.28 Sun l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲
科教協ちば 冬合宿案内

2007年2月10日(土)11日(日)

会場 安房高校map.gif


宿 幸田旅館(0470-22-3258) 館山市 館山駅から徒歩3分(サムネイルをクリックしたら大きな画像になります)
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日程(予定)
2月10日(土)
13:00 受付
13:30 1)教師向け教材研修会(会場:安房高校)
       (燃料電池 講師 野曽原さん)
      2)授業に関するレポート
       (電気技術史と情報化社会 神部さん)
       (地層モデル・水の電気分解・静電気センサー 西澤保雄さん)
17:30 移動・休憩・夕食(以後、幸田旅館)
20:00 夜の講座
        ・「科教協から学ぶー退職前に考えるていること」(吉岡さん)
        ・「カンガルー島のハリモグラとオオトカゲ」(西澤すみさん)
21:00 懇親会
2月11日(日)
 9:00 地学巡検(フィールドワーク)沼サンゴ・西岬層など
      (講師 堀内さん)
12:00 解散

参加費 2日間参加 1000円 どちらか1日のみ参加 500円
宿泊される方 5250円(朝夕食付)
宿泊申込 1月31日(水)までに 事務局長の溝呂木まで
幸田旅館に直接申込んでも可です。
宿泊されない方は、申込しておかなくても当日の参加も可能です。

13:00から事務局会議が行われます。
(時間の都合のつく方はどなたでも参加出来ます。)

ふるって参加を


12月8日(金)に望年会・事務局会議が8人の参加で津田沼の千春にて行われました。
先年度、本年度の活動の総括が行われ、来年の冬合宿、次年度の方針が真面目に話し合われました。

1月19日(金)の事務局会議は7人の参加で津田沼の千春にて行われました。
冬合宿の細案について討議し確認しました。


2007.01.22 Mon l お知らせ l COM(0) TB(0) l top ▲
冬休みの管理人の理科的活動

管理人の冬休み 房州アルプスと嵯峨山
全国的に大荒れという気象条件の中、南房総の山々を歩く
車で6時発
房州アルプスは山仲間での通称で一般化はされていない。同行のメンバーも1人も行ったことがない。房総の山は生活道路が入り組んでいて分かりづらい。
まず、登山口を見つけるのが一苦労である。ようやくたどりついたが、先がどのようなっているのか、山と渓谷社のガイドブックはあっても、まるでミステリーツアー状態。分岐の道が何度かあり、道案内の「テープ」のつけられた所もあったが、はっきりしなかった所もあった。目的のスイセン畑とミカン畑のある内台までたどり着き、車を停めた登山口までUターン。
この道はアップダウンは少ない。二等三角点のあるピークでも267m。東京湾や房総の山々を展望しながら歩く道である。日射しが出ることが多かったが、とにかく風が強く、冷たい。房総の山々には何度かこの時期、来ているが、数年ほど前にはTシャツで歩いたこともある。今回はいちばん寒かった。

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房総の山々
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途中にある露岩のテラス

午後は、スイセンピークと嵯峨山に。
房州アルプスに比べると、この嵯峨山の方は、よく知られている。
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山の名がどうして、このような上品?な名称なのか分からないが、スイセン畑のある登り口に竹林が多いせいであろうか。
スイセンは曇っていると色が映えない。日射しを浴びると白と黄が映えて来る。スイセンの香りが吹き飛んでしまうような風だったが、風の吹きだまりになるような場所では強い香りがした。
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房総の山々は標高は高くても300m少し。多少アップダウンがあり、急登もあり、狭い尾根道もある。この嵯峨山も典型的な房総の山である。
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道中、スイセン畑に「スイセンを摘まないように」という看板があちこちあり、「当然」と思いながら歩いていたが、山道にはみ出して生えているスイセンも多く、中には昨日の暴雨で道ばたが崩れ、球根が剥き出しになっって転がったスイセンも少なくなかった。
下山して、スイセン畑の車を停めた所に戻ったら、バイクでスイセン1束200円で販売に来ていた。

帰りに保田駅近くの国道127号沿いのある漁協直営の食事処「ばんや」に寄る。15時過ぎだったのにすごい来客数で、座ることができるまでけっこう待った。
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同行者の1人が頼んだ850円の寿司 私が頼んだ1450円の「ばんや寿司」
せっかく来たのだから、と「ばんや寿司」を頼んだが「アナゴやタマゴのネタが違うけど850円で良かったな」と反省。なにしろ持ってきた店の人がどっちが「ばんや寿司」か、分からなかったくらいである。
それに、寿司を食べながら、参加者の会計を計算したりしていたので、落ち着いて食べた気がしなかったのだ。これに+して、2100円の金目鯛の煮付けを9人で食べたのだった。

スギの花粉が飛び始めているのであろうか、翌日は少々花粉症状態である。

管理人の冬休み 茨城自然博物館を見学
企画展 種子の不思議を科学する に行ってみたかったので
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招待券が手に入った ということもあるけど…
招待券がなくても行ったかもしれない。

茨城自然博物館に行く前に、何年も前に行ったことのある渡りのコハクチョウを観察出来る菅生沼に寄る。菅生沼は南北に川で繋がっていて南は博物館前まであるのだけれど、ハクチョウを間近に観察出来るのは、北にある沼である。コハクチョウは、まだ羽毛が十分生え変わっていなかった。岸辺の身近でエサをあさるカモ達の動きが愛らしい。
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種子のことは、神奈川科教協会員のN氏(京都大会で同じユースホステルの同室に泊ったことから偶然知り合った仲間)が種についてのオーソリティーで、それ以来興味を持っている。
今回の企画展には、多分N氏は関わっていないようだが(協力者の名にはなかったので)基本的にはN氏が、科教協大会のナイター等で発表している流れと共通のものがあった。むろん博物館なので、種の未来のこと等のより広範囲な話題を扱ってはいる。
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館内から見える菅生沼にも遠く小さく見えるけどコハクチョウが見える。
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茨城自然博物館は1月2日から開館していた。ちょっと前には1月は4日か5日頃からだったような気がするけど。
館職員の皆さんご苦労さまです。


私(管理人)は、多分4回目位の訪問だと思うけど、初めて屋外(有料)も見学した。いつも館内を見学するだけでくたびれたり、見学する時期が夏だったりするので、屋外は省略していたのである。
屋外の施設もそれなりに見応えはあったが、園内の岩石の展示方法には違和感があった。

このような施設や
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このような施設や
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このような施設があった
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「タネのふしぎ」という幟旗が博物館への道の道路脇に、数百m前から何本も掲げられていた。
茨城自然博物館は開館して12年たち、全国的にも知られていて、入館者第1位になったくらいの博物館だが、少し施設の「くたびれ」も見えた。博物館も「構造改革」の嵐が襲い、予算が厳しくなっているのは分かるが、あのような「タネのふしぎ」という幟をたくさんたてる予算を、屋外の掲示物の破損の修復等に回した方が良いのでは?と思った。




管理人の冬休み 水上へ家族旅行した際に寄った理科的な場所
(歴史的民俗的なものは除いています)

みさと公園 外環の三郷南入口に入る直前に寄れます。
前々から、水元公園から見えるあの公園はどこだろう?と気になっていたところです。
たくさんのユリカモメも飛んでいました。5mほどに近寄っても逃げませんでした。
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水元公園にはみさと公園の南端の自然観察園から入れます。
元水産試験場がずいぶん整備されていました。
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翌日、利根川の水源にあるダムの一つ須田貝ダムを見学しました。水源は矢木沢ダムの上流ですが冬期は通行止めです。
須田貝ダムの地下にある発電所は、要予約とのことでしたが、当日行ってもOKの場合が多いようです。
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須田貝ダムは日本で初の地下式の発電所(出力増加と防雪のため。環境調和というのは最近あとからつけた理由だろう)で、揚水発電(夜間電力での揚水)が行われている。戦後1952年より建設が始まり1955年に完成したそうである。1935年には計画されたそうだ。延べ140万人の人員と61億円の工費で作られたそうだが恐ろしい金額である。 (当時の歳出8500億円)
最大出力は4万6200kW。
一般家庭約3万世帯をまかなう量。当時だったらその10倍以上の世帯へ供給可能か?

私が興味をそそられたのは、戦後7年目の資材も乏しいであろう時代に「よくこのようなダムが建設出来たものだなあ」ということ。庶民がようやく飢餓状態から脱出出来たかどうか、という時代である。なにか、よくも悪くも日本国家機構の底知れぬパワーを見せつけられた気がする。
八ツ場ダムのことにも思いを馳せた。


谷川岳がくっきり見えました。
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藤原ダムの標識に書かれたマイナスイオン値。尾瀬高校が調査したそうだけど…ウーム?
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水紀行館
淡水魚の小さな水族館と水上の紹介コーナーがある。道の駅でもあり、諏訪峡の入口でもあります。
最寄りの施設に置いてある割引券を使いましょう。(300円→200円)
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翌日雨だったので、天一美術館(建築学的に一見の価値あり。入館料1000円は高いけど。水上のいろんな施設で100円引の割引券が置いてある)を見学した後に谷川岳ロープウエー乗り場へ。天神平は雨らしいのでロープウエーには乗らず、乗り場のみ見学。一の倉沢への道も冬期閉鎖。
最寄りの土合の駅に寄る。一見の価値はありますが、谷川岳登山をする登山者にとってはホームから駅舍までの486段の階段は、どうってことないようです。
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水上からの帰り道、雨が上がってきれいな虹が谷川岳方面に出ました。
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この日は風が強いけど5月並の気温。
翌日からの寒気で30日までに水上方面は90cmの雪になったそうです。
昨シーズンは、3mの積雪で大変だったそうです。
2007年はどうでしょうか?

2007.01.08 Mon l 活動報告 l COM(0) TB(0) l top ▲