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松川事件探訪と岳温泉
 国民救援会千葉県本部
                             4月21日(日)

 福島に行って来ました。松川事件は1949年に起きた列車転覆事件によって、20人の日本共産党員を含む労働者が不当に逮捕され、一審二審で死刑を含む判決が出されたという謀略事件です。最高裁で差し戻し判決が出て、全員無罪となるまで14年かかりました。真犯人はいまだ明らかになりませんが、米軍を含む何からの謀略機関が関わったのは明らかです。現在も、選挙が近づくと「北朝鮮」に関する報道が盛んになります。報道機関がアメリカに牛耳られていることが露骨になっている時勢に松川事件から学ぶことはたくさんあります。
 三春の滝桜を初めて見ましたが、ピークは少し過ぎていました。一方、周りのソメイヨシノは満開に近づいていました。福島でも雪の中の桜は珍しかったようです。放射線を県内各地で測定しました。

 行きに昼食を摂った二本松市の隊士館前の大隣寺のある場所では1mの空間線量でγ線 1.132μSv/h でした。
 福島大学内の松川資料室では90歳になろうとされている元被告の阿部さんに説明していただきました。室内には松川事件を支援した若かりし頃の松本清張や水上勉らの写真がありました。
2013.04.22 Mon l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
今日は投票日
                            12月16日(日)

 正直言って、結果が楽しみよりも、大変不安。今後、どうなっちゃうんだろうな?という気分である。
 結果がどうなれ、権力を握ったものは、余計なことを庶民に押し付けずに、庶民の力に依拠し、庶民の自発性、自主性に任せて欲しいものである。ただし『弱者は必ず守る』ということを保障することこそ、権力を握るもののするべきことでしょう。

 昨日、松戸の文化ホールであった日本リアリズム写真集団松戸支部写真展の出品者であるEさん(女性)の自家製のお守り。東京新聞の写真から自ら作って、バックに付けて歩いているそうです。Eさんは、私よりもずうっと前からテレビなし、今はパソコンもなしの生活だそうです。
2012.12.16 Sun l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
原発10ケ所爆発しても日本人は怒らないのか?

                              12月10日(月)

 総選挙を前にして、さまざまなマスコミが原発を推進して来た張本人の勢力の圧勝を予想しています。がっかりしてしまいます。
 私は、日本の原発が1カ所でも爆発したら、全ての原発は廃止されるだろうと今まで考えていました。そう考えていた私はたいへん甘かったようです。
 多くの日本人は10カ所位の原発が爆発しないと自覚できないのでしょうか?いや、そうなっても分からない人は分からないように金権マスコミが巧妙にごまかし続けるのでしょうか。まあ、そこまで行けば日本人は絶滅するでしょうが。
 いや、一部の日本の金持ちはさっさと安全なところに逃げてしまって、日本人?は希少動物として生き残るでしょうけど。
 それとも放射線に強い新人類が生まれて、金持ち?も含めて現人類は絶滅かな?
2012.12.10 Mon l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
サーカスを観た

                           11月5日(月) 

 今日は、昨日の授業参観の代休で、職場にあった招待券(おそらくいつも職場に押紙を置いていっている読売新聞の販売店からのもの)で木下サーカスを見に行って来ました。女房は別の用事があったので、私1人で車で川口まで行って来ました。外環を使おうかな?と思ったのですが、結局行きも帰りも一般道。行きは1時間少し、帰りはカーナビ通りに行ったら、時間がかかるコースで1時間30分かかりました。多分、私は生でサーカスを見るのは(子ども劇場でステージ上でのコンパクトにまとめたものは見たことがありますが)初めてと思われます。「ぞう列車合唱団」で「サーカスがやって来た」を歌ったことがあるのにね。
 と思っていたらずいぶん昔にまだ10代の頃に招待券でボリショイサーカスを見たような記憶があります。されも札幌で。違ったかな? 
 木下サーカスのサーカスは「ただ」にしては、しっかりとサーカスで(当たり前でしょうが「ただ」なので不安があったのです)「なるほど」と思うことがたくさんありました。猛獣使いは、動物虐待かな?と思うところもありますが、これも伝統文化?かな?と思ったりしました。いろいろ「文化」について考えてしまいました。曲芸においては、重心の使い方など「科学のタネ」もいっぱい見られました。
 無料招待の人が多いのでしょう、2000人入るテントは満席でした。やはり、代休なのでしょうか、意外に子どもたちも多かったです。

2012.11.05 Mon l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
見直すべき 伊勢騒動(伊勢暴動)
もっと掘り起こすべき
「竹槍でちょい(ドン)と突き出す二分五厘」


                   10月15日(月)

 ひょんなことからウィキペディアで見つけた伊勢騒動。これはすごい事件である。1876年(明治9年)12月に三重県松阪市を発端にして、いわゆる地租改正に反対した農民が起こした暴動が時の明治政府を動かした。地租を3%から2.5%に下げさせたのである。当時の政府の独裁的なリーダーは大久保利通。暴動は三重県にとどまらず、愛知県、岐阜県にも広がった。処罰者は実に5万人以上にのぼった。ということは10万人以上がおそらくなんらかの関わりを持った、であろう。現在の人口にあてはめれば、30万人以上は下らないであろう。
 これはすごい運動である。どおりで、松阪や伊勢は意外に農民運動や部落解放運動の伝統がしっかりと脈打っている訳である。戦前の1933年に、すでに松阪市のある町では、区長選挙を18歳以上の男女が行っていたそうで、その地域を「松阪ソヴィエト」と呼んでいたそうである。
 そのような歴史をきちんと私たちの世代は学ばなかった。「地租改正反対の一揆が全国で起きた」という通り一遍の知識は持っていたが、具体的な話はほとんど学んでいない。現在の高校の教科書にはそれなりに書かれているようだけど、今どきの高校生はきちんと学んでいるのだろうか?
 伊勢暴動と言われ出したのは、1920年前後で、それまでは藁焼き暴動(藁を焼いたのが暴動のきっかけになったので)、伊勢農民暴動などとも言われていたそうだ。「東海大一揆というべきである」という現代の学者もいる。
2012.10.14 Sun l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲